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タイトル未定2026/01/04 18:51

 白田流花は入学式に知り合い、友人になった速水渚と大学のキャンパスのベンチで、それぞれ作ったお弁当を食べていた。

「私に気兼ねして、お弁当を作らなくても良いのに。学食あるんだよ」

「流花ちゃんがお昼は自分でお弁当を作って持ってくるのを知った時、凄い!って思ったの。それに、食費の節約にもなるし」

 友人になって以来「なぎちゃん」「流花ちゃん」と呼び合っている。

 速水渚は地方から来て、現在大学近くのワンルーム女性専用のオートロックのマンションに、暮らしている。

 身長が高い流花より、少しだけ低かった。

 肩にかかるくらいのセミロングで、人なつこい女性だった。

 お弁当を食べ終えた渚は、流花に聞いてきた。

「入学式の後、流花ちゃんを迎えに来た男の人いたでしょ。彼氏?」

「えっ、あぁ。彼氏じゃないよ。バイト先のマスターだよ」

「マスターって、流花ちゃんbarでバイトをしているの?」

「週末しか営業していない店だし、バイトが無理なときは、休んで良いって言われているし」

「優しいマスターだね」

「うん」

「やっぱ、マスター流花ちゃんの彼氏じゃないの?」

「もう、彼氏じゃないって!私のスーツ姿が見たくて、来ただけなんだって」

「そんなの、口実よ。ただのマスターだったら、入学式の時迎えになんて来ないよ」

「そっかぁ」

「あんな素敵な男性が、入学式の時迎えに来たのを見た時は羨ましかった!しかも、barのマスター」

「そぉ?」

「な〜に、余裕こいているの。今のひと言で、流花ちゃん女性全員敵にまわしたよ」

「もぉ、大袈裟だなぁ」

「素敵なマスターね。今度、店に行きたいな。店をやっている時、ラインして」

「うん。そろそろ、次の講義が始まるね。行こう」

 流花と渚は、ベンチの上から立ち上がった。

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