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双黒のアルケミスト ~転生錬金術師の異世界クラフトライフ~  作者: エージ/多部 栄次
第一部四章 錬金術師の波瀾万丈録 王国侵略編
93/214

4-3-1.ギブミーライス!!!!!

あけましておめでとうございます。2018年もどうぞよろしくお願いします。

今回は息抜き回です。第九地区を観ながら息抜きしてるときに書きました。

 メルストの部屋は十字団の拠点、二階を上がってすぐにある。机や棚には王城の大規模な図書室でいただいた書物や、忘れないために書き留めた自分の記憶および知識が詰め込まれている。


 散らかっているわけでも、だからといって整頓されているわけでもない。学術的なものがあるばかりで個性が見られない質素な部屋。ちりとりやごみ箱に、やけに砂やきらめくれきが入っているのは、感情の乱れで勝手に能力が発動してしまった故だろう。寝ている時は特に顕著で、毎日シーツを洗って創成された多種多様の金属砂や有機溶媒を落としている。


 生活に慣れた彼も、元はまったくの別世界で生まれ育った人間。この肉体や周囲の人間が、前世で見たそれと全くの同種なのか疑わしいのもあるが、ストレスが全くないわけではない。今自分を構成する身体は、この世界で生まれ育った肉体と脳であるために魔法が存在するような環境の適応も容易で、言語の壁もない。だが精神とのギャップで何度頭と胸を痛めたか。苦痛と呼吸困難に苛まれ、夜な夜なうなされてばかりだ。


 そして今日もまたひとつ、抱えていたストレスが限界に達しようとしていた。

(ここの世界に来てからそろそろ九ヶ月ほどか……ずっと考えないようにしてたけど、やっぱり――)


「ふるさとの味が恋しい……」


 机にうなだれた彼の傍には茶色い麻袋。なかには穀物が入っているが、彼の欲しいものではなかった。いつも食卓で食べている雑穀だ。

 それをうんざり見つめ続けていた彼は長く深いため息を吐き続けた。かと思いきや急に叫ぶ。


「はァ゛ー! 米食いてぇ! 寿司食いてぇ! カレーに炒飯、餅食いてぇ! 唐揚げ丼! 海老天丼! 決まって量はとーくもり! 卵かけ! 鮭茶漬け! 給料日にゃマグロ漬け! コシヒ〇リ! ヒノヒ〇リ! あきたこ〇ちにゃひとめぼれ!」


 ぜぇ、と息継ぎ。もう胚芽、いやもみ殻だけでもいいからとぶつぶつ漏らしている。


(つーかおかしいだろ。もろこしと小麦はあるくせになんで稲がないんだよ……世界三大穀物だぞ。仲間外れにするんじゃねぇよ、稲荷いなりの神様涙目だぞこの野郎)


 キヌアのような、メルストにとってよくわからない穀物や豆には慣れてきた。が、やはり白米が食べられない生活には慣れてないようだ。

 留学等、海外経験があったが、かならず日本食が食べられる店を確保し、またとぐ前の米を持参する。どういう形であれ一日かならず米を摂取しなければ生きた心地がしないほどのマイラー、いわば中毒者ジャンキー候補であった。異世界で一日どころか数か月耐えられたのは肉体が違うからか。


「はぁぁ~……ないなら物質創成つくろうかな……いや植物からは無理だな……じゃあ遺伝子から……さらに無理だ。超高分子なんて神経削れるどころか抉れるし、そもそも3億9千万塩基なんて覚えてるわけねーだろ」

 構造式と物性等をイメージして物質創成・物質構築するため、分子量1000ほどの低分子および中分子や単純な構造の繰り返しの高分子が限度だ。

(大のお米好きなのに、イネの全ゲノムすら把握しきれてないなんて……俺はお米マニア失格だ)


 この世界で、自分でそれなりに調べたが、イネに関する文献がない。驚くほどない。人に聞こうとするが、文献がない以上、そもそも存在しているのかさえ疑わしいので、墓穴を掘るわけにはいかない。架空の植物の名称を言ってしまえば面倒なことになる、と生真面目な彼はそう余計な心配をかけていた。


「つーか、俺にとってのふるさとの味が米だけって……」

(味噌は……今は別にいいや。あ、海苔……おにぎりには必須だ。納豆は……卵醤油といっしょに食べたくなってきた。他には……あれ、なんかこう、モダンでナウいジャンクな食べ物とかあったような……あれ? いろいろ忘れてねぇか?)


 お米以外考えられなくなってる中毒者は、栄養素から米を錬成しようかと半ば無謀なことを考えつつ、

(全元素作れるのに……食いたいものの一つも作れないなんて。全ゲノムさえ……構造さえ記憶していれば……理論上と根性論で米だって作れるのに……)

「あーっ! お米食いてぇー!!」


 快晴の昼下がり、悲しい声が家で虚しく響く。

 いくら後悔してもどうしようもないのだが、今日の彼はやけにナイーブだ。

 ふと、ノックする音が聞こえる。一つ返事をすると、エリシアがおそるおそる入ってきた。


「あの、メルストさんが狂い始めたとフェミルから聞いたのですが」

「あんにゃろう……その通りです」

 拒絶反応から来る狂人ぶりをフェミルは目撃していたようだ。自覚あったメルストは認めざるを得ない。


「なにかあったのですか? わたしで良ければ相談に乗りますし、できることならなんでも協力します」

 心の底から心配している彼女に、メルストは涙を浮かべる。


「大賢者様……! 女神……女神がおられる……!」

「本当に何かあったんですね……」


 信じてもらえないかもしれないが、せめて気がまぎれると、メルストのお米に関するすべてを語った。

 相当な時間を要したが、エリシアは真剣に聞き取ってくれたことに、さらに涙腺が緩みそうになる。講義ひとつ分にまとめただけでも立派なものだろうとメルストは自画自賛した。


「んー……オコメ、またはライスという小麦に似た穀物ですか……それを脱穀して水で炊いたものが食べたいと」

 約90分をたった一言にまとめたエリシアに、「そう! まさにそうなんです!」と立ち上がりたい彼だったが、堪える。


「やっぱり、存在してないんですかね。夢のまた夢の、絵空事なんですかね……」

「いえ、そこまで鮮明な記憶なら、実在していない方が不思議ですが……」

 エリシアに至ってはメルストの記憶が少し戻ったと思っているようだが、メルストはこの世界の人間ではないことがばれるのではと話しておいて今更ながらひやひやしている。しかし相手はエリシアだ。どんなことでも寛容的だからこそ、甘えてしまった。


「あの噛むたびじわっとくるほのかなデンプンの甘味。満腹感を得る胃の重み。食べごたえのある食感! 独特の粘弾性とみずみずしさがハーモニーを為すふっくらほかほかのあったかいお米が食べたいよぉぉ……!」


 ベッドでうなだれるメルストに、イスに座るエリシアはうーんと思い悩む。もしかして、と思いつつ、口を開いた。

「一緒というわけではないのですが、それに似たような食べ物なら知ってますよ」

 これにはメルストも飛び上がった。ベッドが壊れそうな軋みを上げる。


「マジで!? あんの!?」

「味や食感、あと調理方法を聞く限りでは、同じような食材が第5区の小さな村に――」

「やった! 神は見捨てていなかったんだ!」

 この日、異世界ではじめて心から神を信じた瞬間であった。


     *


 第5区の森林域に降り立ったメルストはエリシアの案内に従った。森を抜ければすぐにとある集落に着くそうで、木漏れ日が木々の葉を照らし、光る蝶の姿をした妖精霊エレミンたちが自由奔放にひらりと飛び回る。


「おっこめ♪ おっこめ♪ おっいしーおっこめ♪」

 澄んだ空気と温かい日向でメルストの気分も陽気に満ちていた。鼻歌まじりに即興の歌を歌う。いつもじゃ見ない彼の浮いた様子にエリシアは若干ながら内心驚いている。


「相当うれしいのですね」

「いやもう心の底から嬉しい! エリシアさん本当にありがとう!」

(ふるさとの味がもう一度食べられるんだからよ、嬉しがらずにはいられるかってんだ)

 満面の笑み。ここまでまっすぐ受けたことがなかった彼女は顔から火を吹き出し、すぐに顔を逸らした。


「あ……ぅ、い、いえっ、そこまで喜んでいただけるなら、私も、その、うれ……しぃ、です」

 消え入りそうな声に気に掛ける余裕などない。メルストは訊く。


「やっぱり聞いてみるもんだ、うん。でも、なんでそんな知られてもないようなことエリシアさんが知ってるんだ?」

「王城の書庫からです。昔に旅をしていた冒険者様が遺された記録にちょっとだけですが載ってました。その内容が、メルストさんの言っていたこととほぼ同じでしたので」

(さすが大賢者。記憶力もよろしいようで)

 へぇ、とメルストはそれ以上に、このあと訪れるであろう至福への期待で胸がつまりそうだった。


 その村は森の中の吹き抜けにあった。まるで、森林の憩いである湖のように、その場所だけ空がみはる。

 村人が伐採したためではない。土地一個分の巨大な亀の残骸、いわば甲羅が丘として森の中に孤立していたところを集落にしたのだと、エリシアの口から教わる。

 納得するのに時間は要らない。六角形の棚田が環状に並んでいるのを見れば、そう思われても仕方なかった。故郷の田舎を追想させ、それだけでもメルストの気持ちは満腹になる。

 救いだったのは、ここの村人が温厚で友好的だったことだろう。エリシアとメルストを快く受け入れてくれた。


「うぉおおおお! 米だ! 米が俺の目の前で炊けている!」

あんちゃん、なぁに当たり前のこと言ってんだ」

 なまりの強い口調で軽く笑う農夫たちに目もくれず、メルストは土のかまどで煮炊きされている亀土の鍋に夢中だった。


 時折ふき出る湯気から漂う懐かしさは、涙腺が緩むほどだ。釜の周囲には湧き上がって流れ出した米の煮汁が、幾筋もかさかさにこびりつく。


 そして、時は来た。米とぎでは、しょくしょくと寂しい音を立てていたはずなのに、ふたを開けばまるで白銀の宝石箱。ぐという表現は正しかったと、メルストは鳥肌を立てる。

 一人暮らし。何気なくしゃもじで炊きたてご飯を天地返ししてかき混ぜていたときの香りを思い出していた。


 陶器の椀に盛られる炊き立てのまっ白な飯。ふくよかな甘い香りがあたりに漂えば、それだけで立派なご馳走を堪能した気分で盛り上がる。早く食べたいとにじみ出る唾液が止まらない。じゅわりと広がる甘みを思わず想像してしまう。


 品質によって香りの強弱や質の違いはある。しかし、共通はひとつ。炊きたてのご飯の持つ、むせ返るような芳醇な香り。温かそうな湯気を吐きながら青天の下で、太陽を浴びる一粒一粒が真珠のように輝いている。


「エリシアさん! これだよ! これがお米! ライス! 米飯ミーファン! リース!」

「お、落ち着いてくださいメルストさん……」


 でも、とエリシアも食欲が湧いてきたのだろう。ちらちらと黒い釜に広がる白い世界。おなかもなってきそうなところ、ひとりの農婦が椀に炊き立てを盛り、エリシアに渡した。

「育ち盛りなんだから、あんたもしっかり食べんとね!」

「あ……はい、すみません。ありがとうございます」とばつが悪そうな顔をする。


「今日はめずらしいお客さんがはるばるウチんとこまで食べに来てくれたンだぁ。これ以上の喜びはないっぺ」

「しかも若ぇ美男美女ときた。長生きしてよかったとよ!」

「あと20年は生きれるべさ! っはっはっは!」

 村人たちの楽し気な会話の中、丁寧な所作で「いただきます」と呟き、炊きたてご飯をうまんでひとくち、口の中へと運んだ。


 ほろほろこぼれそうなアツアツを、一粒も逃すまいと、ハフハフ食べる。

 芳醇な香りを運ぶ湯気はまさに暴力。舌に乗る熱が旨みを伝えにきている。味よりも先に行き渡るそれは鼻腔に満遍なく温かさを包み込ませた。しかし咀嚼する前からこれでは、身が持たない。


 まず、ひと噛み。

「ッ!!?」


 なんだこれは。じゅわぁ、と顎と顎の関節がふるえ、とろけそうになる。


 噛めば噛むほど、豊かな甘みが広がる。舌当たりがよい艶はもちろん、噛み潰す歯に伝わるもちもちが、頬をじわりじわりとしびれさせる。


 一粒一粒、中まで富んだうるおいと火が通っているが、決してべとつかず、硬さも粗さもない。サラサラとすっきりしていて、ほのかな甘みと旨みが調和を成し、上品な香りは、ここが自然豊かでのどかな土くさい場所とは一変、豪奢な食卓だと錯覚するほどだ。

 否、これこそが大自然の恵み。世界そのものからし出された旨みが凝縮された一粒。それを贅沢にも何千粒もこの口の中で貪欲に味わっている。


「うんめぇぇぇッ!!!」

 感動のあまり、声を出さずにはいられなかった。前世でさえもここまで食べ物でおもしろおかしく叫んだことはいちどもなかった。あたりまえの感動を失っていた今、この衝撃は二度と忘れられないだろう。いや、今の彼を見れば忘れるはずがなかった。


「これだよ! この味だよ! ああ、何杯でもいける。頬と涙が落ちるよ畜生」

「メルストさん、よかったですね……!」

「ありがとうございます! ありがとうございます!」


 耐え切れなくなった涙腺からぼろぼろと涙が出てくる。身体が崩れそうなほどまでに嬉しそうな表情は、心の底からよかったと、エリシアもつい涙がほろりとこぼれる。堪え、ハンカチで涙を拭く。

 二杯、三杯と、メルストの食欲は留まることを知らない。その食べっぷりに、農民たちも嬉しそうだ。

「いんやぁ喜んでくれてなによりだべさ。その"コクダマムシ"の魅力が王都区の若いモンに伝わってくれて感激だべ」


 ピタリと、メルストの手と口が止まる。時間が止まったのかと思うと、首だけが動き、農夫に向けられた。


「今……虫って言いました?」

「おう! でも、うまかったろ?」

 錆びた歯車のような沈んだ若者の声に反し、元気いっぱいの老人の声。確かにそうだと心底から頷く。しかし聞き捨てならない言葉がひっついて、どうも気になる。


 口の中の物を一気に飲み込んだメルストは、

「ちょっと、これの原産地……案内してくれません?」


 村人が案内したのは丘の上に並ぶ六角形の田んぼではない。周辺に燃ゆる広葉樹の森の中だった。集落が見える程の近さで、農夫は足を止めた。

 幹から生える低位置の枝葉を指すと、薄緑色であるはずの葉の裏に白濁の群集がびっしりこびりついていた。


「これがコクダマムシだべ」

「確かに米だけど! どこからどう見ても立派な米だけど! 生えてる場所がエキセントリック!!」


 思えば、確かに調理過程でいきなり白米から取り出されたのはおかしかった。脱穀機が見当たらず、籾殻もみがらぬかを落とした様子もなかった。ショックのあまり、オーバーなリアクションで両手で頭を抱えたメルストはズシャア! と膝をついた。


 その米に擬態したような蟲は一切動く様子はない。100人中98人が白米と見間違えそうなそれを、エリシアは興味深く観察した。


「珍しいですね……動物と植物の間にいる植虫型の魔物ですよ」

「こいつおもしろくてよぉ、水と草あたえてりゃひとりで勝手に増えるんだ。一匹から二匹、二匹から四匹ってな」

「しかも無性生殖の分裂型……虫じゃねぇじゃん。バカデケェ微生物じゃん」

(いや違うか、前世にはいない系統の生物か。どっちにしろ、俺の知ってるお米じゃねぇ)


 頭がくらくらしそうなメルストに、うれしそうに農夫は語り続ける。

「こいつの収穫時期によっちゃ、食感や味が変わるんだべさ。これ食えばいつでも元気。いろんな食材にも合う。どの穀物にマケねぇ万能穀だっぺ!」

(虫だけどな!)


 複雑な気持ちが表に出るが、いとも表現し難い顔だ。

「なぁにヘンな顔してんだ。このせぇ、腹ん中入れば草だろうがムシだろうが関係ねぇっぺ、美味さがイチバン!」

「そうですね……まったくもってその通りです」

 見事に言いくるめられたが、やはり口の中で堪能した美味と感動は本物であったことに否定できなかったためだろう。


 説明していた農夫を、やってきた村人が呼び、「んじゃ、おらは仕事にもどっけど、それ持って帰ってもええぞ」と一言おいて森を抜けた。

「ご、ごめんなさい……私がオコメの存在を詳しく知っていれば」

「いえ……誰も悪くないです。俺が全力で望んだ上での結果ですから、はい……俺の受け止め方を変えればいいだけのことっすよ」


 米の前で四つん這いになってうなだれる。それを傍から見ている森の小動物らの目は、「なにしてんだろうあれ」「へんなの」といわんばかりの戸惑いと滑稽さが現れていた。それらの親らしき大きめの獣が「見ちゃいけません」といわんばかりにこどもたちを咥えてどこかへ消えていった。


「畜生……真実を知った今でも。超おいしかったことは否定できねぇ……。紛うことなき完璧なお米だった……」

 タンパク質が異様に多い時点で気づくべきだったけど、と脳内で付け足す。能力"組成鑑定"は意識して触れた物質のみの構造や組成を分子レベルで分析できるため、食べているものの成分も調べることができたが、米の組成など、成分表と数値ぐらいでしか知らない。


「虫、苦手なのですか?」

「苦手じゃないよ。お米という概念がぶち壊れたショックで立ち直れないだけだよ……」

 エビやカニのような味からナッツ系、クリーミーな味など、昆虫食を好奇心なりにそこそこ経験しているメルストだが、米の味がする虫は聞いたことがなかった。


 だからこそ、珍しいと思い、興味が湧いたのだろう。

「エリシアさん。この生き物、持って帰って育ててもいい?」

「私は構わないですけど、メルストさんはいいのですか?」

「俺は……俺の愛するものがどんな姿になったとしても、その本質が変わらない限り……すべてを受け入れるよ」

「メルストさん……!」

 尊敬のまなざし。しかしメルストにとっては予想外の反応だった。

(あ、ツッコまないのね。そういう流れになんのね)

 すると、エリシアは首をかしげる。

「ですが、メルストさんの知る本当のオコメは一体どこに……」


次回、4章3話完結予定。

リアルの都合で次は1/24以降になります。申し訳ありません。

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