表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影使い→吸血鬼  作者: 氷柱
1/1

#1 プロローグ

俺は日光、つまり《光》が嫌いだ

なぜ嫌いかって? 日光に当たると虫眼鏡で日光を集めたかのように身体が灰になるように熱くなる

吸血鬼にでもなったのか俺は・・・  ?

・・・そういえば部屋にどす黒い何かが・・・

考えると頭が痛い


俺はベットに倒れた

電気も消し、カーテンもドアも閉め切ったまま

何も見えないくらい真っ暗だ でも、もうなれたこと

何があるかも、どこにあるかもキレイに見える

こういう時は月明かりに当たらないように 窓を開け風に当たりながら

不気味に輝く紅い月をみるのが ある意味の楽しみになった

 午後11時42分

ガタンッ・・・

物音がした 人が窓の上でしゃがんでいる

逆光でよく見えなかった

すると、一瞬の内に手にはランプを持っている状態になっていた

「あれぇ?此処じゃなかったかなぁ・・ 1ヶ月前此処で見逃したのにぃ」

1ヶ月前・・・そう、俺が変な体質になった日だ

「・・・」

「げっ!人間」

あいつはランプをしまって どっかに行ってしまった

「おい!待て」

今はちょうど月は雲で隠れていたため、俺は窓を飛び出した

何故か俺はあいつの手を引いていた

「お前なんで 入ってきた?」

「ぁ・・・」

雲が晴れ月が顔を出してきた

「あっつ!!」

俺は影に隠れた

「ああぁあああぁぁああぁああああああ」

あいつが何かあったかのように俺のほうにきた

「いた!吸血鬼の影!」

「・・・・?!」

何言ってんだコイツ・・・

「あっ、でも影じゃなくなってる・・・君、『影使い』?」

「・・・は!?」

ホント何言ってんだよ コイツゥ!

「カゲツカイ・・・だと?なんだソレ、知るか」

「・・・じゃ、ふっつぅ~ の人間が影を取り込んだの?」

頭がこんがらがる

「・・・すっごぉい!吸血鬼の影はめちゃくちゃレアなんだよ!」

やっと顔が見れた でも男か女かよくわからなかった

「ね!よく分かんなくてもいい! 影使いになって!」

「『よく分かんなくてもいいんか?』行く場所ないし、役に立つなら・・・」

俺は手をそっと出した

「ぁあああ!ありがとう!」

手を握ったは良いが日光に当たってる・・・

「あっつぅ!!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ