表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自切は最強スキル  作者: つい
5/19

初の食事

尻尾のステータス見て気づいたけど、念話にはレベル表示がない。全てのスキルにレベルがあるわけではないみたい。

それから、鑑定で見られるステータスは最大値のことっぽい。つまり、体力100あって20ダメージ受けても、鑑定で現れるステータスでは100と表示されるということだ。

今の自分の正確な強さがわからないのは辛い。


お腹が減った

尻尾食べようかな。もう一人旅でいいや。


[私食べても美味しくないから!やめて!]


冗談


[よだれ拭けよ]


そんな会話をしていたとき、前方の草むらが揺れる。


ピョン


バッタ?みたいなやつが現れる。


!?


なんだこの感じ...

バッタ(仮)がすごく美味しそうに見える。

よだれ止まらない...


[元人間としてどうなの?]


べつに人間でも虫は食べるし。

私は食べたことないけど


とりあえず鑑定してみる。


<グラスホッパー>

昆虫型の魔物

魔物だがステータスは全て最低値に近く、

危険性はない。

ペットとして飼われることもある。


そうかペットとして人間とかと共存してみるのもいいな。

いや、でもそれだと強くなれないし、ブクブクに太らされて、トカゲステーキになってしまうかもしれない。

できれば人間と仲良くしたいな。


色々考えていたらバッタ君が遠い。

逃すか!

走って体に噛み付く。

歯がないから咥えているって言った方がいいかな。

お腹柔らかいから頭押さえつけて喰い千切る。


うまい


もう一口


苦い!?


なんか内臓っぽいの食べたみたい。


内臓は残して肉を食べる。

食事を終える頃にはお顔が体液で汚れていたけど気にしない。


[グロい...]


そんなんじゃ生き残れないぜ!


[なんでそんな元気なの?平和な日本にいたのに]


自分でもわからん。


食べ散らかしたまま移動を再開する。



次は寝床が欲しいな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ