157/177
で、信号は渡ったけれど
「ああ、学校では内緒なんだけどね、…お兄ちゃん。」
彩音はなにか質問してもいいのか迷っていた。そして信号はまた赤に変わった。
聞きたいってなにを?ハシゴがお兄ちゃん?片岡さんの?名字違うのに?なんでそんなことアタシに話すの?しかもいま?
そして彩音がなにも言えない間に信号は青に変わった。片岡は信号を渡り始めた。彩音は着いて行った。
片岡は右へ曲がった。彩音は左へ曲がった。片岡はそれに気づき、彩音の後ろを追いかけた。
「ああ、学校では内緒なんだけどね、…お兄ちゃん。」
彩音はなにか質問してもいいのか迷っていた。そして信号はまた赤に変わった。
聞きたいってなにを?ハシゴがお兄ちゃん?片岡さんの?名字違うのに?なんでそんなことアタシに話すの?しかもいま?
そして彩音がなにも言えない間に信号は青に変わった。片岡は信号を渡り始めた。彩音は着いて行った。
片岡は右へ曲がった。彩音は左へ曲がった。片岡はそれに気づき、彩音の後ろを追いかけた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。