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34話 準備の帰省

【ユウマ】わかりました。ではその依頼、承ります。

【ハイカー】ありがとうございます!


(二人は握手をし、ユウマは客室を後にする)


(そしてユウマは宿へと戻る)


―――――――――――――――――――――


ガチャ…うぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】ただいま〜

【スイ】あ!パパ!おかえり〜

【ユウマ】ん?あれ、みんないなくね?

【スイ】あ〜えっとね


(回想)

【ディア】それにしても、人間界の物はみんな脆いな…コップ?とかいうものも軽く握っただけなのに壊れてしまった。

【シルエル】それはディアさんの力が強いだけなのでは?

【ハク】しかたがありません。龍人、ひいては龍族はみな力比べを余興をして楽しむほどの強者好き、きっとディアさんもそれにもれずその身を鍛えて来たのでしょう。

【ディア】あぁそうだ

【ディア】だが、このままではいかんな、いつか主の顔に泥を塗ってしまう。従うものとしてそれはいかん

【ハク】(このドラゴン、思ったよりちゃんとしている…)

【ディア】そうだそなた達よ、我にこの世界の、人間界についての情報を教えてほしい

【シルエル&ハク】えぇ…

(回想終)


【スイ】それで今はハクとシルエルさんがディアさんを城下町に連れて行ってるよ

【ユウマ】なるほどそんなことが…

【ユウマ】なら仕方ない…帰ってくるまで待つか

【スイ】うん!待つ〜!


(2時間後)


【シルエル】あぁー疲れた…

【ハク】ディアさん、自由人すぎます…

【ディア】はっはっはー!だか楽しかった。礼を言うぞ


【ユウマ】よし!さてと全員揃ったことだし、これからどうするかをみんなに共有していく。


(ユウマはみんなに、魔王城の件についてことの次第を話した)


【ユウマ】とういうことなんだよね

【ディア】ほぉお…魔王城か

【シルエル】恐ろしいぃ〜、、そんなところに行くんですか〜?

【ユウマ】そうだね、頼まれた以上は行かないと

【スイ】魔王のってことは、魔王がいるんだよね?

【ユウマ】そうだね、その他にも四天王とか、上級魔族とかもたくさんいるらしい

【シルエル】ひぇ〜!!行くのやめません?!

【ユウマ】何を今更

【ハク】それで、魔王城ってどこにあるのですか?

【ユウマ】あぁ、魔王城はね。

【ユウマ】ここから南東に進む。途中には山脈がいくつもあるからそれを全て乗り越えるとなるとかなりの時間が必要になる。魔族、魔物がいる通称「魔界」のオオト大陸は俺たちがいるハゼ大陸とは正反対の位置にあるんだ。

【ハク】なるほど、そ、それってつまり…目的地に着くまでの道のりって

【シルエル】全部徒歩?それか馬車?

【ユウマ】、、、そういうことになる

【全員】えぇー!!

【シルエル】嫌だよ!絶対に嫌だよ?!

【ハク】流石にそんな距離はダメですよ!

【スイ】スイもそう思うぅ!

【ユウマ】え、えぇ…


(魔王城に行くまでの道のりが過酷すぎてとても嫌がるみんなにユウマはディアに助けを求める)


【ユウマ】ディ、ディアはどう思ってる?

【ディア】ふむ、我は



【ディア】何とも思わん

【全員】えぇ?

【ディア】そもそも我は飛べるから馬車?とやらに乗る必要もないしそんなものよりかは我の方が速い。悩む必要がない

【ユウマ】(あ、そういうことね…)

【スイ】あっ!


(スイが何か閃いた様子)


【スイ】パパ!スイいいこと思いついた!

【ユウマ】ん?言いことって?

【スイ】ふふ〜ん!それはね〜

【全員】んん?


【ユウマ】おぉ〜!

【シルエル】ひゃっほ〜あ!これは楽ですね〜

【ディア】確かにこの方法は思いつかなかったわ


(スイの思いついたこと、それは)


【ユウマ】いや〜、それにしても意外と快適だね〜龍の上って


(ドラゴン状態のディアの背中の上に乗ることだった)


【ユウマ】思ってたよりも安定感があった

【シルエル】そうですね!こんな感じで寝っ転がれたりもしますよ

【ハク】大きい図体だからこそ、安全なんでしょう

【ディア】それ、褒めてるのか?

【ユウマ】これなら思ったよりも速く行けそうだ!ディア、頼んだ!

【ディア】任された!


(翼を大きく羽ばたかせ、ユウマ達はオオト大陸へ向かうのであった)


【ユウマ】あ!でも行く前に少しだけ寄り道して良い?

【ディア】ん?いいが、どこへ行くつもりだ?

【ユウマ】レイナシオンの家がある。ヤブキ村に〜

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