前へ目次 次へ 3/4 3 ハイオーク達は私に目もくれず、巨大な岩の上に立つ1人のハイオークの男の元へ集っていたのだ。 ここでは私はサンクチュアリの街で怯えるドワーフのようだ。私がドラゴンだったら彼らを見ただけで逃げ出すだろう。 岩の上に立つハイオークの男は声高らかに叫んでいたのだ「エボニーを倒した!」と。 集ったハイオークらのヒソヒソ話を聞くに、名の知れたドラゴンのようだ。 彼らのおかげか。私には初耳だった。 勇ましい彼らですら手を焼くドラゴン。一介の探検家に過ぎぬ私には到底理解きない存在だった。