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碧き舞い花Ⅱ  作者: ユフォン・ホイコントロ  訳:御島 いる
第四章 黄昏の散花
225/387

筆師の中書き 物語の圏外より

 ははっ、ユフォン・ホイコントロだ。

 とある事情で時間を持て余しているので、ここで中書きを記そうと思う。

 とある事情というのは、これから先の物語で明らかになるのを待っていてほしい。先述している通り、僕は戻ってくるからね。



 さて、中書きを書くということは物語は節目であったり、転換点であったりするわけだ。

 今回は大きく動いた。

 セラ、そしてセラの身体を持つハツカとムェイ。三人がそれぞれに力をつけている間、『夜霧』に大きな動きがあった。

 無窮を生み出す装置の発見だ。

 セラたちの修行に合わせて、『夜霧』の装置発掘作業が進んでいった。

 けれども、反対にまったく動かないこともあった。

 それがヴェィルための器の捜索だ。

 三人の誰の元へも『夜霧』の者は現れなかった。装置の全容が発掘されれば、力を発揮できる肉体が必要となるにも関わらず、『夜霧』は主のための器を求めないのだ。

 連盟からの情報により警戒していたセラたち三人も拍子抜けだった。けれども彼女たちはそれで気を抜くことなく修行を続けた。

 そして四ヶ月。

 それぞれの修行を終え、セラたち三人はアズの地に集まった。

 そこから物語を再開しよう。



                          『舞い花と共に歩みし筆師 ユフォン・ホイコントロ』

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