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そう言われてもなぁ

「そこ。」


彩音は電信柱の向こう側を指差した。片岡は電信柱の向こう側を見ようとするように首を傾けた。


「じゃあね。」


家にまで来られてはたまらないと、彩音は片岡を制して電信柱の向こう側へと歩みを早めた。


「待って!」


片岡は彩音が鞄を持っている左腕を強くつかんだ。彩音には嫌な想い出が蘇った。そのくぐもった表情を片岡は見て取った。きっと噂を聞いていたのだろう。とっさに片岡は彩音の腕を放した。


「ごめん。…でも、ちゃんと考えて欲しい。理科クラブのこと。」

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