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沢木先生お題シリーズ

付け焼刃(二百文字お題小説)

作者: 神村 律子

お借りしたお題は「悪寒」です。

 三次みよしもとむ、高校二年。


 同じクラスの津和野つわの美玲みれいと付き合っている。


 今日は映画を観に行く事になっている。


 彼は駅前で美玲を待っていた。


「遅れちゃった?」


 美玲が現れた。求は微笑んで、


「俺が早過ぎたんだよ」


「そうなんだ」


 美玲は微笑み返した。


「今日見る映画は怖過ぎてワルサムが走るらしいよ」


 求が言った。


(こいつ、悪寒をワルサムって読んだのか?)


 付き合いを考えてしまう美玲だった。

ということでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「ワルサム」と言われて「悪寒」と気が付いた美鈴は賢いですね。 ボクは最近はやりの若者言葉かと思いましたよ。 でも、待ち合わせに早く来たことは評価してあげたいね。
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