そして悪魔の血は受け継がれた
田舎暮らしのクラリスは最近、とある男の執拗な勧誘に困っていた。社交辞令でやんわり断ろうが、ストレートに断ろうが、ヤクザキックで蹴り出そうが、そいつは諦めずに『俺たちの旅に同行してくれ』と何度も家にやってきた。そして今日、そのしつこさに遂にキレて、扉越しにドロップキックを繰り出したのだが…
※短編小説『若き伯爵と悪魔の令嬢~悪魔は契約を破らない~』の、ほんの少し未来のお話です。
※短編小説『若き伯爵と悪魔の令嬢~悪魔は契約を破らない~』の、ほんの少し未来のお話です。