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記憶の箱庭世界より。  作者: らんぷ
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めんどくさいことになりそうだな

『まぁ、ただやるんじゃつまらないだろう?俺も、お前達も。……だから仕掛けを用意した』


「ちっ。めんどくさいことになりそうだな」


ランプがそんな言葉を漏らす。

そんな声を筆頭に、あたりがざわざわし始めた。


『1つ目は、クリア条件を伏せてあること。これは、よくあるお約束みたいなやつさ。2つ目は君たちがゲームを行うフィールドに、大小なりとも細工を仕掛けた。それはやって見てからのお楽しみさ。そして3つ目。これが一番すごい。毎日の日没6時に、君たちの記憶がランダムに1つ消えていく』


『ま、そんなこんなでクリア目指して頑張ってね!』


ーーーーーーーー


『これが私たちのはじめの話だ。思い返してみると、些か奇妙な出会いだったよ。

それに、ゲームが開始されたものの、私たちは何をすればいいのかわからなかった。

そもそも、クリア条件がわからない上に、記憶が消去されていく。そんな理不尽が私たちの最大の足枷となり、思うようにもがけなかったのだ。


すでに死人が出ていると言うのに、私たちはゲームを客観視し過ぎた。

どうせ、死なずにクリアできるだろう。

そんな考えがいつも頭の中に渦巻いていた。


……これから私は

私たちに起きた『最初の悲劇』の内容を綴っていこうと思う。 』


ーーーーーーーー

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