表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

00 幼なじみの告白


 それは、高校二年生の春の出来事でした。



「あの、実は俺……」


「あのさ、俺、実は……」



 佐藤理子さとう さとこは、両隣りに住む二人の幼なじみから、それぞれ告白をされました。


 一人は、栗色の髪に緑の目を持つ王子様のような子で。

 一人は、黒髪に黒い目を持つ綺麗な若侍のような子で。


 二人とも、真剣な表情で、濁りの無い純粋な目で、まっすぐに見つめられ。



「前世が魔王でさ」


「前世で勇者やってたみたいなんだ」



 告白を、されました。



「……」



 理子は、笑顔で首を傾げます。


 とりあえず、思ったことは一つでした。


 ――二人とも、病院行ってこようか!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ