始まりの朝
初めて書くので
読み辛いと思いますが
どうぞ、あたたかい目で読んでください
それと主人公達の名前は考えておりません
名前に関しましては
読み手の方々の想像にお任せします
夢
皆さんも見たことがあるであろう「夢」
楽しい「夢」悲しい「夢」色んな「夢」がある。
「夢」には喜怒哀楽が詰まっている。
上記とは違い願いの「夢」
憧れや希望の「夢」である。
こちらの「夢」は人生とも言えるだろう。
今から綴るのは睡眠中に見る「夢」の物語である。
僕は高校1年生になったばかりの夢見る少年。
進むべき道も定まらないガキでもある。
だけど、この青春を謳歌せずに何とする!
楽しい事ばかりの人生に身を投じてやるのだ!
と、元気よく思ったものの
友達と呼べる存在もいない
青春を謳歌するなんて遠い話だ。
とりあえず、入学したばかりだし
友達も遊びも勉強も部活やら何やらはこれからだ!
この勢いで明日を迎えよう。
明日にならなきゃわからないじゃないか
よし、もう寝よう。
寝よう 寝よう 寝よう 寝よう!
~睡眠中~
僕、おはよう!
「僕」やあ、おはよう!
昨日のテレビみた?
「僕」あ~お笑いのやつ?
そうそれ、面白かったよね!
「僕」自転車でチキンレースして、
海に落ちるとこが特にね(笑)
あそこが、一番面白かったよね(笑)
あっ先生来たから席に戻るね!
「僕」おう、また後でな!
ジリリリリリリリー
んーもう朝か。
てか、変に現実味のある夢だったなー
もしかして予知夢だったりして。
まっそんなわけないかー
そんなことより早く支度しなきゃ!
~学校~
さて、学校についたものの
喋る人がいないと何もする事ないな。
夢で起きたことが本当に起きればいいのにな。
おはよう!
「僕」お、おはよう。
(あれ、この人誰だっけ?)
昨日さテレビ見たー?
「僕」あーお笑いのやつ?
そうそれ!
あれ面白かったよね!
「僕」自転車でチキンレースして、
海に落ちるとこが特にね(笑)
あそこが、一番面白かったよね (笑)
あっ先生が来たから席に戻るね!
「僕」おう、また後でな。
(てか、あの女の人ほんと誰ー!
何で名前知ってんのそれに、
さも友達みたいに喋ってきたけど…)
「先生」
おーい、みんな席につけー
今からホームルーム始めるぞ。
えーと、昨日のホームルームで決まった
委員長から改めて挨拶がある。
委員長前にきてくれ。
「委員長」
はーい。
昨日も挨拶しましたけど、
改めて一年間よろしくお願いします!
「生徒一同」
ぱちぱちぱちぱち
(あっ先の人だ
てか、あの人委員長だったの!?
昨日は入学早々保健室に行ってたけども)
(それに、今日見た夢と一緒じゃないか!
えっ何で…まさかの予知夢なの?)
(ヤバいヤバい友達できるよりも早く
変な能力に目覚めてるよ!
中2病全開だよ!)
「先生」
そこの「僕」
何をそんなに俯いてんだ!
委員長が美人だからって
朝から興奮するなよな(笑)
「僕」
そんな事なくもないですけど
って、興奮なんかしてませんよ!
「先生」
まっ冗談だから(笑)
「生徒一同」
あははは~!
(は、恥ずかしい~
皆こっち見てるよ~
委員長めっちゃ苦笑いだよ!
絶対引いてるよあれ!)
こうして、
予知夢という能力を身に付けた
少年の物語が始まる。