四話(仮)
書きたい衝動、書きたい欲望
書きたい波動に書きたい鬱屈さ
全部、抱いて、月と成る。
狂気、千万、
狂気が語る
虚ろにカタルシスが
虚栄的に錯綜する。
全部、気紛れだったらいいのにと
怒りが空へと…朧気なままに微笑んでいた。
水が紡ぐ空想の本棚、
興味などなく…
協奏曲を紡ぎ出すことに忙しいという
有り様だった。
気紛れ…すべて気紛れ…
死亡し、死ぬる、無駄事
書くことが生きるに値するのなら、
書かぬことは死ぬに値するのか
焦燥、衝動に苦しみ嘆き踠く
書くことの悩み、其はまさしく
過去への決別であり、空虚なるままに
闇への波動を紡ぎ出すことに他ならなかった。
闇、その先にある不安を紡ぐこと…
この書くことも定期的ではなく
気まぐれであって、すべて、この万世一系に構築された刹那を紡ぐことでしか存在を証明できぬ悲しき存在なのである。
笑いたい…、しかれども笑えない
笑うにはどうすればいいのか…
苦悩の滝
深淵のカルマに闇を放出し
出来た心はカルマだけ…
虚ろなる波動の道へ進んでは返す
闇の音…
少なくとも壁は作るだろう
なぜなら、
書く自由を制限されたくないからだ。
闇、虚空…
この時間は無駄であり
この時間に呟いたことこそが
問題であり、ここに何ら
思う価値すらもなかった。
けれど、唐突にふと思うのだ…
己の想像力はちっぽけなものであり
永遠に晴れぬことのない雨なんじゃないかと…
文字数を見ながら書いている
モノガタリなど、心底、どうでもよくて
モノガタルことよりも、
文字数が増えていくことに
喜びを感じる
どれだけ書けるのか
どれだけ、この欠乏した脳が
文字を言語を紡げるのか
いわば、脳トレである。
空想を物語るのは既に不可能であるのだから
諦めながらに書いている…
ていねんか…
正直、過去の愚作に対する思いは
微塵も消え、今は目の前の創作物
闇を生成した方が遥かに、
有意義だと感じていた。
そう、有意義はゴミのごとく
塵のごとくちっぽけで矮小なる心の群像
こんなことを理解できぬほどの
小さき虫たちに書いているわけではない
不愉快なノイズ消え去れ、害虫じみた
第三者達よ…、苦しみは理解されず、
そして、増幅する闇の煙…
笑顔は死んでいる
そして、心も死んでいる
明日、誰かが幸せになれる
ような話が紡げればよかったのだけれども
残念ながら書けずじまい
これでは何のために書いているか
わからないではないか…
増幅する殺意の衝動…
すべてが無駄事、すべてが退屈で
すべてなくなってしまえば
楽なのになと4と死に冥府じみた
ラブレターを添えて綴るのである。




