事の始まり
文章力皆無なので、アドバイスお願いします。
私は死んだ。
定番のトラックでもなく、無意味な神の悪戯でもなく、不注意でだ。
山道を歩いていて、足を滑らせた。
恐らく即死だったのだろう。
目が覚めた時には、既に転生を済ませていた。
Side???
赤ん坊として転生したようだ。
授乳が精神的にくるが、それが無きゃ生きていけないから我慢しなければならない。
それに体を碌に動かせないから、周囲を見渡すぐらいしかできないことも、精神に負担を与えてくる。
どうやらこの転生先はそれなりに高貴な御身分らしい。
室内の装飾が、素人目に見ても高価そうというのが分かる。
メイドや執事もわんさかいる。
母上殿も美人で、服も煌びやかだ。
父上殿を未だに見ていないのが不安だが、まあ大丈夫だろう。
兄弟もいないのだろうか。
む、腹が減ったな。
ぐずらねばならぬな。
醜態を晒すわけにはいかん。
諸君、一旦さらばだ。
Side???
かぁわいいー!
さすが私の子。
なんてかわいいのかしら。
目に入れても痛くないっていうのはこのことなのね!
あぁもう食べちゃいたい!
お父さんも王都から早く帰ってこないかしら。
この子の名前を早く決めてあげなくちゃ!
あら、お腹がすいたのかしら?
ぐずってるわ。
もー、しょーがないんだからー!
はい、おっぱいの時間でちゅよー!
Side???
早く王都を離れたい。
やっと我が子が産まれたのだ。
こんなとこで油を売っているわけには…おお、陛下!
御機嫌麗しゅう!
油を売っているわけにはいかんのだ!
そうだ、名前をつけてやらなければな。
ふうむ、やはり英雄の名を借りるか。
男の子だからな、やはり龍狩りのゼッケヴァウムからか、いや人神のゲイルガーメットから取るのもよい。
かの名君エイレックディオスからもいいな。
はあ…早く帰りたい。
助言お願いします。