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36話 シーネルの思い

【ハク】ユウマ様、行く前にシーネルさんに何をお話ししたのですか?

【スイ】スイも気になる気になる〜!

【シルエル】たしかに、村が町になることはそうそうないことだから一体何をしたらなるのか、気になりますね

【ディア】我はそこまで興味はないが、皆がそこまで気になるものなら我も聞きたいな

【ユウマ】え、えぇそんなに?

【全員】うんうん!


【ユウマ】え、えっとね、行く前に話したことは二つあってね…


―――――――――――――――――――――


(ユウマはみんなに、王都へ行く前にシーネルに伝えた二つのことを話した)


【スイ】へぇーそうやってこの町ができたんだね!

【ディア】ふむ、そんなもので村が町に変わるものなのか?

【シルエル】でも実際に変わってるし、やはり!師匠はすごいですね!

【ユウマ】そ、そうかな?


【ユウマ】(前世にゲームでやってたことをそのまま教えただけなんだけどな…)


(その後ユウマ達は町人達に挨拶しながら街を歩き回った。その後家に間取り再度荷物をまとめ、いざ出発の時が近づいてきた)


【ユウマ】さてと…そろそろか

【ハク】はい、夕暮れと共に出発です。

【ユウマ】来て早々またどっかに行っちゃうって言うのは,なんか切ないよな

【ハク】——そうですね


(夕暮れ時が近づいてきた。レイナシオンの家の前で空を見るユウマとハク)


【ユウマ】よし、じゃあ俺はシルエルの手伝いをしてくるわ

【ハク】わかりました

【ユウマ】シルエル、整理整頓が苦手だったなんて…


(ユウマが家に入り、その場にいるのはハクだけになった)


【ハク】………

【ハク】何かようですか?

【ハク】シーネルさん…


(すると少し離れた木の後ろからシーネルがひょこっと顔を出した)


【シーネル】バレましたか…

【ハク】最初からわかっていましたよ

【シーネル】え゛ぇ?!そうなんですか…

【ハク】ちなみに主様も♪

【シーネル】えぇぇぇぇぇ〜!

【シーネル】(そんなにわかりやすかったんですかね…?(泣))


【ハク】それで、何か用があるんですよね?

【シーネル】……はい

【ハク】それはなんでしょうか?

【シーネル】実は私も……その…

【シーネル】レイナシオンのメンバーとして…一緒に行かせて欲しいんです!

【ハク】(なるほど…)

【ハク】それは主様に…

【ハク】っあ、でもシーネルさんはメンバーですから、許可は必要ないのでは?

【シーネル】え?あっそっか…そうか、そう…なのかしら?

【ハク】メンバーなら大丈夫ですよ。それに、主様も反対はしないでしょう

【ハク】もう少し時間が経てばわかることです。ここで一緒に待ちましょう

【シーネル】はい!


(約30分後)


ガチャン!(ドアが勢い良く開く音)


【ユウマ】よし!出発の時だ!って、シーネルさんやっぱりいたんですね

【シーネル】(ほんとにバレてた!)

【シルエル】やっと終わりましたよ〜、師匠手伝ってくれてありがとうございます〜

【スイ】スイはもう終わってたよ〜!

【シーネル】あ、あの!ユウマさん!

【ユウマ】なんですか?シーネルさん

【シーネル】私を…いえ、私も一緒に行かせて欲しいんです!


(シーネルは思いを伝え、それを受けたユウマは)


【ユウマ】わかった…よ

【シルエル】っはぁ!

【ユウマ】でも!無茶はしないでほしい

【シーネル】わかっていますよ!

【ディア】さて、準備は終わったか?


(既にドラゴン化をしていたディアが翼を広げて待っていた)


【ユウマ】ああ!準備万端!出発の時だ!

【ハク】では行きましょう、シーネルさん

【シーネル】はっはい!

【ユウマ】そういえばシーネルさん、そんな準備をしていて、もし俺が断ってたらどうするつもりだったんですか?

【シーネル】その時はユウマさんが折れるまで頼んでいましたよ!

【ユウマ】な、なるほど(折れない心、さすがシーネルさんだわ)

【ディア】では行くぞ!


(翼を広げて飛び立ったユウマ達)


【シーネル】あれ?ちょっと待って…そういえば…


バサッバサッ…(羽ばたく音)


【シーネル】私空飛んだことないし、高いところ苦手だったぁ〜あ!!

【シーネル】いぃぃぃやぁぁぁぁ!!


(こうして再度出発したユウマ達レイナシオン、次なる目的地は魔王城のあるオオト大陸、だが、その道中にはさまざまな険しい道、自然がユウマ達を阻むことになるかもしれない…)


【ユウマ】(魔王城へ、いざ出発!待っててください…Sランクのパーティー達…!)


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