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で、結局座るんだけどさぁ、

「小山さんも、どうぞ。」


片岡にそう言われると、彩音も席に座らずにはいられなかった。片岡はどこか威圧感があるというか、決して脅迫されているような感じではないのだが有無を言わせぬところがあった。班ごとに腰掛けられる理科室の大きな机の、二人が座っているところから一番遠く、斜向かいに彩音は座った。ハシゴはコーヒーが入った紙コップを、机の上を滑らすように彩音に渡した。続いてミルクドリップが入れられたのと、個別包装された角砂糖が入れられた蓋のない瓶もそれぞれ机の上を滑らせるようにして、彩音の方に差し出した。

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