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朝
お疲れさまです。
寒くて目覚ましよりも早く起きる。
父親の弁当を作り、仕事に行く父親の準備を手伝う。
父親を見送った後、私は朝食を食べ。
私も、仕事に行く準備をする。
支度を終え、ドアを開ける。
冷たい風で手を冷やしながら、バス停へ向かう。
ふと見上げた先に、枯れかけて茶色く変色する椿。
ふと見上げた空は、淡い水色。
その淡い水に浮かぶ、夜に隠し忘れた白くて丸い月。
白い息が出るほどでもない、けど寒い中。
ひとりで歩く。
バス停に向かって歩く。
いつもの日常。
変わらない日々。
けど、毎日少しずつ違う風景。
今日も私は、当たり前の時間を歩く。
……行ってきます!




