番外編3 怪談っぽい話
ある日、友人がこんな事を言い出した。
友「ひと月前くらいかな、車で道路を走っていると
黒猫が『ひょ~い』って感じで飛びだしてきてさ。
ひき殺しちゃったんだよね・・・・・・」
自「うわ、それきっついねぇ・・・・・・」
友「ところがさ、暫く走ってると。 なんか変なんだよね」
自「というと?」
友「いや、隣を黒猫が窓の高さで走ってる様な気がしてさ」
自「ほう」
友「それも、親ネコが死んだ子猫をくわえて追っかけて・・・・・・・」
自「黒猫ヤ○トな!」
友「あ、分かる?」
自「悪いが、全然、面白くない!」
友「いや、そうじゃなくて続きがあるんだよ」
自「何!(ちょい切れ気味!)」
友「2週間ぐらい前かな。 似たようなことがあったんだよ」
自「また、ひいたの?」
友「うん」
自「ネコ?」
友「いや、車を走らせていたらね。
こう、ペリカンが『ひょ~い』って感じで、」
自「お前、俺を舐めてんの?(怒)」
友「イヤイヤ、問題はその後!」
自「何?」
友「暫く走ってるとさ、隣に居るんだよ」
自「ペ○カン便?」
友「うん」
自「ほんっとにペリカンひいたんだな?(超怒)」
友「マジマジ! で、問題は昨日の事だよ!」
自「何?」
友「昨日の夜も、車で走ってたんだよ」
自「お前もう深夜のドライブ止めろ!」
友「そしたらさ、こう、飛脚が『ひょ~い』って感じで」
自 取り敢えずぶん殴っときました。
処で「轢く」という字は、何故に「車偏」に「楽しい」なのでしょうか?
こっちの方が怖いんですが・・・・・・