American joke
本日の当直は、水野中佐、外杉中尉、鳥沢軍曹の3人であった。
「艦長と副長がお戻りになられたらしい。」
「アメリカって、どんな所なんでしょうね?」
「それは退職(退役)してからのお楽しみだな。」
「何なら、厳龍で行ってみますか?」
「え?マジすか?行けるなら行ってみたいです。」
「馬鹿もの!国防そっちのけで、観光なぞ出来るかい。」
「冗談ですよ。たちの悪いAmerican jokeだよ。」
「休みでももらって行きたいですね。」
「二泊三日もらったもらったとしても、行ってhamburgerを食って終わりだな。」
「とんぼ返りってまさにそれじゃないですか?」
「時間に余裕がある時に行くから良いんだ。」
「私も行ってみたいですね。」
「英語?米語?出来ないと駄目なんですかね?」
「なぁに、すぐ覚えられるさ。」
「そりゃあ、防大出のエリートさんにはすぐかも知れませんが?」
「そうですよ。自分は英検4級に落ちる英語力ですよ。」
「机上の米語と、日常会話のような会話力は、違うからな。大丈夫だよ。」
「習うより馴れろって事だよ。」
「上手いこと、言いますね。」
「話してる内容は同じだからな。言語は違えど。」
「そうなんですかね?何となく聞いた事は、ありますけど。」
「日本語の方がよっぽど難しいからな。」
「時間はある。たっぷり勉強するんだな。」
「人生はひたすら学習と経験の繰り返し。」
「耳が痛いですね。その言葉は。」




