表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/77

73 お隣さんと松茸料理

 開け放った窓から秋風が吹き込んできた。

 今朝の風は少し冷たい。


「つか、すっかり秋だねぇ」


 季節が巡るのは早いもんだ。

 そうこうしてる間に、あっという間に冬がやってくるだろう。

 熱燗の恋しい季節の到来である。


 ――ピンポーン


 玄関チャイムがなった。

 出てみると、やってきたのは大家さんだった。


「やぁ、虎太朗くん。おはよう!」

「ちっす、大家さん! つかどうしたんすか、こんな朝っぱらから」


 大家さんはニコニコ笑顔で、手提げ袋を掲げた。

 なかのものを取り出した。

 嬉しそうに見せつけてくる。


「ジャーン! これ、お裾分けだよー!」

「う、うおーッ! つか、そ、そいつぁ、ま、松茸じゃねーか!?」


 立派な松茸が袋のなかにゴロゴロしている。

 なんて贅沢な絵面だ!


「だろう?! 凄いだろう?! これで一杯どうだいッ?」


 大家さんは指で輪っかを作って、くいっくいっとお猪口を傾ける仕草をした。

 松茸で飲みのお誘いだ。

 俺に異存はまったくない。

 ある訳がない。


「おう! サンキューな、大家さんッ!」

「なんの、なんの! どう致しまして!」

「じゃあ、早速肴を作っちまうから、そしたらお隣さん家でみんなで飲もうぜ!」


 松茸を受け取って、早速料理に取り掛かった。




 出来立ての肴を持ってお隣さん家にやってきた。

 居合わせたのはマリベルにシャルルにハイジア。

 そこに俺と大家さんを交えた5人で、今日も昼前からワイワイと飲み会が始まる。


「おう、じゃあ早速食うとすっか! 松茸、松茸〜」


 ウキウキ気分で、人数分の土瓶を並べていく。

 蓋の部分には、半分に切ったすだちを乗せてある。


「ふむ。これは何という料理なのだ、コタロー?」

「貴様はなにも知らぬのう、マリベル。これはお茶なのじゃ!」

「お茶! さすがはハイジアさんなのです!」


 ハイジアがヨイショに胸を反らせる。

 だがこれはお茶ではない。


「ちげえっつの。しっかりと味わって食えよ。こいつはなぁ『ハモと松茸の土瓶蒸し』だ!」


 土瓶蒸し。

 それは土瓶に具材と出汁を入れて蒸した料理だ。

 蒸した具と一緒に、熱々の出汁を吸い物のように味わえる。

 肌寒い季節にぴったりの肴なのである。


「うはー、美味しそうだねえ!」

「おう、松茸差し入れてくれたのは、大家さんだかんな! みんなも感謝すんだぜ!」

「まま、それはいいから。さ、頂こうよ!」

「いただくのですー!」

「ああ、大家殿、ありがとう!」

「妾にも寄越すのじゃ!」


 みんなで一斉に土瓶蒸しに手をつける。

 猪口がわりの土瓶蓋を開けると、暖かな湯気と一緒に、香り高い松茸の匂いが漂ってきた。

 まさに秋の味覚ってやつだ。


「ん〜、良い香りなのです!」

「うぬぬ。香りは及第点じゃのうー」

「では、味のほうも確かめるとしよう!」


 マリベルが土瓶のなかから具を取り出した。

 器において、そこに熱々の出汁を注ぐ。


 ……ズズッ


 ひと口すすった。

 そのままハモと松茸を食べて、彼女が固まる。

 その隣では、シャルルも同じポーズで固まっている。


「う、うまいのじゃ! ハモの身がたっぷりと出汁を吸い込んでおるのう!」


 ハイジアはホクホクしている。


「おう! ハモのアラで出汁ぃとったかんな!」

「うん、これはいいね! 体が芯から温まるよ!」

「だろ? つか熱燗も一緒にどうだ?」


 大家さんは勧められるがままに、熱燗を飲んで頰を赤くした。

 なんとも幸せそうな顔だ。


「んじゃ、俺も……」


 自分の土瓶蒸しを器にとって、口を添える。

 ふんわりと香ばしい香りが鼻腔をくすぐった。

 これぞ秋の味覚、松茸の香りだ。


「んー、たまんねえな! いただきます!」


 ハモを口に放り込んだ。

 たっぷりと出汁を吸い込んだ蒸したハモの身が、舌の上でホロホロと崩れていく。


「あっふ……ッ! うまッ!?」


 次は松茸と一緒にハモを頬張って、奥歯で噛みしめた。

 キノコのぷりっとした食感と、ジュワッと染み出してくるハモ出汁の旨味。


「熱燗……ッ、熱燗……ッ!」


 これは酒のすすむ肴だ。

 鼻で香りを、舌で旨味を味わいながら、熱い燗酒を喉に流し込んだ。

 米の甘みが、口内の旨味を塗り替えていく。


「くはぁ! たまらんッ!!」


 最高だ。

 土瓶蒸しに熱燗は最高だ。

 みんなも気に入ったに違いない。


「おう! 美味えだろ、アンタら!」


 俺はフリーズしている姉妹に声を掛けた。

 出来の悪い機械仕掛けの人形のように、ふたりがギギギと首を回して俺をみる。

 そのまま彼女たちはカッと目を見開いて、唾を飛ばしながら叫び始めた。

 まぁいつものアレだ。


「ああ、美味い! 最高だ! 肌寒い秋の日に楽しむこの土瓶蒸しの温もり! 蓋を開けた瞬間部屋中を駆け抜ける香りと熱は、否が応でも酒と肴への期待を高めてくる! 土瓶を容器に使うという物珍しさもいいな! そうしてワクワクと胸躍らせながらハモと松茸を食べると、ワクワクが安らぎに置き換わる! 繊細で優しい出汁の味と、淡い秋の味覚が混ざり合ったとき、これほどまでに食べる人をホッと安らかにさせる味わいに昇華されるとは……。感服つかまつった! この土瓶蒸しは言わば大海! 胸中を荒ぶる嵐が吹き抜けたあとに訪れは凪いだ海! そんな大海のごとき懐の深さを、私はこの土瓶蒸しから感じてやまない!」

「それだけじゃないよ、お姉ちゃん! この土瓶蒸しの穏やかで安らぎに満ちた味わいは、すだちを搾ることでまた新たな顔をのぞかせる! 出汁に柑橘系の酸味が加わったときのその爽やかさは、まるで南国のビーチ! わずかな時間、いまが秋口であることを忘れて、わたしのこころは常夏の楽園、夏真っ盛りのビーチに連れ去られちゃったんだよ!」


 相変わらず意味不明である。

 比喩が、さっぱり分からん。

 でもとりあえず、今日も元気で楽しいヤツらだ。


「まったく……。やかましいヤツらなのじゃ」


 ハイジアは耳を塞いで、ひとり黙々と土瓶蒸しを食べていた。




「土瓶蒸し、なくなっちゃったのです……」


 シャルルが空になった土瓶に目を落とす。

 なんだかしょんぼりしている。


「土瓶蒸しは、ちょっと量が少ないからねぇ」

「私も少々物足りんな」

「のうコタロー? 何か他に肴はないのかえ?」


 全員まだ食べ足りないらしい。

 まあそうだろうと思っていた。

 これを見越して、ちゃんと用意はしてある。


「おう、任せろ! いま松茸ごはん炊いてんぞ!」

「ほう……。それは美味いのか?」

「もちろんだ! うんめぇぞー?」


 ゴクリと誰かの喉がなる。


「まぁ松茸はこれで、使い切っちまったけどな。だよな、大家さん?」


 大家さんが手提げ袋をゴソゴソやる。

 そして1本の松茸を取り出した。


「あ、まだ1本あった」


 みんなの視線が松茸に集中する。


「あはは。ごめんごめん。なんだかこれだけ、袋の奥に残ってたよ!」

「おう! じゃあその1本は、焼き松茸にして5等分にすっか?」

「なぬ? 5等分……じゃと?」


 ハイジアの眉がピクリと動いた。


「これコタロー。その焼き松茸というのも、美味いのじゃろ?」

「ああ。焼くと香りが最高だぜ?」

「なら、妾に1本丸ごと寄越すのじゃ」


 なんか欲張りなことを言い出した。

 今度はマリベルの眉がピクリと動く。


「……待てハイジア。どうしてそうなる?」

「だってこんな小さな松茸じゃぞ? 等分したら、妾がほんのちょっとしか食えぬじゃろうが」

「だからといって、お前が独占する理由にはなるまい?」

「なんじゃと……?」


 不穏な空気が流れ始めた。


「……貴様には、妾に対する敬いが、ちと足りておらぬのではないか?」

「ふん……。お前には敬われる要素などないだろう。毎日ぐうたらしおって」


 緊張感が増していく。


「ちょ、ちょっとふたりとも、落ち着くのです」

「……これは格の違いを、教えてやらねばならぬのう?」

「……よかろう。この際だ。白黒つけてくれる!」


 ふたりは睨み合っている。


「うひょー! 勝負はどうするんだい!」


 大家さんが横からいらん煽りをいれた。

 つかなんだこの展開?

 乱暴なのは勘弁なんだが……。


「ちょ、アンタら! つか一回落ち着け!」


 ――ピピピッ、ピピピッ!


 止めに入ろうとしたとき、炊飯器のアラームが鳴った。

 松茸ごはんの炊き上がりだ。


「あッ! そうだ……ッ!」


 ピコンと閃いた。


「おい、マリベルにハイジア!」

「……なんだ?」

「なんなのじゃ?」


 炊飯器を持ってきて、蓋を開く。

 ほかほかの松茸ごはんが、たっぷりと炊けている。

 それをふたりに見せつけながら伝えた。


「その勝負……、大食い対決にしておけ!」




 3人が並んで卓についている。

 シャルル、マリベル、ハイジアの順だ。


「ん? あれ? つかシャルルも参加すんのか?」

「あ、その、……はい、……その。……参加、なのです。……えへへ」


 ちゃっかりしてやがる。

 だがまぁいいだろう。


「じゃあ松茸ごはんを何杯食べられるかで勝負な? 焼き松茸は勝ったヤツのもんだ」

「うむ、心得た!」

「了解なのです!」

「いいから、早くはじめるのじゃ!」


 彼女たちの目は松茸ごはんに釘付けだ。


「じゃあ、はじめるよー! 用意……スタート!」


 各位一斉にご飯を描き込みはじめる。

 と思ったらマリベルとシャルルが、ひと口食って動きを止めた。

 カッと目を開いて叫び出そうとする。

 きっと松茸ごはんが、叫びたくなるほど美味かったんだろう。


「堪らん! なんだこの風味豊かな――」

「ふはは! 貴様はいつも通り、馬鹿みたいに叫んでおれ! 妾はこの間に食いまくってやるのじゃ!」

「卑怯なのです、ハイジアさん!」

「――んあッ!? 食レポは黙ってきけ! お約束だろうが、お前!」

「はっはーん! そんな約束なんぞ、した覚えがないのじゃー!!」


 マリベルは「く……ッ」と口惜しそうに漏らして、食レポを中断した。

 なんか唇を噛み締めてやがる。

 つか、そんなにやりたかったのか、アレ……。


「んじゃ大家さん。俺たちも食うとするか」

「うん、そうだね! ほかほかに炊けていて、美味しそうだよー!」


 茶碗によそった松茸ごはんを頂く。

 もぐもぐとして、ごくん。

 実に美味い。

 香り高い松茸とほかほかご飯の最強ブレンドだ。

 美味くないはずがない。


 じっくり味わって、舌鼓を打つ。

 時折お漬物をぽりぽりとやりながらだ。


「ふはは! 3杯目なのじゃ!」

「くッ、はやい……ッ!?」

「はぐはぐ……。わ、わたしも2杯目なのです!」


 俺と大家さんは、お隣さんたちの熱戦には我関せず、ふたりでゆっくりと松茸ごはんを味わった。




「もう……無理、なの……です……」


 シャルルがバタンと突っ伏した。

 5杯でダウンだ。

 というか食い過ぎだろう。


 マリベルとハイジアはまだ食い続けている。

 どれだけ食うつもりなんだろうか。

 食った量も一進一退だ。


 松茸ごはんはたくさん炊いた。

 大家さん家の土産分や、ここに今いないフレアやルゼルの分。

 あとは小都とサタンに差し入れする予定だった分なんだが……、それを全部喰らい尽くす勢いである。


「ぐえっぷ……。貴様、そろそろ、ギブアップしても、いいのじゃぞ? ……ウィップ」

「ふ、ふふ……お前こそ、早く降参しろハイジア。どうあがいても、うぇえッ、私に勝つことなど出来んぞ? ぐぇえぷ」


 ふたりの腹はもうパンパンだ。

 スイカでも詰め込んだみたいに、まんまるく膨れ上がっている。


 だがそんな熱戦も、俺と大家さんには関係ない。


「おっとっと、それくらいでいいよ。じゃあ虎太朗くんも」

「おう、あざっす。大家さん」


 俺たちは既に松茸ごはんを食い終えていた。

 そしていまは熱燗を楽しんでいる。


 やはり飯は腹八分目に限る。

 そうしておかなきゃ、酒をいれるスペースだってなくなるのだ。


 飲みの席での大食いなんぞ愚の骨頂。

 そんな思いを巡らせながら、マリベルとハイジアの争いは放っておいて、酒を楽しむ。


 でもそろそろふたりの勝負もつきそうだ。

 なら……。


「なあ大家さん。焼き松茸するなら、七輪あった方がいいよな?」

「うん、そうだね!」

「じゃあ、ちっと俺ん家までひとっ走りして、持ってきてやっか!」


 俺は席を立った。


 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


 ――虎太朗が七輪を取りに席を外したあと。


「ふふ……ふふふ……。なぁハイジア、もう休んでもいいんだぞ? うぐぇぁは……」

「貴様こそ、苦しそうじゃの? 無理はいかんのじゃぞ。わ、妾はまだまだ余裕じゃがな? げふぅぷぅう……」


 もうふたりは限界を超えていた。

 箸の速度が明らかに鈍っている。

 膠着状態である。


「あ、あれはなんじゃ!?」

「ん、んあッ?」


 いきなりハイジアが、あらぬ方向を指差した。

 マリベルが釣られて振り向く。


「くはは! かかりおったな! うりゃあ!」

「……くッ、あまい!」


 ふたりが物理で争いだした。


「おっと、ハイジアちゃんの喉チョップ! だがマリベル殿すかさず防いだー!」


 大家さんは楽しそうにふたりを煽っている。


「お返しだ……ッ!」

「させぬわ……ッ!」


 今度はマリベルの腹パンが、ハイジアに防がれた。


「白熱の戦いは、第2ラウンドへと持ち越されたー!」


 大家さんは変わらずひとり楽しそうだ。


「くくく……」

「ふふふ……」


 ふたりの醜い争いは、ふたたび膠着状態に陥った。




 マリベルとハイジアが、ノロノロと箸を動かす。

 どっちの攻撃も相手には届かない。

 このままずっと膠着状態が続くかと思われた。

 しかし事態が動き出す。


「……ぅ、……ぅげぇええ……」


 シャルルが動き出したのだ。

 マリベルの隣で突っ伏していた彼女が、急に体を起こして吐いた。

 明らかな食い過ぎである。


「シャ、シャルル!? んあッ、こ、こっちに向いて吐くな……ッ!?」


 マリベルが吐瀉物をかわす。

 大きく体を反らせた。

 だがその隙を見逃すハイジアではなかった。


「い、いまじゃ! くらぇえいッ!!」


 ――バシン!


「ぐ、ぐぉお……」


 ハイジアの腹パンが、マリベルの腹に突き刺さった。

 スイカみたいにまん丸なお腹が凹む。


「ハ、ハイジ、ア……。お、お前……」


 マリベルが口を押さえて、喉の奥からせり上がってくる吐き気に耐える。


「し、しぶといのじゃ……。ぅげぇぷ。……じゃが、妾も、もう、やばい。ここで決めるのじゃ……もう一発……ッ!! それ! それ!」


 ――バシン! バシン!


「ぐはぁ……ッ!? げふぅ……ッ!?」


 腹パン連打が、マリベルを襲う。


「お、おのれ……、ハイジ……ア。も、無理……。うげぇえッ!?」


 マリベルも吐いた。

 吐瀉物はシャルルに降りかかった。

 ふたりしてゲ◯まみれである。


「お、覚えてろ……よ、ハイ……ジア……」


 マリベルがシャルルと重なり合い、◯ロの海に沈んだ。


「か、勝った……の、じゃ……。でも、もう……妾も……うげぇえ……」


 今度はハイジアが、口を押さえて倒れ込んだ。


 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


 七輪を持って戻ってくると、部屋は恐ろしい惨状になっていた。


 女騎士姉妹は重なり合いながら、吐瀉物の海に沈み、ハイジアも山みたいに膨れた腹を抱えて、仰向けに倒れている。


「ハイジア! おい、どうしたんだ!?」


 気を失っているハイジアの体を揺する。


「ぅう……。ぅげぇ……」


 彼女は気絶したまま吐いた。


「ちょっ!? つか、バッチいな、おい!?」


 せっかく七輪を取ってきたというのに、なんなんだろうこれは。


「おう、大家さん! こりゃあ、一体どうなってんだ!?」

「激しい……戦いだったんだよ……。うは」


 テカテカした顔で喜んでいる。

 もうさっぱり意味が分からん。

 とりあえずこの状態では、焼き松茸は食えんだろう。


「あー、つかどうするこの松茸?」

「七輪もあることだし、虎太朗君と私で食べちゃおうか?」

「……そっすね」


 なにがあったのかは俺には分からん。

 でもどうせまた、どうしようもないことが起きたんだろう。


 こうして結局焼き松茸は、俺と大家さんの腹のなかに収まった。


ちょっと更新の間が空いてしまいました。

すみません。


何をやってたかというと、新しいの書き溜めてました!

サクサク読める新作ですよー

とりあえず30話ほど書き溜めてます。

暇つぶしに最適!

良ければ下記のリンクからどうぞーヽ(*´∀`)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ