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猫を探してたんだけど
ん?と思って彩音はまた左へ左へと向かった。テニスコートはこっち、職員室はあっちと方向を確認した。ネコを求めて生け垣の茂みの中を見ながら中腰になって進み、またガサッと音がしたのでそちらを向くと、生け垣の右端に立っていた。
なんとも納得がいかない。ううんと頭を左右へ振ってしまった。
「ネコか、お前は?」
声の主の方を振り向くとカメがそこに立っていた。
「なにやってんだ。早く教室に戻れ。」
「あ、…はい。」
彩音は仕方なく玄関の方へ向かった。
ん?と思って彩音はまた左へ左へと向かった。テニスコートはこっち、職員室はあっちと方向を確認した。ネコを求めて生け垣の茂みの中を見ながら中腰になって進み、またガサッと音がしたのでそちらを向くと、生け垣の右端に立っていた。
なんとも納得がいかない。ううんと頭を左右へ振ってしまった。
「ネコか、お前は?」
声の主の方を振り向くとカメがそこに立っていた。
「なにやってんだ。早く教室に戻れ。」
「あ、…はい。」
彩音は仕方なく玄関の方へ向かった。
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