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3話 「錬金術師ジョブ」とは?

  肩慣らしの為に、まず最初は「スライム討伐クエスト」に出かけよう。このゲームはオープンワールドなので、ヤツらは現在地である始まりの街"アマティア"周辺の原っぱに自然発生(スポーン)する。そこに行きスライムを三体倒すのが目標だ。


「初期装備とはいえ、スライムなんて数えきれないくらい倒してきてるから楽勝だろ!あっ、今気が付いたけど、俺の声可愛すぎない?」俺が発した独り言も、先ほど設定したキャラボイスの声で聞こえてくる。「これじゃまるで、本当に女の子になったみたい!今の技術ってスゲー!」こんな高度な仕組みを、比較的高価とはいえ家庭用ゲーム機に導入していいのか!?


「そういや、ボイスチャットはOFFにしてるから誰かに聞かれる事はないけれど、見た目が美少女なのに男っぽい喋り方でいいのかな?」このアバターの見た目はおっとり清楚系なのに、喋るとただの少年(俺)になる。もし誰かに聞かれたら、この見た目のキャラが男っぽい喋り方をする訳がない、解釈不一致だ。とツッコミを入れられる可能性はあるが、俺は口調まで女の子にする気はない。

「いや、俺は別に、女の子のフリをしてゲームをするつもりでこのアバターを作ったわけじゃないから、喋り方は俺のままでいいや」結果的に可愛らしい見た目なのに少年っぽい喋り方をする少女になってしまったが、そんな些細(ささい)な悩みは放っておこう。


 街の外に出てみると、他にもモンスターと戦っている初期装備を着たプレイヤーが何人も居た。サーバーが沢山あるので今この世界にいるのはごく一部のプレイヤーだけなのだが、やはり最近大型アップデートがあっただけあって(にぎ)わっている。


うーむ、戦闘初心者の彼らにちょっかいをかけようか悩むが、プレイヤーからプレイヤーにはダメージを与えられず、回復してあげたりバフをかけたりしか出来ない。かと言って獲物を横取りしたりするのは通報されたり、文句や暴言を言われたりするのでオススメしない。


「よし、何もイタズラせずに、俺も真面目にスライムを探そう」街に近いこのフィールドにはLv1かLv2のモンスターしか出ないので、突然現れた高レベルモンスターにやられる心配は無用だ。


「おっ、野生のスライムが現れた!」俺の直ぐ近くにスポーンしてくれたので、早速アイテムで錬金釜を選択!これでようやく錬金釜縛りがどんな感じかわかるぜ!


――錬金術師は本来、剣や魔法を使って戦い、チャンスなら錬金釜を取り出して敵に様々な大技をぶつけるか、あるいはバフや回復などを自分と味方に使用するジョブだ。錬金スキルを使用するには「()()()()()」を使用する必要がある。消費なしで使えるスキルもあるが、大技になればなるほど多くのゲージを使う必要がある。


ゲージは時間経過で貯まるほか、「錬金釜を持っていると素早く貯まっていく」ので、ずっと持ったまま相手の攻撃を避ける事が出来るなら、大技を連発して相手に大ダメージを与える事も可能だ。まだ確定ではないが、メインの武器を使いつつ大技を撃ち込む時とでボス戦のクリアタイムはそう変わらないだろう。ただし大きく違うのは、「回避や移動に難がある」という事だ。

錬金釜を持っていると回避不可になり、移動も歩くより遅くなる。そして、錬金スキルを一度発動すると、スキルを撃ち終わるまでその場で立ち止まってしまうという弱点がある。もちろん、その時にプレイヤーが攻撃を受けると大技はキャンセルされてしまう。


つまり、「モンスターの行動を見切って回避し、隙を突いて勇敢に大技を撃ち込む」のが、この縛りにおける基本の戦闘スタイルだ!

今更ですが、ゲーム性はMHXXをイメージしております。しかし、作者はレンキンスタイルを使った事がありません。

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