い:今という夢
単品で読めます。前回とは全く関係ありません。ものすごく短い詩です。
いったい僕らは、何度夢を見続けるのだろう。
(ソレハ、ズット続ク永久ノ夢)
覚めることのない眠りについて、僕らは夢を見る。
(イツ、眠ッタノカサエワカラナイ)
出口も光もない。
(音モ色モナイ)
トンネルの中みたいに、この夢から抜け出すことは叶わない。
(扉ノ無イ、部屋ノヨウ)
ずっと、ずっと、道に迷った子供のように...。
(助ケヲ求メル、ソレサエ出来ナイ)
季節はめぐらず、時は進まず。
(季節ナンテ、無イカモシレナイ)
見つめる先にあるのは無だけ。
(無以外ナニガアル?)
僕らには、明日はおろか、過去も未来も無い。
(他トハ遮断サレタ空間ナノカ)
ただ、今というほんの一瞬の時を、永遠に生きてゆくだけ...。
(機械ミタイニ、生キテユク)
もう、何度目になるかもわからない夢は、止まった時の中を流れてゆく。
(見テイル夢サエ、ワカラナイケド)
そこにだけ、生きた時があった。
(止マラナイ時ダトイウコトハ、理解シタ)
死んだ時の中で、僕らは生きた時を見る。
(進ンデイルカ、進ンデナイカ、ソレダケノ差)
終わりなど、誰も知らない。
(元々無イノダロウ)
始まりなど、誰も知らない。
(ソレホドマデニ、長イトイウコト)
今という時だけを、僕らは知っている。
(ソレダケシカ、見タコト無イカラ)
今という夢
(過去と未来、)(前世と来世。)
(僕らにあるのは、今という一瞬の、夢。)
止マッタ時ノ中、、、
悪夢ハ続ク、、、
前回と同じく突発的に書いたので、内容がめちゃくちゃでしたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!