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無限の少女と魔界の錬金術師  作者: 安藤源龍
登場人物・用語解説
50/265

新生アトリウム王国魔騎士団七魔将

第四部『月の魔力は愛のメッセージ』に登場するライバルたち、王国魔騎士たちのプロフィール。

随時更新。

ちなみに八人居ます。




【睡血将 エルネスト・ノクテルヌ】


性別…男

年齢…22歳

身長…182cm

種族…ヒューマー

誕生日…9/12

家族構成…祖母、母、伯母、叔母、姉、妹

特技…どこでも寝られる、大食い

好きなもの…戦闘、子供、動物、睡眠

嫌いなもの…気圧変動、朝日、風呂

一人称…俺

・最近買ったもの…古本屋に売っていた超高額な体術の指南書

・最近の悩み…甘いものを食べると眠くなる、しゃがみ込んでから立つと死にそうになる


 七魔将きっての戦闘狂。戦うことそのものが目的であり、勝敗にはこだわらない為、あえて格下と同等の試合を演じるなど、その性質は徹底的。

 後述する武器の影響か、常に低血圧気味でテンションが低い。

 雰囲気こそだら~っとしているが、戦闘以外での価値観は割りにマトモ。相棒であるフェオ=ルのブレーキ役になることもしばしば。

 士官学校を卒業したばかりで、実はネロの先輩にあたる。

 シンディと同じく絶対女系の魔女の一族から生まれた魔訶と呼ばれる突然変異個体で、里では奴隷同然の扱いを受けていた。


・得意魔法…【吸血剣ダーインスレイヴ】

 先祖代々に伝わる呪われた鎧、籠手、剣の三種の神器。持ち主の血と引き換えに絶大な身体能力や魔力を授け、また殆どの魔法を弾く強力な耐性を得る。

 しかし持ち主の血を無限に吸い尽くすこと、回復魔法すらも弾くこと、血を吸い過ぎるとキャパシティオーバーを起こすなど弱点が多く、短期決戦型の兵器ともいえる。

 血の量を調節すれば威力も自在で、まず相手と本気で戦いたい時間が欲しいエルネストにはうってつけの機能。



【緑賢将 フェオ=ル】


性別…女

年齢…300歳以上

身長…190cm

種族…妖精(ハイエルフ)

誕生日…2/19

家族構成…母、娘(どちらも故人)

特技…禁呪

好きなもの…豊かな自然

嫌いなもの…短命種とその文明、吸血鬼、アンリミテッド

一人称…我

・最近買ったもの…万年筆の替え

・最近の悩み…相棒がアホ


 エルフの原種である妖精王を祖とする古代エルフの末裔。妖精種としての羽を失ってはいるものの、先祖から脈々と続く魔術形態を受け継ぎ、自らも強力な禁呪・古代魔術を連綿と紡いできたエキスパートで、それらを長らく管理してきた一族でもある。

 紆余曲折あった結果、一部を除いた人間種や吸血鬼を憎悪している為、口を開けば罵倒が飛び出すめちゃくちゃ怖い人。

 モビーディックの街の商人・ウー・オッジ・シダーウッドとは、二十数年前にコンビを組んでいた腐れ縁。他にもセージ校長や、現在の魔法庁長官とも因縁がある。

 現相棒のエルネストのことは憎からず思っており、酔うと懇々と説教するくらいには気に入っている。

 先代アンリミテッド、そして七曜の剣とも深く関わる立場にありながら、それらの主軸に立っていた娘や同胞を救えなかったという無念により、一種の自罰衝動を抱えている。

 すべてに絶望し、自死を選ぼうとした折に現在の国王エセルバードから声を掛けられて改心。せめて散っていった者たちへの手向けになるようにと、月、アンリミテッド、七曜の剣についての謎を暴く為、七魔将となることを決意した。

 ヴェインのことは立場上認めることは出来なかったものの、ミュ=ナの幸せが彼にしか無いことも理解していた。



【狂霊将 シルヴィウス・シファー】


性別…男

年齢…25歳

身長…187cm

種族…獣人

誕生日…12/26

家族構成…父、母、姉、妹

特技…肉や魚の解体が一瞬で出来る(調理は出来ない)、指の関節がすごい鳴る

好きなもの…死体、死霊、怪物、怪談、読書、狭いところ、生肉、採血

嫌いなもの…生者、明るい場所、賑やかな場所、小動物、子供

一人称…僕

・最近買ったもの…実験台の高速具を留めるボルト

・最近の悩み…目の下のクマが消えない


 13歳の頃に書いた死霊術の論文、『魂の解剖』がベストセラーとなった天才死霊術師。

 ごく普通な少年だったものの、ある時にラプカの魔女が書き残した禁書である『風の聖霊』という蘇生術の物語を読んで以来、“理想の怪物を創る”という夢に囚われている。(この本の内容で、死んだ人間に別の魂を降ろす等、という禁忌に触れるような降霊や死霊魔術を多く紹介していたため。)

 過去にも大量の死霊を召び出し、あわや王都陥落の大事件を引き起こしており、聖魔導ギルドでは伝説のサイコ野郎として語り継がれている。

 生きとし生けるもの全てが実験体という、自他共に認める犯罪者予備軍。魔騎士になってなかったら本当にシリアルキラーとして処刑されてたかもしれない人。むしろ危なさ過ぎるので飼われてる。800年前の英雄を呼び出す術は、彼とフェオ=ルの共同開発によるもの。

 陰気な薄ら笑いと笑えない冗談が特徴だが、本人は気さくな態度を取っているつもり。

 何気に現在、魔法庁に留置されているグリムヴェルトに唯一友好的な人物でもある。目的はもちろん、解剖。


・得意魔法…【ゴッドライク・サイエンス】

振子(ペンデュラム)の魔力に引き寄せられた悪霊を自在に操る死霊・降霊魔術。

悪霊の怨念が強ければ強いほど頑丈な兵士として扱うことが出来るが、必ず魂の依り代になるものが必要。また依り代は動物を模した五体であることも必須条件で、頭か四肢が傷つけられてしまえば、悪霊はたちまち霧散する。



【金剛将 ディアマン・オブシディアス】


性別…男

年齢…33歳

身長…185cm

種族…宝石人

誕生日…4/6

家族構成…父、母、妹(全員故人)

特技…剣術、乗馬、儀礼、カリグラフィー、目を開けて寝る

好きなもの…鍛錬、瞑想、手紙、遠乗り、同胞、孤独

嫌いなもの…欲深い商売人、貴族、孤独

一人称…私

・最近買ったもの…鎧の手入れ道具を一新した

・最近の悩み…鍛錬が短くなり、考える時間が増えた




【一刀将 ???】


【怪鳥将 ミリアーデ・アグナラグント】


性別…女

年齢…20歳

身長…175cm

種族…ダークエルフ

誕生日…10/12

家族構成…天涯孤独

特技…チェロ、カラテ、草笛、動物と会話できる

好きなもの…裸足、自然、どこでもないどこか、ネイル、ピザ、ポエム

嫌いなもの…権利の無い組織、威圧的な為政者、独裁政権、のうのうと生きている純情な箱入り娘

一人称…私

・最近買ったもの…お気に入りブランドの新作アイシャドウ

・最近の悩み…食生活が乱れつつある


 最年少メンバー。

 魔物と人間のハーフでありながら、魔物に故郷と家族を奪われた過去を持ち、天涯孤独の身ひとつで生き延びてきた。

 ……そう聞くと切ない感じの生い立ちなのだが、何故かその大仰で芝居がかった物言いと、相手を突き放すような態度で損をしがちな若さゆえの過ちの権化。早い話が女性の中二病患者で、何故かワイルドであることにこだわったり、平凡に生きている同世代の女子を見ると儚げな表情で「いいわね……」と呟いてみせたりする。

 大自然の中、動物や魔物に育てられてきたこともあり、人間以外の生物と意志疎通することが可能。普段は相棒の巨大なグリフォン、バレット・セレナーデ(メス・20さい)を駆り、共に様々な任務をこなしている。

 初めて大都会アトリウムに出て来たこともあり、絶賛浮かれ中でもある。




【暗機将 ロノ】


性別…男

年齢…28歳

身長…176cm

種族…機械人

誕生日…10/4

家族構成…無し

特技…通信、暗躍、破壊工作、ナンパ、暗号の開発と解読、機械いじり

好きなもの…人間、雪景色、流星群

嫌いなもの…特に無し

一人称…オレ

・最近買ったもの…モビーディックの飛行船体用研磨剤

・最近の悩み…最も優秀な部下が退役を申請してきている


 公表されていない七魔将の八人目(控え)。

 気障でナンパな機械人の諜報員。アトリウム王国直轄にして最大の諜報機関『しゞまの城』の幹部構成員で、実質的なトップでもある。

 機械人の特性を生かした身体能力、情報処理・共有能力や、人格保存、強力な精神干渉作用を持つ『魔導細菌(マギアウイルス)』を駆使し、エセルバード国王からも重用されている重要人物。

 一見爽やかで気さくだが、誰よりも合理的でドライな価値観を持ち、自他共に容赦が無い。

 ロノ、はあだ名のようなもので、本来は長ったらしい製造番号(フルネーム)が存在するが、背中に刻まれたシリアルが“ろの”に見間違えられた結果、そのまま定着した。



【鉄竜将 バーリン=レンオアム】


性別…男

年齢…28歳

身長…156cm

種族…ドワーフ

誕生日…8/15

家族構成…父、母、弟

特技…狩猟、鍛冶、彫金、あらゆる乗り物の操縦、武芸、楽器演奏

好きなもの…ハーブティー、武器の手入れ、クラシック音楽、オペラ鑑賞、ダンス

嫌いなもの…ドワーフへの偏見、野蛮な振舞い

一人称…私

・最近買ったもの…高級ブランドのティーセット

・最近の悩み…新しいドワーフとして髭は剃ったほうがいいのかどうか


 ドワーフの地下帝国を治めたとされるガラ=オーケンストーンの末裔で、一族の“鉄竜の呪い”を引き継ぐ人狼。実質的にドワーフたちを代表する貴公子で、エセルバードとは取引関係にある。

 他の人種から見ても見目麗しい王子然とした人物で、ほとんどの人が抱く第一印象とほぼ変わらない清廉で上品な好青年。七魔将の中でもかなりの常識人だが、ストレスに曝されるとややハイになってしまう傾向がある。

 先祖であるガラが鉄鉱山に住む竜を殺し、その血を浴びたことがきっかけで、以降彼の子孫には定期的に鉄竜に変化する人狼が現れるようになった。

 一通りの武芸以外にも人狼症を抑える力に秀で、有事は竜として前線で戦うことも。

 地上との交流を取りたがらない同族たちと、地上の人間たちとの懸け橋になるべく奔走しているが、一般的なドワーフに対する偏見の強さに辟易している。

 ちなみに下戸。




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