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オモシロイヒトめっけちゃった
これ以降、彩音はときどき自由室に行くようになった。佐伯先輩が面白くって気になるから、その動向を見ていたかった。決してバカにしてる訳ではなかったけれど、突拍子もない様子が面白かった。自由室の絵がどうとか、教室に居づらいとか、そんなことではまったくなかった。佐伯先輩はなかなか親しくはなってくれなくて、距離を保たなきゃいけなし、話もあんまりできないどころか、ほとんど目も合わせてくれないけれど、彩音にとっては「面白い人」だった。
これ以降、彩音はときどき自由室に行くようになった。佐伯先輩が面白くって気になるから、その動向を見ていたかった。決してバカにしてる訳ではなかったけれど、突拍子もない様子が面白かった。自由室の絵がどうとか、教室に居づらいとか、そんなことではまったくなかった。佐伯先輩はなかなか親しくはなってくれなくて、距離を保たなきゃいけなし、話もあんまりできないどころか、ほとんど目も合わせてくれないけれど、彩音にとっては「面白い人」だった。
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