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なんだかなぁ

彩音はこのハシゴの飄々とした感じがとても苦手だった。喜怒哀楽も感じられず、ただ淡々と進められる授業。まだ三〇歳はいっていないだろうに、ある種の諦めなのか余裕なのか。なぜ片岡があんなにもハシゴに懐いているのかもまったくもって理解できずにいたのは彩音だけじゃなかった。


「帰ってもいいですか?」

「待って!」


間違いなくハシゴは「うん」て言いかけてたのに、理科室の奥でまだ片付けを続けていた片岡は彩音の方に振り向きもせずひときわ大きな声で告げた。


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