完結って「魔王を倒す」とか「世界を救う」とかでないと認められないの?
だいぶ前に書いたものを投稿。
物語の結末を目的の達成で締めくくる。
そういうものがいい。
それはわかる。
けどそれ以外は駄目なのか?
自分は曖昧エンドのホラー作品とか好きだし、絶望的な終わり方でも大歓迎だ。
さらなる展開を想像できる終わり方もあっていいと思っている。
すべての伏線が回収されないと駄目とも思わない。
──現実で「これってなんなのか」と疑問に思うけど、解決できないものなんていくらでもある──
さらにはそうした疑問が現実にあっても、調べようともしない人も多いはず。
なのに物語にだけは、きっちりとすべての伏線を回収しろだの、結末は白か黒で決定させたがるのはなんでなのか。
今後の展望がある終わり方で自分はいいと思う。
主人公たちがすべての答え(解決)に容易にたどり着くようなお話は、たいてい薄っぺらい。
『主人公が世界を救う』なんて感じのタイトルを目にすると、たった一人の人間に救われる程度の世界なんて、とんでもなくちっぽけで、うっすい内容なんだと思ってしまう。
個人(主人公であっても)が簡単に世界が救えるはずがないんだよ。
ていうか、世界を救うってどういう意味だよ。どうなれば世界は救われるんだよ。
魔王がいて、それを倒せば世界は救われる?
なるほどね。圧倒的な悪を成敗して、「はい平和になりました」チャンチャン♪ ってことね。
……うすっぺらいなあ。
魔王がいなくなったらなったで、人間同士が争うでしょ。それで世界を救ったことになるの?
今後の展開が想像できるものだって、次への期待がもてるわけで、それはそれでいいものだってこと。
* * * * *
自分はほとんどの作品を完結させているけど、完結した作品だけを読みたがる人って、自分のことばかり考えてるよね。
完結させたときに入る評価を調べてみたけど、低い評価や減点を含んだ評価が多かった。
完結前はたくさんの★5が付くのは、作品を応援しようという心ある読者による評価だと思うね。
「完結ブースト」で確かにPVやブックマークは増えたけど、厄介な「完結作品に辛口評価を付ける」評論家気取りの読者も増えるんだよね。
評価を付けるのはいいことなんだけど、こうは考えられないのかなって思う。
完結作品ばかり読もうとしながら、その完結作品に低い評価ばかり付けて、完結させる作者を減らしたいのか? ってね。
素人の投稿作品に評論家気取りで評価付けてマウント取るなんて、寂しい読者だよ(そしてこうした似非評論家の多くは感想を書かない)。
しかも何十万字(百万字超えのものも)ある小説を最後まで読んで、「まっ、こんなもんか」といった態度で低い評価を付けて……
それって、出された料理を全部食べ終えてから、料理にケチを付けるような奴と同じでしょ。感謝の気持ちもなければ(倫理的)自尊心もない。
応援する気持ちもなく、リスペクトの気持ちもなく。減点することばかり考えているような人は減点思考がどれだけの害悪か、考えてほしいものだ。
無料で利用できるからといって自分勝手に振るまってたら、そこは結局自分にとって居心地の悪い場所になるんじゃないの?
応援せず感想も送らず、減点ばかりする。
不満ばかりぶつけていれば、何かが改善されるとでも?
自分が受け入れられない作品に対して「懲罰的な評価」をしたがるのって、子供であることが多いよ。
現在連載しているものは、伏線ばりばりの内容ですけどね。
物語は主人公のものだけではなく、その世界に住んでいる他の人々の生活や、歴史とか文化とか神話とかの色付けがあってはじめて、読み物としてのおもしろさが得られるんじゃないかな。
もちろんその世界を描く文章と、それを読み解く読解力の双方が必要です。




