表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

第5話 スキル『万能』について 【その2】

じゃあ、まずは練習として生活に必要そうなものを作れるか試してみよう!いくつか作りたいものはあるけど、どれからにしようかな?うーんと……


「最初はランプをつくろう!」


あれこれ考えたり、確認したりしているうちにもう辺りは段々と暗くなり始めていた。流石にドラゴンと言えど、夜目はきかない。今のうちに作っておかなければならないものの1つだよね。


「よーし、作るか」


見た目から思い浮かべていこう。最初はホームセンターにあるような普通の見た目のランプにしようと思っていたけど、折角のスキルを活かして可愛いランプにしよう!どんなのにしようかなー。私の働いていた会社は超ブラックと言う訳ではなかったけど、長期休みはなかなか取れなかったし、キャンプに行く機会もなかったからちょっとキャンプっぽくて楽しい。


「よし!お花みたいな感じにしちゃおう」


よくアニメとか絵本とかである、鈴蘭のような可愛い見た目のランプを作ることにした。そしたら次は機能を考えていこう!


「んーと、それじゃあ…………」


◇◆◇


「ふふふ……出来たー!」


3時間程使って取り敢えず、元の世界にあったもので必要なものを作り終えた。


「これで暫くは安心して洞穴生活ができる♪」


作ったのはランプ以外に、下に敷くふかふかの絨毯や大きめのクッション、それから料理道具と食材。びっくりなことに、なんとこのスキルは食材を作ることが出来た。ただし、食材に限り何かの機能を付与することはできないみたい…。そんな感じで、新たに分かったこともあったし、必要なものは作れたから良かった。


そして私はいい物を思いついた。私は作るものに何でも機能を付与することができる。そう、『なんでも』ということは……







「スマホに神様と話せる機能を付与すれば、こんなことになった理由を聞けるのでは?」



私は『神様と話せるスマホ』を作ることにした。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ