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混ぜ合わせ 拾壱の巻

1.悪魔


 ある深夜の事である。

 1人の男の前に唐突に悪魔が現れてこう言う。


『誰でも良い、お前が望む奴を殺してやろう』


「いや、別に殺したい奴なんていませんよ」


『いや、そんな事はない。 人間であり、ある程度生きている以上、殺したいと思う誰かが必ず居るはずだ』


「そんなの居ませんって、消えて下さい!」


『ふん、立派なものだな。 だが、自分の命には替えられまい。

 誰かを指名しなくてはお前が死ななくてはならないぞ』


「人殺しを後悔してまで、生きていたいとは思いませんね」


 男の意志は固い、と見た悪魔は攻め方を変えることにした。


『ならば、世のため人のためならばどうだ?』


「どういう事ですか?」


『生きていても世に害悪を垂れ流すだけの存在は少なくないだろ?

 その様な存在ならば、殺した処でお前の心は痛まない。

 いや、それどころか正義を成す訳だから是非やるべきだと思うのだがな?

 お前も、本心では死にたくあるまい?』


 こう言われると男も悩む。

 確かに進んで死にたい訳ではない。

 また悪魔の言うことにも一理ある気がしてきた。


『夜明けまで待とう。 と言っても時間は少ない』


 男は悩む。

 未だ見つかっていない連続殺人犯にすべきか?

 或いは、有名な悪徳政治家にすべきか?

 いやいや、外国には大量虐殺をしている独裁者も居たはずだ。


 次第に男の中で殺意は高まっていく。

「そうですね。 殺すべき存在、と言うのは確かにいます」


『やはりな、そうでなくてはいけない。 処で時間はもう無いぞ。

 きまったか?』


 問われて、男は大きく頷くと一息で言い切った。




「お前死ね!」




2.異物混入事件


 今期、AKB47のセンターを勝ち取ったのはマツコデラックス



もしかすると「1.悪魔」は星新一セレクションからの焼き直しかもしれません。

調べたんですが、見つからなかったので載せました。

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