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双黒のアルケミスト ~転生錬金術師の異世界クラフトライフ~  作者: エージ/多部 栄次
第一部四章 錬金術師の波瀾万丈録 王国侵略編
191/214

設定集3.技名一覧(1)

この作品、それなりに必殺技を叫んでいるんですよ。

ということで作者の感想を交えて、第一部に登場した技名をキャラクター別で簡単にまとめました。

シンプルに黒歴史コーナーですので、興味ない方、苦手な方は飛ばして構いません。また、本編の第一部のネタバレも含みますので(登場キャラや技名から物語を推察できるおそれ)、読み切っていない方の中でネタバレを避けたい方がいましたらブラウザバックを推奨いたします。

メモを書き起こしたものですので、日本語がめちゃくちゃかもしれません。

【メルスト・ヘルメス】

・無限エネルギー創成

 メルストのチート能力。魔力カンストとかなろう小説でよく見かけますけどそれと似たノリです(ステータスは出ませんが)。

 心臓部に存在しているらしいある器官から無尽蔵に生成しているらしいが、全身から放出もできることから細胞レベルでの実現を可能としているようにもうかがえる。どうやってエネルギーを生み出しているのか、エネルギーを様々な質や物質に変換しているのか、原理はメルスト自身はっきりとはわかってない(仮説は立てている)。

 生み出したエネルギーを利用し、様々な二次能力を発現している。これは本人のアイデア次第なので、バリエーションは多岐に渡るだろう。エネルギーを熱や衝撃の塊として一点集中して爆発させる技もある。巨大な敵には大体これ使ってるとはいえ、体に負担はかかっているらしく、多用するのは本人的に避けたいという。それもそのはず、超新星爆発数千兆発分のエネルギーを数秒の間に発動している。どこのクトゥルフ神話ですか(知らないで言ってる)。能力の反動、いわばオーバーヒートによる肉体の強制停止は起きるようで、突然指一本動かせない時もあれば、激しい頭痛や嘔吐とともに失神するケースもある。


・物質創成能力

 特殊相対性理論に基づき、生み出したエネルギーを物質に変換する力。金属単体1gだけでも10の40乗kJ以上は必須だが、それをトン単位で一瞬で生み出しているのはもはや天文学レベルを超えて神に匹敵するとメルスト自身が感じてしまうくらい、説明の出来ないほどまでにぶっ飛んだ能力である。最初はメルストの知る元素の単体でしか創造できなかったが、今では並行して創成できるようになり、体の各部位から創成できるほどまでに使いこなしている。


・物質構築能力

 創成した物質や触れた物質を分子レベルで組み替える(設計しなおす)。メルストの理解の範疇までしか扱えない。そのため、物質の操作は電子論に従う。条件に問わずあらゆる状態変化や化学変化をイメージとその手一つで成し遂げられる。組成鑑定(後述)で分子構造を見て、各々の電子を動かすイメージ。そのため強制的に不安定な構造(半減期が1ナノ秒程度の放射性同位体からすぐに酸化してしまう金属まで)を維持できるといった荒業も可能である。


・物質分解能力

 物質に限度のないエネルギーを与えることで結合を乖離させ、無理矢理に熱力学的に安定した構造へともっていかせる万物破壊技。これだけで全部解決するんじゃないか?って思う僕もいたけど、バトルファンタジーにそんな野暮なことを気にしてはいけない。

 正直、すべての作品の攻撃や兵器の威力等による破壊は分子構造の分解に基づくと考えているので、そもそもの材料の分子スケールでの相互作用を力ずくで解除できるというのは、どんなに強靭な物体でも破壊ができるということなのではないかと。ただ、他の能力もそうだが、そのイメージができていないと思うように能力発揮できない。


・時空転移

 無限エネルギーを利用し、局所的なワームホールを作り出す、とメルストは考えている。障壁の有無問わず、自分の視界範囲内や記憶にある場所ならば一瞬で移動できる。そこに時間や空間の制限はない(時間をあからさまにさかのぼったりと二次元的に時間を移動できるわけではありません)。使用すると全身倦怠感や頭痛、吐き気、平衡感覚の喪失、眩暈、筋骨の激痛、熱等、複数の症状が現れる。ただ慣れで多少改善したようであり、一日に一回から複数回使えるようになった。

 ただ一人用の技であり、誰かとともに転移すると時空のはざまにおいてかれるのか、無理矢理引き裂いた時空に肉体が耐え切れず消失するかという問題が起きるので、少なくとも生物は同行できない。服や道具、体表面の微生物はどうなのという質問が来そうだが、俺の考えた宇宙ではそれらは考慮しないものとする(おい)。


化学師(ケミカル)の全書録(・アブストラクト)

 メルストの膨大な化学知識から任意の構造式を思い浮かべ、その場で一工程で構築化(インカーネション)する。CAS番号まで覚えているのだから末恐ろしいものです。本作ではCAS404-86-4ことカプサイシンを合成した。


辛辛(カプシカム・)暗黒斬(サミングキル)

 油状カプサイシンを目にぶっかけるだけ。ルミアを黙らせることができる。以降、唐辛子を見るたびに彼女は目がうずくようになったという。

 

・HNIW

 ヘキサニトロヘキサアザイソウルチタンのこと。電子軌道的に理論上最強の爆薬の構造だと言われている。ニトロ基多い上に歪みきった不安定な構造は、見ただけでも爆発性ありそうだなと思わせる。ただRE係数的にはオクタニトロキュバンの方が高い。製造コストや単純な構造であるにもかかわらずそれを選ばなかった理由は名前の響きが好き…ではなく、一瞬の勝負を決めたいことから安定性を選んだため。半ば強制的に不安定な物質を安定化させる力があろうとも、余裕のない戦闘中ではその考慮に至らなかっただろう。

 本編ではアレックスとの決闘の時に数十キログラムスケールで錬成した。殺る気満々である。いつか理論的でもいいので自分で爆薬の構造を設計したいとは思う。反応性の高さを計算できるソフトがあればやりたいですね(あるよ)。


組成鑑定(マテリアルオピニオン)

 食べたり、触れたりすることで物質の化学構造式や電子密度、結晶状態、分子運動等が自動解析できる能力。創成したエネルギーを波長として皮膚(厳密にいえば彼の細胞)と対象物質の接点から照射し、アプローチされた分子のリアクション(放出する波長や粒子)を読み取る(検出する)技。各種分析手法の原理に基づいて理解しているのもあり、ほぼ無意識的に解析とイメージ化している。しかしタンパク質のような複雑な構造は表面までしか解析できない。それでも精度は日に日に上がっており、1~数万程度の分子量をもつ合成高分子なら解析が可能になった。糖鎖は種類によるがちょっと厳しい。ガラスのような非晶質も実は厳しく、全容をつかめないらしい。赤外線等の波長を読み取れもするが、情報遮断を不随意で行っているらしく、意識しないと見えないらしい。

 あくまでメルストの理解している範疇までのものしか鑑定はできない。そのため、魔法や魔力そのものの解析は未だに不可能である。魔物にも未知物質らしきものがあるらしいが、ノイズとして受け取ってしまう。


波動解析(カイザースキャン)

 組成鑑定の応用技。物質に触れているなら間接的に広範囲で物質の分子熱運動や吸収波長、励起状態を感知できる。これで水中の魔物の動きを捉えたり、隠し扉を見つけたりしていた。腕を組みながら数分考えた結果思いついた名前です(どうでもいい)。

 

・クーロン爆発

 金属から放出された電子と、内部に残された陽イオンの電気的反発によって引き起こされる現象。アルカリ金属の塊を水にぶち込んだと言えばそれまでだが。最近調べたらまたちょっと違う説が出てきましたね。ここまでくると、正解を求めず、自分なりの仮説を立てたうえで考えないといけなくなりますね。


付加連鎖(ラフト)高次架橋(クロスリンク)

 物質創成能力と物質構築能力により炭素鎖を自在に連鎖重合しネットワーク構造を形成させる。ゲルやエラストマー等の架橋体を任意の範囲にまで造ることができる。これで液状魔物を具現化することに成功した。個人的に欲しい技である。可逆的付加開裂連鎖移動(RAFT)重合からとっている。クロスリンクはそのままの意味。ゲル化してほしくないやつはゲル化して、してほしいやつがゲル化しないのはテンプレ(君だけだぞ)


開始(クリック)

 なにかしらの錬成を発動するときに言う技名。反応が始まるよ。正直言わなくても能力は発動するよ。


多元系(マルチシステム)錬成(シンセシス)

 複数元素を組み合わせ、何十もの反応を両手の中で同時並行で行う。歩く研究室とは彼のことを言うだろう。一種類の単体しか創成できなかったのに、ここまで成長しちゃって…!


開環発動(リングオープン)

 開環重合的な。環状化合物の環構造を解き、環の解かれた化合物の末端同士が結合することで重合体とする反応。エポキシとかカプロラクタムとかがその例にあたるんだけどそれを素手で行うのはどうかしてる。大体輪っかになってる分子ならなんでもぶち切るよ。ただそこに官能基がなければ重合は起きないよ。


重合(ポリマリゼーション)

 重合は重合だよ。気になったら調べて。君もポリマーの沼に沈もうぜ。


手中(in Media)合成

 そのまんまの意味。in vitro(人工環境下)やin vivo(生体内)とかあるだろうけどそのノリでつけました。でも時代はin silico(コンピューター)よ。社会人がプログラミングを学ぶように、研究者もバイオやケモインフォマティクスを学ばないといけなくなるんでしょうね。


解放(インジェクション)

 錬成物を外部に大量開放する。質量だけでもなかなかの威力だと思う。インジェクトといえば僕は真っ先にHPLCを思い浮かべます。移動相調製するのすごいめんどいんですよね。一種類なら循環できるんですけどグラジエントするタイプだと二種類作らないといけないのがもう時間を持ってかれました(自分の効率悪いだけ)


完全熱分解(TDハンドレッド)

 熱エネルギーによって分子結合を切り落とし、安定な構造である二酸化炭素や炭等に変換する。TDはThermal Decompositionの略。ハンドレッドは100%重量分解を意味します。少なくとも有機物はすべて炭に換わる。そういう意味では、本編では失敗しているかもしれませんね。


物質(プレビアス)覚醒(・ブレイク)

 キャッチコピーは「理論(じょうしき)に革命を」。いつか言ってみたいですね(友達いなくなるやつ)。物質はそのスケールや組み合わせ、温度や圧力等の外部の条件次第ででこれまでの常識を覆すような性質を示します。そんな意味合いをメルストは含めたのでしょう。

 最初は技名叫ぶの恥ずかしがっていたのに…いまはすっかり中二病の心を解放していますね。いいことです。


超塑性変形(ハイプラスティシティ)

 セラミックスで使われる用語だった気がします。固体を高温の範囲内で一定のひずみ速度で変形させた時に数百%以上に伸びる現象ですね。言葉通りの意味です。衝撃を加えたら割れるセラミックスをゴムのようにふるまわせるというのは本当に魔法のようだなと感動を覚えました。


硬化(ロック)

 分子運動を制御し、塑性物を固めただけ。分子運動性も制御するの大変なんですよね。


冶金(メタラジー)複合術(コンパウンド)

 金属を操ったり、その場で合金をつくったり、自在に変形させたりする。ここからいろいろな派生技が出てくる。正直メルストは技名いわなくても発動するので実質技名叫ぶ意味はありませんが、いいじゃありませんか。技名叫んで必殺技繰り出すことは男のロマンでしょう。


固溶微細合金(ナノアロイ)

 ナノメートルオーダーで異なる分子を微分散することで、従来のブレンドよりも遥かに優れた特性を発現できる微細構造制御技。本作では金属で行ったが、どちらかというと高分子化学に使われるのかな。


結晶再配置(リロケーション)

 結晶配列を再度配置しなおす。格子欠陥を任意で安定化するのに便利だよなぁと思う。高純度の結晶ができるのだから、本当に研究室に持ち帰りたい能力です。


融解(メルティング)

 固体の中の熱振動が激しくなって、乱雑に運動する液体へと換わること。金属でも同様。金属創成したメルストがそこから自身を引きはがす際に発動したただの物理学的現象である。


・エネルギー変換(トランス)力学(メカニカル)波動(インパクト)

 エネルギーを運動エネルギーに変換して、衝撃波として人の心臓部に叩き付けた技。アバラ折りは確実。ヘタすれば心臓潰れる。俺だったら死ぬね。


窒息消火(サフォケーション)

 全身から窒素ガスを創成し、充満させて窒息へと持ち込む危険極まりない技。液体窒素とかガスボンベ扱う人なら怖さが分かると思います。液体窒素を入れたタンクと一緒にエレベーターに入らないでくださいね。死と隣り合わせです。


焦熱硬化(キュアリング)

 調べるといろいろ意味がありますが、本作では熱硬化を意味して使用しています。高熱による炭素繊維樹脂を外骨格として纏い、かつ常に高熱状態を帯びる、メルストの戦闘態勢。基本、素体でも相当の剛性をメルストは有しているが、それでも怯んだりダメージはあるので、彼のスタイルに合った鎧が必要であった。騎士団を見てかっこいいなと思って真似しようと思ったのがきっかけ。

 防御性や速度が飛躍的に上昇する。無限に創成できるのもあり、外骨格が損傷しても流動的にすぐ修復する。そんな材料を開発できたらなぁ。自己修復性材料はあるんですけどね。


・原子崩壊

 SFでよくありそう。正確には核分裂反応です。放射性崩壊と連鎖反応によって一度に大量の熱を生成します。やっぱり素手で原子力に匹敵する力を発動する人はいいですよね(最高に頭の悪い発言)。



【エリシア・O・クレイシス】

風酸の齲蝕(フェルムラスト)

 金属を酸化させて錆らせる。いたずらするルミアのおしおきとしてよく使っている。説教よりダメージがあるらしい。ちなみにメルストが創成したステンレス鋼には勝てなかった。


その隔てを払拭せよ(ファルスドア)

 壁に蒼炎の魔法陣を出現させ、通り抜けるようにする。見かけ上穴のない通り抜けフープである。便利だろうなぁ。


降り注ぐ天地の重ね(アトラクションプレス)

 局所的に重力を増大させ、身動きを取れなくさせる。という説もあれば、気流を局所的に集中させ、垂直に対する抵抗を強めるという説もあるが、原理はわからない。僕も決めてません。でも考えるのは楽しかったです。ヘタすればミンチに潰れる。記録上ではその魔法で山を潰したこともあれば隕石を降らせた人もいる。ほかの人も使えるが、一般的には数キロ程度の重さを与えれば上出来。トレーニングによさそう。


・転送魔法

 蒼炎魔法を利用して遮蔽物問わず任意の場所へ一瞬で移動できる。上級魔法で、使える人はなかなかいない。


・畜神シャンバルの首輪・シルバルス――伏せ(ダウン)

 罪人を従えさせるために使う魔法。発動者の指示に必ず従う。本作ではルミアとジェイクの暴走を止めるために使った。木の床がめり込むほどだったのでエリシアも恐ろしい人である。


・特級建築魔法

 質量保存の法則どうなってんのと言いたくなるような増築魔法。一風異なった言語の羅列を詠唱しており、発音は難しい。ものすごい体力を使うようで、エリシアが使うと3徹したような死にかけの顔になるらしい。建築専門の魔術師ならコツは要るも使いこなせる。


・零凛の燥風・ブリーズ=ドラコルド

 火照った体を冷やす。夏や運動後のクーリングに便利。暖かいバージョンの魔法もある。一家に一人エリちゃん先生ほしい。


・少し前の本来の姿へ・プリフェクト

 局所範囲でほんの少しだけ時間を巻き戻すことができる最上級魔法。これをエリシアは衣服の汚れの分離に使った。なんたる贅沢。熱力学第二の法則をも打ち破りかねない。


・翠霧、怒る炎気を鎮めよ・リポースフォッグ

 大気中の水分が集結し、出現した霧の塊を操り、爆炎を鎮火させる。エリシアの開発した水・風属性魔法の複合作用。いわば彼女だけのオリジナル魔法、とはいえ原理が違うのみで似た魔法はいくらでもある。


・エリちゃん名物・スーパーパニパニタイム

 ルミア命名。好きな人の前で恥ずかしい事態が発生したとき、清浄な判断ができずに魔法を暴発させる。最初はお風呂でばったり出会い、事故で裸のままメルストに押し倒されたとき。もうひとつは干したてのメルストの服の匂いを嗅いだのを見られたとき。数か月に一回の頻度で起きるらしいが、メルストと同棲してからその頻度は増えた気がしないでもない。


・炎浄の(きよみ)、凶厄を(はらえ)

 蒼炎を発動する際に唱えられるが、大体は脳内で再生する。

 加護と浄化の炎魔法。魔を退け、追い出したり一つに集めることも可能。人には無害。


・炎魔の奇跡よ、彼らに救済と今一度の復活を

 加護魔法。回復や治癒、ないし魔の存在に殺された死後数分の死者を蘇生することができる。禁術すれすれの魔法。規模は都市全体であり、全体に炎膜をまとわせる。

 基本、命、すなわち魂の蘇生は不可能とされている。その法則をわずかに歪める魔法は存在しないわけではないが、大きなリスクを伴う。また、一度壊れたものは戻らない以上、命の焔が残煙程度でも残っているならば救済の余地はなくはないが、時間とともに完全に消え去れば大賢者の力を以てしてもどうにもならない。


噴華(ヴァリアス)

 蒼炎を地面から噴火させて吹き飛ばす。かなり強力で扱いやすいのでよく使っている。前作の「賢者の町のアルケミスト」にも登場している。


・退魔の炎・テイムフレイム

 蒼炎を囲わせ、一気に浄化する魔法。


ここに再び(リレイ)写しを現せ(カーペント)

 変装魔法。表面上に仕掛けるだけなので完全に変身したわけではない。そのため、身体能力等は関与しない。ただ解除魔法の耐性はない。これでメルストをリーアの姿に変えた。


乖浄の魔(ピュリエスタ)

 魔のみを屠る浄化蒼炎魔法。正直他の浄化魔法とどう違うのか僕にはわかりませんが、魔にも種類や質が違うのだそうで、それに合わせて見切って、魔法を使いこなすようです。


蛇焔縛(シャペルヴィス)

 大蛇の形状を為した蒼炎を形成する。


蒼焔(アロミネンス)

 エリシアの得意な攻撃技。プロミネンスをイメージ。正確には意味合いがちがってくるが、蒼炎の塊を放ち、衝撃と熱、浄化魔法を物理でぶつけていく。極太の熱線や放物線を描く火炎弾ないし流星等、形や軌道はさまざま。前作にも十八番技として使われていた。


・蒼炎・魔祓(スレイビル)

 天地に巨大な魔法陣を形成させからバーガー状にプレスし、蒼炎の業火を噴出させる最上級退魔魔法。


質体(アストラ)固化(マテリア)

 霊体や形を持たぬものを可視化、実体化させる。放つ光を浴びるだけで効果がある。


・創聖・ピュリフィシス

 毒素や邪気を消失させる。空気清浄魔法。


・癒蒼の焔・アスクレイム

 大杖からやさしく照らす蒼の炎が湧き上がり、流れる水のように、舞い上がる霧のように、一度空間を包み込むという本編の文章を引用。全体回復魔法のイメージだが、大人数を癒すことができる。


・罪人よその身をもって聖きを示せ・十字架の篭(クロスガビオン)

 対照を召喚した岩の十字架に打ち付ける土属性の魔法。


十字の丘(サレムズ)執行(サルヴェス)

 蒼炎が対象をドーム状に包みこみ、逃げられないようにしてから蒼い爆発を引き起こす。割と容赦ない。周囲にもその爆風が及ぶ。


・ラークの翼、大盤を運びし爪、我らの意志で摂理に反することを御赦しください

 島を別の座標に移動させた大転移魔法。軽くとんでもないことしてる。


・探知魔法・流動の示

 誰しも魔力を発しているので、それをもとに足あとや位置を特定する。


・民の怒りを抱擁しグウェルトスの砂・炎浄(クレイア)

 蒼炎の火の粉を発し、対象を包んでは爆ぜる攻撃的な技。勢いよく燃え上がっては浄化するまたは物理的な熱で焼き尽くす。


・"生命の樹よ、地母神アスラの血脈を喰らう悪鬼を其方の糧とせん・命を(ヒュードラ)染めよ(コンテイジス)

 本編より引用。杖の柄から根を張るように蒼炎が地を侵食し、やがてメルストの腕を、流るる者の具現化した肉体の内部へと入り込む。ジェイクの一撃によって全身に行き届いた樹状の内部損傷は、水が入り込み、浸透するように蒼炎が満たされていく。要は体内に蒼炎を流し込み、内側から魔法を発動させる割と恐ろしい魔法。


・"宿りし魔の霊命よ、焔の路とともに立ち昇れ・乖浄の魔(ピュリエスタ)

 浄化魔法。さっき書いたような気がする。


彩蒼(アロモスフィア)

 以下引用。蒼炎が周囲を燃え上がらせる。冒険者らごと、地表の草原地帯に防護魔法が展開され、薄青色の層を形成させた。強風のクッションの如く、上から降り注ぐ岩石や触手が地表寸前で押し返されている。要は蒼炎のバリアを張り、空からの攻撃を防ぐ半透明の屋根として機能する。


・剛王の怒鎚(いかづち)・アトバストアンガー

 鉄槌型の雷魔法だが、本作ではおしおきに使われた。小さなクレーターをつくるほど。メルストの(しょうもない)怒りの代わりにエリシアがジェイクに鉄槌を下したときに使った。


・魔封欲浄・アンデザイア

 反省しないルミアに使われたおしおき技。ルミア曰く、体の内側から破裂するように電流と熱が走る感覚らしい。


導け(アクト)主の元へ(ダイブ)

 導火線を走る火のように、魔法回路に引火しては発動者または減少の起源を辿る魔法。それは距離を問わず、数百キロ先まで辿ることができた。


・天よ導き通せ・抽誅(フィペック)

 蒸気の魔法より特定した発動者を自分の傍へ転移させる。ネットの口コミで誹謗中傷を書いた投稿者が本人の目の前にまで一瞬で連れてこられるようなイメージ。意見するときは感情に任せないで、やさしい言葉で諭そうね。


天刑(ヘヴン)蒼焔(アロミネンス)

 群青の熱線。アロミネンスの上位互換。


・棺にて眠れ・アドセリープ

 空中に展開された二次元魔法陣に縫い付けられる。エリシアの捕捉魔法。


・海神フォスドラよ。今、此処に裁きの鉄槌を・断罪の(アロニトゥルス)蒼雷鎚(トール)

 以下引用。魔法陣を中心に雲が集まりはじめ、やがて雷雲が周囲に形成し始める。空の呻り声が聞こえたことに気付いた時にはもう遅い。魔法陣から解放されるそれは雷と呼ぶにはあまりにも蒼く、そして巨大だった。この星に穴を穿たんばかりの奈落を作りかねない威力。だが、そこに穴どころか大地の凹みすら見られない。必要以上の殺生や破壊をしない、蒼炎の大賢者の心の表れが示されていた。

要は極太の蒼炎レーザーを天から降らせる魔法。しかし自然や善良な人には無害。


展開(エクス)・ポリウーコスの塔

 一定の範囲内で円柱型の結界を張る。決闘ステージとして機能し、高威力の攻撃が外部に当たらないように施したもの。英雄の猛攻でも破れることはなかったが、メルストの一撃では容易に粉砕した。


展開(エクス)・ミセルの壁

 波紋のように空間を伝い、広がっていく幾重もの青い透過結界のこと。本編では8層形成した。


展開(エクス)神の門(デウス・ゲート)

 本編引用。"神"の世界の表面を神の門チャネルで接続された場所の形成。足元を中心に大地に非物理的な"揺らぎ"が生じるとともに、巨大な魔法陣が波紋となって空間を伝える。半径数キロと言ったところだろうか、広がり切ったそれの円周から輪状の蒼光が空へ、そして地中へと動き軌道を描く。まるで天球の中にいるかのようだが、輪が通過した空間が切り取られ、蒼い球状の魔法壁が生じている

 要は別の世界にいる神の世界に現世と繋ぎ、莫大な力を得る技。しかし範囲を限定しないと神の世界に異世界が呑みこまれてしまうので、使い方を誤れば世界を滅ぼしかねない魔法でもある。


・主よ、其方の世界に住まう獣を我々の下界(くに)に放つこと、どうかお許しください

 天球から次々と下される竜の如き蒼い雷を落とす技。


・封解・リングオープン

 体内の時限爆弾を強制停止する。チートじゃんって俺は思いました。


・チェインブレイク

 奴隷の首輪と檻の施錠を開錠するときに使った。チートじゃんって俺は(略)。


・第十六項七ノ禁術・中枢全不全(コルフェクション)

 対照の心臓や脳などの必須生体活動を機能不全にし強制的に生命活動を停止させる一撃必殺。本人は極力使いたくない。これこそチー(略)


・カロスの副次領域(エデン)

 緊急避難魔法。とある亜空間に生存可能な空間を形成してはそこに転移する。膨大な魔力と体力を消費する。


展開(エクス)・アンボルの園

 本文引用。足元から燃え広がる蒼炎は、水面に伝う波紋のよう。目に届く範囲まで行き渡ったそれは、地面に浸透し、とたんにあちこちから蒼炎が間欠泉のように噴き出す。漂うサファイアの粒子は攻撃を外部へ及ぼさないための殻であり、負の気を鎮めるための聖域でもあり、また対象を逃がさない檻でもある。

 要は魔を逃がさない領域を作ること。とくせい:かげふみ的な。


噴蓮華(リヴァリアス)

 ヴァリアスを連発する技。多薬室砲の原理がモデル。対象をより遠くへ加速してぶっ飛ばす。


・天空神ゼルディス、制裁の十字架を虚空に穿て・ディヴァインクロス

 巨大な十字架型の魔方陣を天に刻み、その中央に浮かぶ小さな十字架が、対象の肉体を抑え込む魔法。指一本動かせないらしい。拘束魔法。本来なら、ここでチェックメイトのはずだった。


海神の(トリアイナ)蒼焔槍(アロミネンス)

 大気圏を突破するほどの光線状の蒼炎を発射する。神をも撃ち落とすと云われている。



【ルミア・ハードック】

蒸機装甲(スチームスティール・アームズ)

 展開型パワードスーツ。服の中に内蔵するタイプもある。蒸気といっても油圧や空圧、電気で動き、何倍にもパワーやスピードを増幅させる。蒸気は吹き出すが、本人の遊び心である。追加装備が可能で、本編では巨腕型のパワーアームを装着した。竜の膂力に対抗できる。


対竜爆撃砲(ドラゴンキャノン)

 竜を討伐する威力を誇る大砲。設置型以外に両腕に装着するタイプもある。ギルドもこれの製造に日々研さんしている。


・地獄落とし

 ただの落とし穴である。


・問答無用ファイア

 相手の言い分を一切聞かずに眉間に爆撃銃を撃ち放つ、理不尽の極みを具現化したような技。話聞こうぜ。


アバラ(アブドミナル)折り(ストレッチ)

 アバラ折りで検索。


・ケルベロス・ボックス

 地面から形状記憶合金による棒が突出し、瞬時に檻を作るトラップ。これで逃げた野良猫を捕まえたこともある。


・ロシアンルーレット

 激辛シュークリームをつかっておこなった地獄のゲーム。あの時間は本当に何だったんだ。


竜の息吹(ドラゴンブレス)

 竜の息吹を模倣した大砲。様々な種類を開発している模様。


・自称手品と護身術という名の必殺技

 すれ違い、ないし気を逸らし、その隙に体に小型爆弾を設置したりすることを得意とする。普通の手品も得意。護身術も扱えるが、関節や急所を痛めつけた上にそこに爆弾を設置するという恐ろしいことを平気でする。下心で声をかけた男の大体はこれの餌食に遭い、療院送りにされている。


染色弾(ペイントパウダー)

 メルストとの共同開発製品。粘着性のある粉末。無色透明の地形を色づけた。逃げる対象物に印をつけることや、煙幕として使うことも可能・狙撃(ロックオン)

 人間離れした視力と動体視力と、経験によって可能とする狙撃技。彼女の狙ったものは逃さない。


兵器召喚(コールアーム)・R0109・巨竜咆哮(ドラゴンブレス改)

 キャノン砲の召喚。番号的に109基作ったと伺える。本作では両腕に装着する巨腕型が登場。


・ドラゴンバスター・キャノン

 竜撃砲の最新型。数発で仕留めた威力から、とうとう一撃で屠れる段階にまで改良を重ねることができた。彼女の中でドラゴンブレス号とドラゴンバスター号とで分けているらしい。


・バスター・フェスティバル

 数多のキャノン砲をエリシアの転移魔法によって出現させ、一斉に集中砲火する。一帯は何も残らない。


・SBR-93号『やきはた君』

 7メートル高はある二足歩行兵器。腕はある。あらゆる部分から大砲や機関銃が装備されている。火炎放射器が最大の売りのようで、焼け野原にすることが得意なんだって。


・ドラゴンブレス"九頭竜号"――点火(ファイアー)

 転移させた9基の大砲で四方八方を囲み、中央に向けて一斉発射する。何気に緻密な計算によって成り立つ業である。


・REVENGE BASTARD FESTIVAL

 バスターフェスティバルの第二段にして改良を加えたもの。ただ、その数は収穫祭のあとだったことから比較的少ない。


・ハックトラップ

 ほぼ一瞬に近い時間で罠を仕掛ける。発射設置型の爆弾や捕縛網等、バリエーションは多い。


ご都合主義の暴力こんなこともあろうかと只今発動せよ(よういしておいたのさ)

 技術者なら一度は言ってみたい台詞。伏線を一切無視し、「こうだったら楽にこの状況打開できるのにな、これできたらかっこいいよな」というご都合主義を惜しげもなく叩き尽す魔法の言葉。いつどこで準備していたのかもわからない。しかし神業に匹敵する技量と常識を逸脱した知能及び速度、未来予測にすぐれたルミアだからこそ可能にする(限度がある)。


兵器全点火(はいポチっとな)

 スイッチを押すことを意味する。仕掛けた爆弾等を一斉に起爆するときに使用。最初は有線で起爆させていたが、今はメルストのヒントも得て、無線で行っている。


・スーパーテンションMAXキャノン

 ロケット(どこまで爆弾を高く飛ばせるかという好奇心から)を開発しようとした際に思い付いた超巨大キャノン砲。酒と徹夜のテンションで設計開発したという。


・MAX-BET・ノンセーフティ・ファイア

 上記より。持てる力のすべてを解放したい時に発する技名。あのあと、キャノンはおしゃかになったという。



【ジェイク・リドル】

・四空掌握・一本投げ

 空間操作魔法「四空掌握法術」を駆使した投擲技。直接ものを掴まなくても、間接的に任意の対象を掴める。力は本人の筋力に比例する。そのため、本編では重厚な歩行兵器や巨大な岩盤をぶん投げたこともある。


・四空掌握・首抜き遠投

 一本投げの要領で体から首と脊髄を引き抜く。こっわ。しかし第一部の最終話でこの技が活躍した。


・四空掌握・石膏縛り

 石膏で固めたかの如く、対象の身動きを止める。


空窩(からわ)割り

 倒れた対象の眉間に掌底を叩き付ける。頭蓋を陥没させる技だが、ジェイクがやると頭部ごと潰れかねない。本編では大地を粉砕するほどの威力だったが、それでもロダンの頭部はひび一つはいらなかった。


・四空掌握・波伝(はづたり)――樹絃(ジュゲン)

 地面に突き刺した剣から空の塊を地中や大気中問わず根のように張り巡らせ、数多の魔物を貫通させた技。


暴芽(バクガ)

 上記より、張った無色透明の枝や根のような空間の流動体の節々がリンパ球のように巨大な瘤を瞬間的に膨張させる技。体に刺さったそれが膨張すれば、一瞬で肉塊と化す。にしてもこんな難しい言葉をジェイクはどこで覚えてくるんだ。


虎舞(こぶ)死屍来来(ししらいらい)

 風を切る音、石を裂く音、そして喰らいかかる、斬撃の雪崩なだれ。一撃一撃がまさに爆撃。という本文の言葉があるように、大型の魔物お群れを斬り捨てて特攻するときに向いている。


・四空掌握・震破(シンパ)

 殴打した拳の衝撃を膨張する技。握りこぶしが急激に巨人の腕と化したようにその規模は大きくなる。


地淵屠(ジエンド)

 渓谷並の地割れを引き起こす一振りを繰り出す。


・一刀竜断

 アレックスの技を真似た技。


・四空掌握・空盤(くばんの)脚抗(ぎゃっこう)

 空中を蹴って空を駆ける技。空間を司り、驚異的な脚力を持ってすれば可能だという。いやぁ無理がありません?


・鬼気・霊断剖

 霊体を斬る技。きられた対象は冷たく、熱い感覚に陥る。冷暖房からもじったわけじゃないですよ。


・四空掌握・一網上げ

 空間の網を張り、まとめて捕縛する技。漁業に便利だろう。


・四空掌握・玄侍流・一撥・修羅太鼓

 武術と魔法の複合技。剣を鉢のように大きく振りかぶり、衝撃波を発する。空間を太鼓のように叩く。元はリーベルト共和国発祥の技。


・玄侍流・百火桜乱

 本文引用。風を、岩を切り裂くそれは蝶のように舞うも火山の魔物の血肉も斬り、喰らう。次第に翅から針へと鋭く化すように、音をも斬り、剣を赤く鈍く光らせた。やがて火花を散らす様は紅桜が散り往くが如く。要はいい感じに剣振り回して散り散りに切り刻んでいるかんじ。

 リーベルトの伝統剣舞として継がれているらしい。


・直感

 直感は直感である。


牙簾(がす)式"・鎌路(れんじ)

 両手剣より放たれた一本の鎌状の斬撃。斬るというより抉る感じ。斬り跡は熱によって融けている。魔力と反応することもあり、魔法現象を二次災害として引き起こすこともある。

 語源はガスレンジ。


波災(はさい)噴災(ふんさい)大割砕(だいかっさい)

 本文引用。隆起させた筋肉と十八番の空間魔法を駆使して、地面に叩き付けられた斬撃。それはまるで巨人の剣が振り下ろされたかの如く、この大地を大きく砕き割った。生じる衝撃波は広範囲で地盤をまくり、地雷でも埋め込まれていたかのような噴爆があちこちで引き起こされる。土壁の波は前線に集う冒険者らの元にまで来たにとどまらず、人なら簡単に吹き飛ぶほどの突風や数々の地割れも行き届いていた。

 要は剣を地面に叩き付けて地盤ごと天地返しするかんじ。


・四空掌握・爆崩蛇(バッポウダ)

 大蛇が喰らうように、地形を抉り取る飛ぶ斬撃。


・四空掌握・陣動

 地面を歯車のように回転させる。


・塔巌

 地面から突起型の土や岩を突き上げる。土魔法でも可能だが、彼の場合は空間魔法で行っている。


・煩悩潰し

 頭突きである。痛いぞ。


・四空掌握・空塊(くうかい)

 空間魔法による防御技。具現化した空間を固め、爆撃を防いだ。


王聞(おおぶん)式・鎌路(れんじ)

 鎌状の斬撃。斬った後を徐々に熱しては破裂させる。語源はオーブンレンジ。


空砕(からくだ)

 ほぼ無敵であるメルストに対し生意気だと思ったことがきっかけで、対メルスト用に編み出された空間魔法と斬撃を組み合わせた技。全てを無に還す力を分散させ、自分以外に逸らす。力は時空に干渉する魔法に対して影響することをジェイクは無自覚で発見している。


・四空掌握・型繰(かたく)

 自分と同じ動きをさせる技。扱いが難しい。


扇封鬼(せんぷうき)

 扇状に斬り、対象を地面へ叩き付ける。彼はダジャレが好きなのでしょうか。


・鼈甲起こし

 空間魔法で不可視の盾を作る。無数の弾丸の雨をこれでしのいだ。


・賽子囲い

 無数の瓦礫を集結させ、巨大な立方体の形へと模る。これによってコーマを閉じ込めた。



【フェミル・ネフィア】

・エルラ・シィ・ファルペス

 本文より。突風では済まされない、横向きの竜巻が陣から現る。すでに魔物の侵攻によって脆くなっていた道路も建造物も関係なく、その場にいた魔物のほとんどは奥へ吹き飛ばされ、壁や地面を抉りながら転がっていく。

 要は竜巻を引き起こす技。


・ルーン=イヴァル・アッサル

 突如5本の光る尖槍を射出する。刺した後、そこから小さな魔法陣が展開されては、光魔法の爆発を生じるという二段構え。


・機槍HL(ハル)・ヴォルグ

 ルミアが製造した変形型高炉式銃槍。光弾を撃つこともできるが、扱いづらいということでもう使われることはなくなった。


・アラドヴァル

 槍が雷と化し、爆風と爆音をまとわせる。地平線の果てまで風穴を空けるほど。


翠風の囁き(ド・ローウィン)

 風を生じさせる魔法。


雷竜通り一丁目(ラ・ロードヴォル)

 雷魔法と一体になり、一直線に突進する技。魔法はエリシアから、突き技はロダンから伝授。数キロ先まで一瞬で飛び、一閃の風穴を生じさせる。


・仮死

 精霊族や妖精なら兼ね備える体質。環境の変化による生命的危機によって仮死状態になることができる。詳しい生態は現在調査中。


・ウルティフの鳥、西の風をもたらし、奏かなでし精オデロンの栄光なる行進を・アネモアの賛歌

 自身が風そのものになって、大きな大気の流れを作り出す。精霊本来の姿になるだけなので、魔力があまりなくても発動できる。半ば身を削るらしい。


・風の王エオリアの聖槍・MEY(メイ)CIELLENE(シェルレーネ)

 穢れをある程度浄化で来たゆえに召喚できたエオリアの聖槍を用いた大技。風と光属性。空の彼方まで対象を穿ち、飛ばした。



【ロダン・ハイルディン】

・発剄

 激しく力を発する技術。体の"伸筋の力"や"張る力"、"重心移動の力"のこと。超能力ではない。


・破元の道・狩人の項――天破

 大地を裂けんばかりに揺るがし、龍の如き嵐を引き起こす斬撃。数多の魔物の群れを塵に還し、地形のすべてを崩壊させる。加減を知らない大規模破壊技。


洒麟(さいりん)壱刀流・白嵐(びゃくらん)

 ある剣士の型をもとに繰り出した、竜巻を引き起こす技。


王撃(グランドインパクト)

 ロダンの全力パンチ。正面の要塞や山を木端微塵に殴り飛ばすときに使われる。


・大千貫

 千もの飛ぶ斬撃を一斉に放ち、一定の距離で一つの巨大な斬撃という名の鋭い衝撃波を形成させる大技。これで魔王軍の巨大浮遊戦艦に風穴を開けた。


双刀伐炬(そうとうばっこ)五行(ごぎょう)(つじ)

 両腕と指の一本一本に斬撃魔法を付与させ自らが剣と化す魔法。剣がなければ戦えないとでも?と言わんばかりの技である。無刀流という名前で伝えられている技でもある。


観世身(アヴァロ)

 とある修行を積む者を体現したオーラを纏い、すべての戦闘パラメータを格段に増幅させる魔法。


十王拳(じゅうおうけん)百ヶ陽(シャタスーラ)

 上記の姿へとパワーアップしたことにより繰り出した連続攻撃。パンチのラッシュといえばそれまでだが、百の王撃をほぼ一秒以内に繰り出すという。


・道破・八迦衝(はっかしょう)

 外部の硬度や防護性を問わず、体の内側へ衝撃を伝え、組織を破壊する。本来ならば、対象の臓腑はこれですべて潰れるはずだった。


・勇士の覇権・神戮(ヘラクレストール)

 無敵と化した怪物の防御力を無視した一撃。かつて魔王との戦いの際、この技で腕を斬りおとし、加護を打ち壊したとされている。



コンビネーション技

双砲(デュアルキャノン)風雷(FURAI)

 ルミアとフェミル。ふたつのソニックブーム纏う一閃の雷撃弾であり、精霊の力と技術の力による同時射撃技。


双犬噛(そうけんごう)

 メルストとジェイク。ジェイクの"型繰り"によって同じ動きをさせたメルストとの同時攻撃。地から空へと、対象を3等分に切り裂き抉えぐる。


風炎の塔(フェン・デ・ライン)

 エリシアとフェミル。杖と槍の先端に纏う魔力の塊がぶつけることで、魔力そのものを暴発させて、一柱の光線を繰り出す。


(ヘテロ)(ミス)(コンパ)(ウンド)

 メルストとエリシア。量子化学と魔素物理学の複合化によって生み出された新たな錬金術。分子と魔法修飾によって不可能な合成プロセスを半ば無理やり実行した。本編では複数の金属ナノ粒子を核として内蔵された多孔性中空粒子をこの技によって大量に錬成した。



【アレックス・ポーラー】

・飛ぶ斬撃(名称なし)

 そのままの意味。真空刃、斬波とも言われる。バトル系ファンタジーの世界は斬撃が飛ぶのは必須条件である。


獄炎餓狼(ヘルハウンド)

 煉獄魔法。腕から狼型の黒い炎が出現しては対象を喰らう。魂をもっていかれる危険な技だという。


火神の(アドラヌス)聖蹄(サンクローチェ)解放せし力を(チェスト)全うせよ(カプリッチオ)

 火の神の姿を鎧として纏う。アレックスの全力を示す姿だとされる。


流焔(ティソーナ)剣魂歌(カンターレ)

 火炎魔法や爆発を切り裂き、流す。姉のジルも同じ技を使った。


・鬼焔・一刀竜断

 火炎魔法と斬撃魔法の複合技。竜をも一撃で屠るといわれる。


魔装(ディザルモ)焼去(フレイヤ)

 偽りの姿を暴露させる魔法。変装魔法や変身魔法を解除する際に使われた。


・大団円、演者は列を成して悦に浸り、炎は敷を焚き、蛇は終焉、すべてを食む……光よ我を照らし、今こそここで皆に喝采を求めん――主導焔(イニジアス)

 漂う魔力を引火させ、魔力引火を引き起こす危険な技。故意で魔法の暴発を引き起こすのだからリスクは計り知れない。


・我等に加護を――(フィアマ)(ウナルーチェ)

 焔の加護。氷系統の魔法は通用しない。


獄炎竜牙(サラマンド)

 地を伝い、湧きたつ業火の巨刃が振りかざされる。炎属性技。


雷豪竜牙(メガトール)

 落雷の如き閃光を放っては繰り出される一撃。雷属性技。


破鋼竜星群(パーシアス)

 重く、熱く、鋭い無数の突きで対象を蜂の巣状に穿つ連撃技。


・今ここに蘇れ、純粋なる穢れなき炎よ。森羅万象よ、無と還れ。汝の力を我の剣に宿し、すべてを滅ぼせ・逆燐剣舞(ヴァンスブレイド)

 周囲を灼熱の海へと滾らせ、一刀両断する大技。細胞一つ一つが焼かれるように、真っ二つに斬られるらしい。しかしこれを誇らしげに全力で発しているのが30代だと思うと感慨深いものがありますね。っていうと各方面に謝ることになるので前言撤回します。子どもからおじいちゃんまでどんどん必殺技を叫んでください。僕も未だにゴム○ムのJETピストルを撃てるようになることをあきらめていません。俺のパンチはピストルのように強いんだ。



【ジル・ポーラー】

・召喚・王の第一の守護神(イール)

 巨兵と要塞都市を召喚する。伯爵クラスの人がこの発動権限を有している。


天穿(ヘヴンスパイア)

 突き技。防御は無視され、盾で防いでも貫通して肉を穿つ。


劫翼(ごうよく)

 鳳凰の翼の如き焔の斬撃。魔法を呑み込み、焼き尽くす。


・魔天楼

 紅き一閃。来るは疾風、放つは噴火。上空に描かれた光る巨大な魔法陣という本文より、斬り飛ばし、そのあと空に描かれた魔法陣から発する業火によって対象を焼き尽くすという二段構え技だったようだ。


・煉獄華

 引用。直ちに切り口から花咲くように炎が沸き上がり、血を四散させる。津波のように燃え広がる炎。その揺らぎに乗じて罪人の肉体を包む

 要は切り口から爆炎が生じ、そのまま肉に引火するかんじ



【Bn.レッキー】

・ウィンベル反応

 魔法的な作用で物理化学的反応を制御できないかというウィンべルの考えの下、編み出された魔法的反応。以下、その反応を紹介する。


揮発(ボラティル)

 その場にある魔力を揮発させ、引火的に爆発を引き起こす


溶解(ソルヴェ)

 対象を徐々に乱雑化し液状へ変換する。


凝固(コアグラ)

 対象を徐々に凍結させる。


内毒侵(ポイゾンコープ)

 憑依魔法。段々説明がめんどくさくなってます。


・現象、サンドゥス=ハマロの死脈点を捧げる・相殺(オフセット)

 魔術師殺しとして恐れられる魔力ゼロ化。サンドゥス=ハマロという場所は魔法が一切使えず、死脈点だと云われている。それを技術として魔術に組み込んだ一種の禁術ともいえる。


分散(コロイダル)

 具現化した体が霧散し、その姿を大気中へと溶けることができる。


希釈(ディリュート)

 魔力よりも希薄な存在と化して結界から脱出する回避技。コロイダルの上位互換っぽい魔法だが厳密には名前の通り原理は異なる。


凝固(コアグラ)固体化(ソリッド)

 霊体を具現化し、人狼の怪物へと変化する。他にも任意のものを凝固する氷系統の魔法でもある。



【マイラ・エンドリク】

召喚の儀(サマル)

 融合魔獣であるDOMを魔法陣から召喚した


命令(コマンド)

 マイラの命じたことに必ず従う。彼女の言葉に耳を傾けただけで有効になる。


・波動魔法

 全体攻撃的な。悪魔による波動魔法は万物をすべて燃やし尽くすといわれる。だがその前にメルストに打ち止められた。



【ランナッド・ワスペル】

再起(RE)局所介入(LAN)

 パラビオスの意識下に介入し、自身の意識と共有する。本来は再起動してネットワークに自分の意識を介入する技。


入力(イン)

 防御と吸収・コピー技。高威力の魔法でも受け止め、吸収し、それを模倣する。それをパラビオスに付加したことは今後、魔王軍の技術に大きく貢献するだろう。


反復配列(リコールコード)処理(プロセス)出力(アップ)実行(ラン)

 かつて保存した魔法をくろかえし出力する技。


追加(プリント)・"鳳凰之(フェンカ)蓮華(ロンファ)太陽神(アポロヌス)の光へ繋ぐ架け橋へと為れ"・出力(アップ)実行(ラン)

 上記の魔法を再出力して出力・発動する。


詠唱(コール)相殺(オフセット)

 魔力をゼロにする魔法現象を一瞬だけ発動するプログラムを空間中に展開、組み込んでいた。


解除(アンロック)

 エリシアにかけられたいた捕縛魔法を解除する。ないし、パラビオスの鎖を外し、自身に鎧として融合させた。


模写(コントロール)添付(シーブイ)・"蒼焔(アロミネンス)"・出力(アップ)実行(ラン)

 エリシアの魔法をコピーペーストする。



【バン・イートン】

・One-Spot Complete

 大結界を木端微塵に破壊するときに使用。ジハンド山脈やトラントの大樹を跡形も残らず破壊した。


・地雷魔法

 圧力で爆裂魔法が作動する。


・One-Reaction

 半径10メートル程度の周囲を爆発させる。囲まれたときに使う。


副熱(Side)連鎖(Chain-)反応(Reaction)

 熱によって高反応を連鎖的に引き起こす魔法。


Julius(ジュリアス)-Reaction・炉心(ROSHIN)

 手のひらから局所的かつ集中した威力をもつ爆撃を放つ。50mm鉄板は軽く貫通する。


・Glass-Dahlia(ダリア) Process・配向晶多層化(ウィンドウズ)

 液晶性の高い層状の結界を張る。


・F2-Reaction ・電伝圧射(エクス・プレス)

 


Wilbrand-(ウィンブランド)脱離(Elimi)反応(nation)

 ウィンブランド脱離に基づき、引き起こされる爆発。不安定な魔力を扱うのでこの反応を武器にすることは禁じられているはずなのだが、バンは気にもとどめない。


甲陽(Slunk-)効果(Effect)

 魔力流動体のオーベルト回転係数を向上させた状態で熱を与えると外気に触れる部分の硬度が増し、切れ味の高いものとなる。らしいよ。要は見えない斬撃を腕にまとう魔法。 


E-I-S(エイズ)

 何の略で書いたんだっけ。Sは合成の意味だとは思うんですけど。両腕から垂直の爆発を生じさせる技。爆発は反応時に生じる副産物に過ぎず、生成物はクリアなものだと自分の黒歴史ノートに書いてある(知るか)。


・Redox-Reaction――授受転換(LEWIS)

 酸化還元反応を制御する魔法。毒素を還元させ、毒性のない物質へと変化させる。


座標特定(チェック)

 アルファブレイクを起こす際に行う下準備。ターゲットのロックオン的な。


亜空(アルファ)点火(ブレイク)

 その場の空間を内側から爆破させる。頭部に特定して行えば、即死にもなりうる。


Ravan(ラヴァン)酸化・ルミネスの光華

 とある酸化反応と生じた爆発のエネルギーを凝集させ、光弾を放つ。一見するとレーザーに見えなくもない。


・オルレアンの花畑

 上記を機関銃の如く、満遍なく全方位へ撃ち放つ。


陽神社(ヒノカミ)製品(プロダクト)迦具土命(KAGUTSUTI)

 リーベルト共和国原産"火産霊(ホムスビ)の血"を原料とし、製法はフリークスバーグより得た知見をもとに造り上げた魔王軍の魔術製品。発明者はバン・イートン。これが実用化されれば、戦況はひっくり返るとも言われている。


燃素生成(フロギゼーション)

 周囲の万物から酸素や引火性の高い分子を取り出し、局所的に集める。


Berzelius(ベルセリウス)-Reaction・愛しき妻に(ヴァイオレット)赤い薔薇を(・キュバン)

 箱状の結界を張り、その中で連鎖反応を起こし、大規模の爆発的反応を引き起こす。内圧を高め、結界を打ち破って空へと噴出する爆発は薔薇の花を彷彿とさせる、はずだった。理論上は可能だが、あまりにも危険なため、軍に実験を禁じられていたほど。愛妻の名前を必殺技名に入れているの粋じゃありません?…そうでもないか。


・Direct・One-Spot Complete

 One-Spot Completeの方向を定めて放つ。その場で爆発させず、爆発の威力を対象にぶつける感じ。



【スレイバル】

唱術(オーダーコール)・バジリアの刻眼(こくがん)

 万物の時を止める。いわば、すべての物質が有する運動エネルギーを奪い、永遠の凍結を与える光。そこに大気を氷へと昇華する余裕も与えない。最初はバジリスクタイムという名前にしていたが、さすがに狙いすぎかと変更した。


唱術(オーダーコール)・ハーディスの鎖

 黒い瘴気が蛇のように肌の上を這いずり回り、やがて体を締め付ける鱗状の鎖と化す。束縛魔法の一種



【フレイル・コーマ】

S(ストレイン)C(キャンサーズ)

 株を撒き、パラビオスを生み出す。


・ラプチャー・トゥーマー・スクラッチ

 両腕に肥大化した黄色破裂性腫瘍をハンマーの如く叩き付けて対象をペースト状にさせる。本編に出したかった技。腫瘍から漏れだす体液は強酸性である。


不可逆的指標(エントロピィ)支配・B(バーニング)B(ブレス)

 メルストに途中で防がれたため最後まで言えなかった技。喉奥から数千度の熱線を放とうとしていた。寝不足のノリで考えた名前。かしこそうな必殺技を考えてみたけど結果的に頭の悪そうなそれになったやつ。


・JET・REACTOR

 腕を膨張させそれ自体を爆弾として機能させる。ないし掌に小さな突起を出し、そこからガス爆発を引き起こす技。


・隙アリ♪

 喉奥の第二の口を射出した際に言った言葉。短時間で人間関係を読み取り、なにがその人の弱点かを把握した上でのだまし討ちである。


・もう一丁ォ!

 追撃。このセリフは連載開始する前からいつか使いたいって考えてました。


・100本ノック

 触腕でえぐりだした100の山を次々と投げつける。環境破壊は気持ちいいゾイ。


開けゴマ(オープンセサミ)の反対

 両断した山の切断面をくっつけただけ。押しつぶす技だが、その前に防がれた。


・強攻撃・SMASH・BURST

 口から破壊光線を放った的な。これに直撃したメルスト君は3000km程度吹き飛びました。


・時空転移

 メルストと同等の転移現象を引き起こす。莫大なエネルギーにより、時空を歪めて移動している。


・創成

 極剛ことアダマニウムとVAMを巨壁として物質創成した。VAMという架空の金属が何の略として書いていたのか忘れました。正式名考えるのに10分かかったんだけどなぁ…。


我が胎内に献上せよ(ディグ・イン)

 肉体を変形させ、全身を消化器官に匹敵する機能へと変換する。


椎融(おやすみ)

 脊椎を融かそうとしたが、防がれてしまった技。自分で書いてて背筋が凍りました。ちなみにSee youをかけている。どうやら僕がダジャレ好きのようですね。


黒雨(ボイド)

 黒い雨状の触手をスコールとして降らせる。物質分解能を発動しており、触れると分子レベルで分解する。雨が止んだときには何も残らない。虚空と黒雨をかけている。


生命革命(ムーンショット)

 生体を金属兵器に変換する。生命としての常識を覆す技として名付けた。ムーンショット事業が語源。


砕星(ドゥ・リバース)

 惑星を叩き割ろうとした際にはなった技名。10の33乗J以上のエネルギーを放つことになる。星を砕き、新たな星へと再誕(リバース)することを、というコーマなりの祈りを込めている。


魔界の門(ゲヘナ・ゲヱト)

 全身をゲル状にし、空一帯を黒い肉塊で覆わせる。


眠れ良い子よ(グッドナイト)

 上記の状態から黒い触手を隕石の形で降り注ぐ技。


この終焉の(ハッピー・)日に祝福を(バースデイ)

 本気で世界をリセットしようとした技。インフレーション理論に基づく。成功すればビッグバンを引き起こしかねない。未完成でもブラックホールを生み出し、とある銀河を呑み込んだ。原理も減少発声のプロセスも異なるが、コーマ的には同じ技としてひとくくりにしている。



【その他】

・石縛・リガーロック

 対象を石化よろしく身動きを固める魔法


・英銃士ジュネイルの火砲・シャワーボーライド

 複数発の火炎弾を放つ。


・氷河の刻・フリーズウェイブ

 竜を氷漬けるほどの波動を放つ


・獣竜拳・鉄犀(てっさい)

 対竜に編み出された拳法のひとつ。拳を当て、衝撃波を放つ。


審力眼(しんりきがん)

 相手の魔力や強さの大体を検査できる測定系魔法。ギルド測定よりは精度が低いが、自分より強いか弱いかくらいは判別できる。とはいえ、メルストの潜在性を見抜くことはできなかった。


あとひとつの設定集をまとめて文字に起こしていますが、非常に大変だと感じ始めており、また「設定集興味ないから早く物語読ませろよ」という声が頭の中で聞こえてくる毎日なので(被害妄想)、「設定集4.魔法生物一覧」は後日割り込み投稿することにします。


ということで、次回から第二部に入ろうと思います。

読んでくださる方がいらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いいたします。

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