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異世界の空の下で  作者: 桃野葉奈
1/1

プロローグ

 そうか俺は死んだのか。

 病院のベッドで横たわる自分を見下ろしている。


 俺の名前は【田楽 豊】35歳独身。

 山に囲まれた田舎で農業をして暮らしていた。

 それが、半年前余命宣告を受けた。

 一度も大病も怪我もせずいたのだが人生とはわからないものだ。


「「 そうね人生はわからないものだわ 」」


 いきなり、背後から声がして振り返る。

 そこに居たのは

 緑色のツインテール

 赤と青の瞳の双子だった。


「私の名前はラズ」と赤目の女の子

「私の名前はリズ」と青目の女の子


「「 私達は神々の使い。貴方に第二の人生を提案しに来たのよ 」」


 第二の人生と言われてもな、急な話だし俺はまだ俺を見下ろしている。


「貴方には良い条件だと思うわ」とラズ

「生まれ変わるのよ異世界で」とリズ


 やり残した事がないとは言い切れない。野菜にしろ果物にしろもっと色々な物を作ってみたかった。

 それを出来るかはわからないが、生まれ変わってみるのも悪くない。

 ん?異世界って地球じゃないって事か

 そんな見ず知らずの所でやっていけるものなのか


「異世界って聞こえたような気がするんだが大丈夫なのか?」 


「そうねココとそんなに変わらないわ」とラズ

「そうね魔法と魔物とかがあるぐらいだわ」とリズ


 サラッと重要な部分を言ってくるな。


「ココには魔法も魔物もないんだが?」


「大丈夫マタギみたいに狙い撃てばいいのよ」とラズ

「そうよ獲物が大きくなるぐらいだわ」とリズ


 よし深く考えるのはやめよう。俺は生まれ変われるチャンスがある。


「最後に聞いておきたいんだが、魔法は誰もが使えるものなのか?」


「そうね大体の人は使えるわ」とラズ

「何事も日々努力しないと、たいした事は出来ないわ」とリズ


 日々鍛錬かまぁどの世界でもそうだよな。

 覚悟を決め、二人に向かい


「じゃぁ異世界で頑張ってみるか!」


 二人は向き合い


「「 貴方に神のご加護を 」」


 そう言うと二人が唱え始めた。


 走馬灯のようにこれから行くであろう世界の様子が流れていく。

 ん?映像と言っていいのか画像が乱れ始めた。

 城の玉座っぽい所に1人。それに対して階下には4人。

 ぼやけて顔とかは、ハッキリとはわからない。


 階下にいた先頭の1人が駆け出しながら


「魔王!お前にxxxた。俺xxxしxxxれ!」


「フッならば我を倒してみよ!」


 あっ魔王って本当にいるんだな。出来れば出合わず普通に過ごしたいものだ。

 そう思いつつ意識を失った。

すみません更新は遅いです。

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