前へ目次 次へ 2/4 2 文字を読むのもおぼつかない君は安心して欲しい。私はこうして本を書き終えた、その事実があると言う事を。護衛を雇うという下世話な事はしていない。 なぜなら私は幸運だからだ。私は生涯をディアーナに捧げてきた。自然を慈しみ、自然を尊む心。全てを、体、心、そして魂へと刻んできた。自然の中ではディアーナの加護は最も偉大になるのだ。私はその事を証明し続けてもいる。 無事にニーベルンゲンに到着した私を待っていたのは意外な者達だった。