タイトル未定2026/01/04 19:17
先にマスターが米を研ぎ、炊飯器のスイッチを押した。
まな板やお鍋を用意をして、お昼を作る準備ができた。
じゃがいもの皮をむく大門の動画を、流花は撮った。
「大門君、皮をむくのが上手!」
「保育園でもやったよ」
「そうなんだ。何を作ったの?」
「カレー」
「大門君が作ったカレー、食べたいな」
「いいよ。わぁい、全部むけたぁ」
「後、四個ありま〜す。残念!」
「もぉ〜」
大門は、二個目のじゃがいもの皮をむき出した。
隣では、マスターが味噌汁に入れる野菜を切っていた。
流花は、マスターの動画を撮りだした。
「マスター今日の味噌汁の材料は、なんですか?」
「玉ねぎと油揚げと豆腐です。嫌いなものは、ありませんか?」
「ありません!」
「健康優良児ですね」
「それだけが、自慢です」
マスターと流花は、笑いあった。
大門がじゃがいもの皮をまだむいていたので、味噌汁に入れる具材を切り終えたマスターは、ポテトサラダに入れるきゅうりを切り始めた。
「マスター意外にも、手際が良いですね」
「幼少の頃から、おまちさんに仕込まれました」
「厨房の仕事も、いけるんじゃないですか?」
「無理ですよ」
その頃大門は、じゃがいもの皮を全部むき、じゃがいもを切り出した。
「大門君、ゆっくりゆっくりね」
やがて、お鍋のお湯が沸いた。
じゃがいもは、沸騰したお鍋のお湯に入れる段階になった。
「危ないからこれにじゃがいもを乗せて、お鍋に入れてください」
言いながらマスターは、大門にお玉を渡した。
大門は言われた通り、お玉にじゃがいもを乗せ、お鍋のなかに入れた。
その頃には、味噌汁が出来上がっていた。
マスターは、魚をグリルの中に入れた。
「大門、なんの魚を買いましたか?」
「う〜んと。あれ、なんだっけ?」
「サバですよ。流花、サバは大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「七海ぃ。ハムって、どうやって切るの?」
「こうですよ」
マスターは、見本を見せた。
「わかった」
大門はゆっくり、ハムを切り出した。
マスターは、ハムを切る大門を見守っていた。
じゃがいもが茹で上がり、大門はマッシャーでじゃがいもをつぶしていた。
「七海ぃ、全部潰れないよぉ」
「全部潰さなくても、良いですよ」
「私も、手伝う」
動画を撮っていた流花は携帯をマスターに預け、大門からマッシャーをもらうと、じゃがいもをつぶしだした。
さすがにじゃがいもは、あっという間に七割ちかくつぶれた。
顔を上げた流花は、声を上げた。
「ちょっと、何撮ってるの!」
流花から携帯を預かったマスターは、マッシャーでじゃがいもをつぶす流花をずっと撮っていて、今尚動画を撮っていた。
「そりゃぁ、撮りますよ」
マスターが言った後、マスターと大門は口を揃えて言った。
「ねぇ〜」
流花は、笑いながら言った。
「もぉ〜」




