その2人、友達となり、教わりそして分かれる1
僕はリンネにこの裏山の僕のお気に入りである木の実や果物がある場所を教え、一緒に木に登ったりして遊んだ。
リンネも木登りが得意らしく、僕に負け時と楽々登ってくる。
女の子でここまで木登りが得意な子は正直意外だ。
「リンネは木にはよく登るの?登るのすごく上手だけど。。」
「うん、木のも登るのは昔から大好き!」
リンネはそう答えると軽やかに木を登っていく。
「僕も負けないけど、ここまで上手く登れる子が僕の他にいるなんて。。」
と白夜は驚いた。
木の一番上まで行くとリンネは手を上にかざした。
すると、何か波動のようなものがリンネの手から円状に広がっていくのが分かった。
「リンネ、今なにしたの?」
「白夜はこれを感じることができるの?」
「うん、何か波のようなものが広がっていくのが分かったけど。」
「これは”索敵”の魔術よ。近くに悪意のあるものがいないか調べることができるの」
「魔術?それはまじないとかの仲間なのかな?」
「んー、そうだよ。まじないは精霊にお願いしていろいろな現象を発現させるんだけど、
魔術は精霊に自分の力を与えて使役する感じかな。」
「へー、そんなことができるんだ!凄い!!それって僕にもできるのかな?」
「白夜はさっき私の魔術の波動が読めたみたいだから才能あると思うわ」
「やった!もしよかったら教えてもらえないかな?」
「初歩的なものならいいわ。この山の事を教えてもらったお礼にね。」
「ありがとう!!で、早速質問なんだけど、良いかな?」
「うん、分かる範囲で答えるわ。」
「じゃあ早速。魔術ってどんなことができるの?」
「そうね。。精霊を使役していろいろな事ができるわ。例えば、、」
と言い、リンネはおもむろに掌を上に向ける。
「風の聖霊よ、我に力を」
と言うと、上に向けたリンネの掌の上に風が圧縮して回り始める。
「これを”風玉”と呼んでいるわ。これを投げたり、直接当てると相手に大きなダメージを与えることができるの。」
「まずはこれから始めましょう」
「はい、リンネ先生!」
「先生って恥ずかしいな。。うん、頑張ろうね。」
と言うことで、魔術を教えてもらえることになった。




