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物語の始まり

レンガでつくられた壁。まるで騎手のような服。

アニメのキャラクターのように整った顔の人々。

そしてなにより、目の前で少女が使っている魔法。

このあまりにも現実離れした光景に俺、上海 隼人は立ちつくしていた。


*******************

事の始まりは1日前にさかのぼる。


1日前、俺はいつも通り部屋でアニメのチェックをしていた。


「ヤバイ………しおりん可愛い過ぎる!…マジ天使だ!…」


などと独り言全開でアニメに魅いっていた。


しばらく時間がたち、小腹がすいてきたので俺はコンビニへ向かった。

しかしその行動が失敗だったことに俺は数分後気づく事になる。


店内に入り商品を物色していると突然男が俺を掴みこう叫んだ。


「おい…!あるだけ金をだせ! さもないとこいつが死ぬぞ!」


男は銃をとりだし俺の頭に当てた。

その瞬間、空気が凍りついた。

「………ひっ……。」

口から乾いた声が漏れる。

店員は青い顔をしながらバックにお金をつめはじめた。


どれくらい時間がたっただろうか。

外からパトカーの音が聞こえてきた。

おそらくボタンかなにかで店員が呼んだのだろう。

何はともあれこれで助かる!と俺は安心していた。

しかし事態は思いもよらない方向へと進んだ。


パトカーの音を聞いた男が店員に激怒し、言葉にならない怒声をあげた。

そして男は俺の頭に食い込みそうなほど力を入れて、


「お前らが悪いんだからな…!俺を怒らせたから!」


そういった直後、銃声が耳の奥をつんざいた。


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