現実世界で必要のなかった雑学の知識で生き延びよう
とある夏の日、私はとある学校に行こうとしていた。私は受験生だったが自分の将来が全く見えなかった。別に好きな事がありそれを一生探究したいとも思わず、ただただ生きていた。唯一の楽しみといえば本を読むことと絵を描くことぐらいだった。
今日は異常に暑かった。真っ黒のアスファルトからもうもうと陽炎が上がり、汗のにおいが空気を漂っていた。
信号が青になり、道路の両側の人たちが一斉に歩き出した。私も歩き出し、道路の中間地点にさしかかった時、突然みんなが騒ぎ出し道の両端めがけて必死に走り出した。
私もつられて走り出したがそのどさくさの間、誰かに押し倒されてそのことに気づかない人々に踏みつけられた。やっと起き上がれると目の前にナンバープレートが急接近してくるのが見えた。その時のことをはっきりと覚えている。
『ああ、ナンバー覚えて警察に通報しよう...。』
と思っていたのを覚えている。まあ...警察には行けなかったがナンバーは覚えている。
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l異世界219 l
lし l
l 00.01秒 l
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って書いていた。
ふざけたナンバープレートだなって思ったとたん衝撃と一瞬の激痛ですべてが消えた。
......で...なぜここにいるんだ?
裁判所?みたいな所に今いる。ただ、裁判官が五十名ほど目の前で座っている。
私がここがどこか聞く前に一番目の前にいる男性がスッと立ち上がりすごくかっこいいハスキーな声でこういった。
「あなたは死にました。」
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初めて小説を書きましたnightshadeです。
初めてなので全然だめだとは思いますがよろしくお願いします。 こうしたほうがいいとお思いになられましたらぜひお伝えください。
三日坊主にならないよう頑張って更新します。