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突然の来客、軌道修正

ななせんもじを超えてるので時間がある時にでもどうぞ

 お風呂に入ってさっぱりした後、私は寝室でゴロゴロとくつろいでいた。

 そんなに怠惰に過ごしていて良いのかとも思うけれど、色々あって疲れたのもあって今の私には休息が必要なのです、と言い張ることにして役目を放り出してベッドに寝っ転がる。


 因みにユイはやっぱり朝に無理して起きたのか、その反動で私の隣で顔をだらけさせながら静かに寝息を立てている。

 そんな無防備な寝顔を見ていると私の方までだらけてしまう。本当に、時間を忘れてずっと見ていられる。


 ――と、そんな至福の時間を過ごしていた時、突然玄関の方からインターホンの鳴る音が聞こえてきた。


 動きたくないなぁ……というのが正直なところだけど、そういうわけにもいかないよね。


 ということで、ベットから飛び起きて部屋の扉を開けると玄関まで駆け降りた。


 と、ここで少し悩む事がある。


 うーん、シュナの姿に戻っちゃってるけど、変身し直したほうがいいのかな?


「……別にいいかな?」


 面倒だし、一晩で突然立ったこの家を訪ねる人なんて余程の物好きか、お姉ちゃんくらいしかいないし。


 と、しばらく悩んでそう結論を出し、私は幼女の姿のまま玄関の扉を開けた。


「こんにちわー」


 さて、そこに居たのはやっぱり――いや、案の定と言うべきか、お姉ちゃんだった。


「こんにちわ。……お姉ちゃんの事だから私の部屋に転移して侵入するとか、もっとクレイジーな方法で会いに来ると思っていたけど」


 別に、期待を裏切られたとかそう言う意味ではなくて、ただ単純に驚いた。

 こんなにお姉ちゃんがまともだったなんて……。


「だって、侵入したら口を聞いてくれないじゃない」

「……正解! よく分かってるね。その通りだよ」

「うぅ、正解したのに何故嬉しくないのかしら……」


 お姉ちゃんはどこか悲しそうにそう言う。

 でも、プライベートを侵さない事は大切だと思うんだ。


「それで、どうしてここへ?」


 お姉ちゃんの場合、何の理由もなくても私たちのところへ来そうだけど――表情を見れば分かる。

 何か、今回はそういう感じではなさそう。


「シュナ……いや、翔くんと話をしに来た」

「僕に、ですか?」

「うん、そろそろ伝えないといけないと思ってね」

「は、はい。立ち話もなんですしどうぞ中へ入ってください」


 少し長くなりそうな気がするし、そもそもお姉ちゃんといえど客人である事には変わりないし外で立ったままにさせるのもどうなのかと思ったので家へ入ってもらうことにしよう。


 そんな思いで、中へ招き入れたのだけど


「人格が翔くん強めになると凄くしっかりするよね。……その切り替えはどうなってるの?」

「別に意識すればなんとか……って、変なこと聞かないで下さい!?」

「ごめんごめん」


 僕にとって少し難しい問題である私と僕との関係に関わるようなことを聞かれ、僕は完全に無防備状態だったので素で答えそうになってしまった。――いや、少し言ってしまってはいるけど。


 まぁ、少し重かった雰囲気も良くなった所で、僕たちはリビングで向かい合う。


 まず先に口を開いたのはお姉ちゃんだった。


「ここ最近で色々と面倒ごとに巻き込まれたり、突っ込んだり、忙しそうだけど……全部私が原因だし、それはごめんね」


 申し訳なさそうにお姉ちゃんは僕に謝った。


「いやいや、謝らないでください!

 ほとんど、というか全部僕がやらかしたのがいけないんですから」

「本当に……いいの?」


 すると、そう言って顔を上げた。


「はい、別に気にしてませんよ」


 お姉ちゃんは僕が気にしていないと知ると、ふっと肩の力が緩んだようだ。どうやら相当心配していたらしい。

 

「むしろお茶も出せなくてこっちが申し訳ないです」

「いやいや、それは私が急に来たのが悪いよ。それにお茶なんて出さなくてもいいんだよ? 気をあまり遣わないくらいの関係でいたいじゃない?」

「んん……たしかにそれもそうですね」


 僕は『それでもお茶くらいは出したほうがいいのでは……』なんて考えが頭をよぎったけど、そういう事を言いたいのではないから我慢する。

 うん。

 確かに気を遣いまくってお互いに疲れてしまう関係よりも、気遣い無用の関係でいたい。


 でも、お姉ちゃんは神様なのにそれでいいのだろうか?

 ……あまり考えないでおこう。

 困ったら現実逃避、これに限るね!


 さて、お姉ちゃんもこれだけの事を言うためにわざわざここまで来たと言うわけではないだろう。


 ということで、あまり気はならないけれどそろそろ本題へ移りますか……。


「ところで、今日はどのようなご用件で?」

「少し硬いね……。まぁいいけど。

 今日来たのは、大きく分けて私からの質問と伝えなければならない事を話しに来た」

「どっちもすごく気になりますね。……とりあえず質問から先に聞きましょうか?」

「いいの? じゃあ、お願いしようかな」


 僕は、とりあえず相手からの質問から先に答えるべきだろうと提案する。

 お姉ちゃんも断る理由はないのか、もしくはできるなら早く知っておきたいのか、喜んでその話に乗った。


「さて、じゃあ早速質問だけど……かなり前の話――まぁ翔くんにとっては最近になるのかもだけど、翔くんがシオンと戦っていたときに乱入してきた人がいるって本当?」

「乱入してきた人、ですか……」


 一瞬何の話だと思ったが、転生前に戦って死ぬことになったあの戦いだとすぐに理解するとあの時の事を思い出そうとしてみる。


 すると、すぐにその乱入者について思い出すことができた。


「……確かにいましたね。僕が《天泣の哀情(エンゼルメルト)》とかいう非人道的で容赦ない魔法から身を隠していた間に突然現れました」

「あ、はは……。あれは本当にごめんね……?」


 僕は例の魔法をかなり強調して伝える。


 お姉ちゃんはまさか今になって突然黒歴史を掘り返されるとは思ってもいなかったのか、戸惑いながらそう言う。

 また、再び甦えった罪悪感によってか僕に頭を下げるのだった……。


「大丈夫ですよ、今となってはあまり気にしてないので」


 そんなお姉ちゃんの姿を見て流石に申し訳ないと思い、僕は大丈夫だと伝えつつ話を続けた。


「……話を戻しますが、ゼニアスさんが出てきた後黒いフードで身を隠した人が現れました。

 その乱入者はかなり戦闘慣れしていそうでしたね。短剣二本と暗器でシオンと互角とまではいきませんけど渡り合っていましたし」


 僕はあの戦いを思い出してそう言う。

 見たところシオンが優勢のようにも見えたが、黒フードは鮮やかな技によって攻撃を全て受け流していた。

 さらに付け加えて言えば翔の方に攻撃をする余裕まであった。


 ――そう考えると、あの黒フードはかなりの実力者であり戦い慣れしていることが窺える。


「黒いフードねぇ…………。やっぱり私があの魔法を放つ手伝いをしてあの場から居なくなった後すぐに現れたと見るのが妥当かな」


 お姉ちゃんはその話を聞いて、そのように話す。


「うん、情報ありがとうね」

「いえ、でもあまり力になれそうになくてすみません」

「そんな事ないよ! かなり役に立ってくれてるし……本当にありがとう。

 それに、後はシオンから色々聞いてつなぎ合わせてみるね」


 僕は役に立てているか不安だったけど、その言葉を聞いて安心した。

 その場にいた人の証言というのは、やっぱり貴重で重要なものなのかもしれない。


「さて、翔くんに話を聞いてもらったわけだし……伝えなきゃならない事を話そうか」

「一体どんな事なんですか?」

「それは…………いや、やっぱり先に翔くんに何かしてあげよう。……じゃあ、何でもお願いを聞いてあげるよ」


 さっきまで自分から話そうとしていた事でもある僕の質問に何故かお姉ちゃんは思いとどまる。

 そして、話を逸らすかのようにそう言った。


 そんなお姉ちゃんの姿に少し訝しんでしまうけど、気にするだけ無駄だろうからここはお姉ちゃんの話に乗ることにする。


「……やっぱりこういうことって直ぐには思いつかないです。

 お姉ちゃんの場合何でも聞いてくれそうな気がして、もっとダメです」

「あはは……やっぱりそうか。まぁ、話を聞いた後にでも考えてみて」

「……分かりました」


 結局何でいきなりこう言う話をしたのかは謎だけど、お姉ちゃんは焦らした話をこれから話してくれるようだ。


「まず、覚悟しておいてほしい事があるんだけど。

 翔くんにとって難しいことを話すかもしれないから、よろしくね?」

「難しいことですか……分かりました」


 難しいことというと、何か翔にとって悪いこと――辛い事を話すという事だろうか? とにかく、ゼニアスはそう前置きを置いて話し始めた。


「翔くんに話したいことは大きく分けて二つ。仕事の事と、遠坂咲――――私の呼んだ勇者の事」

「咲の事ですか……?」

「うん。ただ、この話より先に仕事についての話をしましょうか?」


 そう言うお姉ちゃんからはさっきまでは無かった圧が少し感じられ、僕は思わず身震いしてしまった。


 ――仕事の話、それは確かに……今僕にとって一番難しい事だった。


「単刀直入に聞くわ。これから翔くんにはお仕事、人族を滅ぼしてもらうわけだけど、できそうなの?」


 それは、この話をされると聞いて一番最初に聞かれるだろうとすぐに思い浮かんだもの、そして……一番答えにくいもの。


「はっきり言って今のように僕の意識が外に完全に出ている間でないと厳しそう――いえ、厳しいです。

 シュナは、そう言った事が嫌いみたいなので……」

「そう、やっぱりね。でもそれだけじゃないでしょ?翔くん」

「……っ」


 やっぱりお姉ちゃんは手厳しい。

 でもそれもしょうがないこと。

 だって、これは僕だけの問題じゃないから。


「私が聞きたいのは言い訳じゃないのよ。君から全て聞いた上で判断したいの」


 そう。

 お姉ちゃんが僕に何かを隠しているように、僕にも自分自身に気付かせないようにひっそりと隠したものがある。

 それは――


「翔くん自身にも殺せない人はいるでしょう?」

「…………はい」


 ――僕の周りに大切な人が増えて、仕事を全うできなくなりつつある。

 これは僕自身も目を逸らしている問題。


 無慈悲に、無感情に手を下すには僕はあまりにこの世界に触れすぎた。

 もう、人族を滅ぼす事が嫌とさえ思ってしまう程に。


 初めは良かった。

 でも、私と僕とが合わさっていく中で……どうしてもこうなってしまった。

 復讐の念も僕の中には今も変わらずあり続けている。

 でも、それも少しずつではあるが私という存在によって薄れつつある。


 ――自分でも恐ろしい事だと思う。


 僕という存在が少しずつ薄れていくような、そんな感覚。精神だけじゃなくて魂まで消えてしまうんじゃないかっていう、そんな恐怖。

 自分が消えていく事を『私のため』とでも思わなければやってられない。

 でも、そう思えばそう思うほどに目標からは遠のいて行く。そんな、現実。


 多分それに再び目を向けさせるため、お姉ちゃんはそう質問したのだ。


「シュナも、翔くんも……ソプラも、みんなおかしいほどに優しいもの、どうせそうなるだろうとは思っていたよ」

「……やっぱり、僕ではダメそうですか?」

「正直今のままでは無理そうね。……いえ、実のところ最初から翔くんには無理だと思っていたもの」

「そう言われると…………やっぱり応えますね」


 僕はお姉ちゃんの言葉に、ただ苦笑いしかできなかった。

 ――いや、笑みを浮かべられていたかすら分からない。

 多分、笑ってるとも泣いてるともいえない微妙な顔になっていた事だろう。


 でも、本当にその言葉は自分の顔が分からなくなるくらい、頭が真っ黒になるくらい……嘘みたいに僕の中に深く刺さった。


 ――期待を裏切るとかじゃなかったんだ、そもそも期待されていなかったんだ。

 ――そうか、勝手に僕が責任を感じていただけだったんだ。

 ――勝手にはしゃいで、勝手に傷付いて、馬鹿みたいじゃない?


 そんな考えが頭の中をぐるぐると回って、そしてそれら全てが結局僕に傷を付ける。


「厳しい事を言うようだけど、今の翔くんには両親も、遠坂咲も、妹も……誰一人殺せはしないよ。……勿論、君自身のことも」

「…………ぁ」


 無価値で無個性なりにせめて使える道具ではありたかった。

 周囲に馬鹿にされていても、それを知っていながらも道具としては優秀でありたいと、そして使ってもらえる事を嬉しいと心から思っていた。


 徹頭徹尾自分を傷付けるようなやり方しか知らなかったんだ。


 そしてそれが僕の歪みの一番の原因。

 もし両親が生きていたら少しは変わっていたのかもしれないけど一人の僕には無理だった。

 変わることのできなかった僕が悪かった。


 だからあんなにも自分を責める事をユイに止められていたのにこの様なんだ。


 よく『自分に自信を持て』だとか言うけど、そういう問題じゃない。不満も、苛立ちも、失望も、時には他人の痛みでさえ、この身にぶつけて抑え込む。

 僕だって他の人と同じように痛みや怒りも感じるしストレスも溜まる。

 ただ、その積もった感情を吐き出すのが自分の中か外かの……たったそれだけの違い。

 『あまり感情を表に出さない子なんですね』と言って仕舞えばそこまで。

 だけど、僕の中にはそれだけで言い尽くせないナニカがある。

 そしてそのナニカを抑えきれなくなった時――


「翔くん、今直ぐにでも死にそうな顔してるよ?」


 お姉ちゃんがそう言った所でやっと、自分がどんな顔をしているのかが分かる。


 ――――自殺衝動。

 それが僕の頭の中を掻き乱していた。


 ドクンと鼓動する心臓の音が妙に激しく聞こえてきて、そしてそれを煩わしいと思うこの感じ。

 直ぐにでも抉り出して引き裂いてしまいたい。

 そんな暗くて冷たい感情の奔流。


「どうしよう……ダメだ、これ。死にたくなってきた」

「っ……私の妹の体、傷つけないでよね?」


 お姉ちゃんのその言葉でかろうじて()の真ん中に向かって突き立てられた爪は止まった。

 だけど衝動は治らない。自分の中に押さえ込んでいるだけ。


「……ゼニアスさん、僕って異常ですか? 死にたくなるのっておかしいですか? こんなに胸が痛くなるのって、どうしてなんですか?」

「そうだね、はっきり言って翔くんはおかしいよ」




 ――ゼニアスはそう言う少し前、翔と結んだ約束を破って心を読んだ。

 すると、そこにあったのは闇。深い闇。

 普段はどこかに綺麗に仕舞われている闇が翔の心を包み込んでいた。


 闇の正体は自分への否定だったり、自殺願望であったり……暗い感情の塊。

 しかし、案の定その中にあるものは全て自分自身へ向けられた物だった。

 一つも彼女へ向けた悪意はなかった。




「私にはね、翔くんがどうしてそこまで自分を責め続けるのか分からない。私がここまで君を苦しめているのに私に悪意を突きつけないの? なぜ、君は一人で全部背負いこむの?」

「あはは……どうしてでしょうね。僕、どうしてもゼニアスさんの事は嫌いになれないみたいです。

 それに、どうやらそれと同じくらい僕は自分のことが大嫌いなんだと思います」


 お姉ちゃんは僕の言葉を聞いて固まってしまった。

 多分お姉ちゃんも僕がこんな考えをしていることくらいは想像がついていたのだろう。

 だけど、実際にこんな――自分でも驚くくらい簡単に僕の口から自分を傷付ける言葉が溢れてくるものだから……感情が乱れてしまったのかもしれない。


 お姉ちゃんは優しくて、誰よりもその苦しみを理解しようとする人だから。

 今の僕の言葉で傷ついているのは僕だけじゃなかった、もしかしたらお姉ちゃんも同じかそれ以上……。


「あーー、もう! ここまでやったのは間違いだったわ!」


 と、その時突然お姉ちゃんはこれ以上は無理と、そう言ってついに吹っ切れた。


「やっぱり君にこの仕事は向いてない。でも、私もそうだと思って任せたのよ? 多分あの子もこうなるだろうと思っていながら任せた筈よ。……そしてそれは、翔くんの考えで何にも囚われずに生きてほしいって事だと思う。

 そして、あわよくば問題を解決して、私とあの子で仲直りして、君ともみんなで色々語り合って…………そんな、贅沢な事を望んでる」

「それって……」


 僕はお姉ちゃんの話を聞いて何となく察してしまう。


 ――この旅の結末を。


「そう、元々君を消す気なんてない。そんなことしたらソプラにまた嫌われてしまうわ」

「……」


 僕はお姉ちゃんのそんな言葉を聞いて、今まで考えていた事がなんだか馬鹿馬鹿しく感じてしまう。

 そう、その言葉を聞いて初めて自分の思っている事を恐ろしい事だと本気で感じた。


「僕、さっきのお願いを何でも叶えてあげるってやつで馬鹿なこと考えてました。『僕を消してほしい』だなんて、おかしいですよね」

「確かにおかしいかも。でも、それが君らしい」


 さっきまでの暗い雰囲気が嘘のように、今はお互いにどこか晴やかな気分だった。


「今の君ならすぐに答えを決められそうだけど、一応質問するわね」

「はい」

「……この仕事、最後まで全うしたい?」


 お姉ちゃんは一呼吸置いてそう聞いた。

 そして僕はその質問に迷いなくこう答える。


「絶対に嫌です。もし、わがままが許されるならもっと違うやり方で、世界を()()()やりたいです。幸い、時間はまだまだ残っているので」

「うん。勿論異議はないよ。……これからもっと大変になると思うけどよろしくね」

「はい、改めてよろしくお願いします!」


 こうして、お姉ちゃんの突然の訪問により旅はここから再出発する事になったのである……。





「ところで、さっき『私の妹の体を傷付けないで』みたいな事言ってましたけど……冷静に考えて酷くないですか?」

「だって、翔くんに『自分の体を傷付けるような事はやめて』って言ったって響かないでしょう?」

「それは…………悔しいですけど反論のしようが無いですね」

うへぇ……多分この章が終わったら翔くんの闇について触れる機会も減っていくだろうから、今のうちに翔くんから闇成分を絞り出したいという作者の思惑がみえみえだぁ…。

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