集中すれば時間が経つのが早い
真琴に勉強を教えてから大分時間が経って今は4時である。そろそろ帰りのホームルームがあるから教室に戻らなくてはならない。
「いやぁ〜、めっちゃ勉強になった。遥ちゃんの教え方はいつも分かりやすくて助かるよー。」
朝のホームルームで渡された全ての科目のプリントを全て終えて、その後に高校に入ってからの範囲を復習した。
復習をしたお陰で真琴も大分問題を解けやすくなった。
「私の教え方もあるかも知れないが学校で勉強する方が頭に入るだろ?何だかんだで学校は学ぶ場所だからな。体・・・というか脳が嫌でも働くんだろうな。」
遥の言うことはもっともであろうと思われる。
学校は学ぶ場所と脳が認識していれば自然と学校にいる時は気が引き締まり勉強が捗る。その代わり家だとまるで勉強が進まないのはそういう理由だろう。
「よし、真琴。明日もここで勉強だからな。朝のホームルーム終わったら集合な。」
「りょーかい〜。」
そう言って教室に戻っていく。
遥が教室に戻ると今朝絡んできた馬鹿女達が遥の机の上に座ってダベっている。
人数は8人で自習時間だからってギャーギャー騒いでいる。
「昨日のギャレット凄かったよねー」
「本当にねー」
「いやー、愛斗もすごく良かったよー。」
どうやら彼女達は昨日のテレビの話をしているみたいだ。
まぁ朝から夕方まで自習するのも大変だしな・・・
友達の席の近くに来てダベるのも分かるし、遥もここは黙っておこうと思った。




