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番外編~ネパールマジ話~

私は別にネパールに縁もゆかりもありません。

当然、嫌いな国でもありません。

しかし驚いちゃったものはどうしようもないと思うのです。

皆さんはネパールというと何を思い浮かべますか?

私はネパールというと、どうしても「あるモノ」を思い浮かべてしまうのです。


ネパールは北をチベット、そしてその他の三方向をインドに囲まれ、所謂(いわゆる)ヒマラヤ山脈の中央、エベレストの登山道入り口として名高い国です。


位置は以下の通りですね。

挿絵(By みてみん)


と云う事は、私がネパールというと思い浮かべるのは果たしてエベレスト、正確にはチョモランマのことなのでしょうか?


まあ、それを思い浮かべないと云えば嘘になりますが、ちょっと違います。

それは最初には来ません。


ネパールは多民族国家で、インド・アーリア系のヒンドゥー教徒、チベット・ミャンマー系の仏教徒、その他アニミズム、日本の神道みたいな感じでしょうか、宗教も多彩です。


5000年以上前から文明があったらしく、釈迦生誕(しゃかせいたん)の地と言われているルンビニも、この国にあります。

釈迦の生まれた「お城」の跡も残っておりますし、産湯を浸かったと言われている風呂は25mプール程もある立派なモノです。


と言って宗教にも別段興味は()きません。

日本には、特にこの「なろう様」にはヒンドゥーの親戚(しんせき)の様なヒンヌー教徒様も大勢いらっしゃるようですが、私はその方にも特に興味は、ゲフン、ゲフ、すいません。


むせました。


ええ、興味はございません。 ございませんったらございません。


別に私の性癖曝露の話ではありません。


ネパールです。


ネパールは正式名称を「ネパール連邦民主共和国」と言います。


と言っても、共和制に移行してから日が浅いんですよね。


2008年に王政が廃止され現在の形になりました。

色々あって大変だった様ですし、今も色々な問題は当然あります。

とはいえ、内戦などに至る事もなく人々は貧しいながらも穏やかで日本との関係も良好です。


でも、政治体制の変化や歴史が私にとっての一番に来る訳でもないんですよ。

ええ、問題はですね。


国旗です。


そう、私がネパールと聞いて最初に思い浮かぶのがネパール国の国旗なんです。


実に珍しい国旗で三角形を二つ重ねた形なんです。

ご覧下さい、これです。

挿絵(By みてみん)


由緒ある国旗です。

ネパールでは三角形の旗は珍しくありません。


元々は上の一つの国王旗だけだったんですね。

処が、19世紀ごろ宰相旗(ナラ旗)が下にくっつく様になりました。

結局、もとは別々とはいえ200年以上の歴史を持つ国旗です。


ところがですね。 これ、オリジナルじゃないんですよ。

1962年に新憲法を作った際に、昔からあった国旗のデザインを少々変えてしまったんですね。


では、オリジナルとは何か?

当時の王様は色々問題の多い方だったようですが、この国旗のデザイン変更だけは世界的にも通用するだろうと好意的に受け止められたそうです。


では、不評ではなかったとは思いますが、歴史に埋もれたネパールのオリジナル国旗を紹介します。


気さくな奴ですから、「ハ~イ!」とか「イエ~イ!」といきなり言っても別段怒らないと思います。

実にフレンドリーな奴ですよ。


ヘイ、カモ~ン























挿絵(By みてみん)


どうでしょう。 仲良く出来そうですか?

下のナラ君はちょっと気を遣ってるようですが、元宰相ですから頭は悪くないと思います。


二人ともちょっと目をそらすなど気の弱そうな処もありますが、決して『パシリ』になど使ってはいけません。


何と言っても元は王様と宰相ですから、それなりに敬意を持ってお付き合いしましょう。


皆さん宜しくしてあげて下さいね。


では、また次回。




想い出したもんですから、仕方無いですよね・・・・・・

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