1-5 古き学び舎~エントランス~
ストックが溜まってきたので、急遽投稿します。
GM:さてと、そろそろはじめましょーか。
リャーチャ:よろしくってよ!
シュウ:ええでー。
GM:では、はじめますー。皆さんは村を出発して、遺跡へと向かいました。
シュウ:途中の道のりで、モンスターの足跡や痕跡が分かるかな? レンジャーとかで。
GM:では、レンジャーで足跡追跡判定どうぞ。
シュウ:(ころころ……)ほい。
GM:魔物知識判定も成功してますし、分かりますね。
リャーチャ:わたくしのおかげですわね。
シュウ:おー、せやなぁ。えらいえらい(棒)。
GM:遺跡に向かう足跡が複数、ボガード種が多いですが、一部不明の足跡があります。
シュウ:ふむ……まぁ、せやろな。ロベルトが会った奴らだけではないっちゅうことやな。
テンクール:ほぉ、なるほどなあ。
GM:ボガードは知能が低いからな……
テンクール:拳がうずくな!!
リャーチャ:気を引き締めないといけませんわね。
シュウ:ま、気をつけて行こか。
リャーチャ:などと言いつつアシュリーさんを見上げて鼻ピスピスします。
シュウ:アシュリーさんにも説明しとくでー。
アシュリー:「はい、気を付けていきましょう」
GM:では、遺跡にそのまま向かうという事で良いですか?
リャーチャ:では行きましょうか。先頭シュウさんで。
シュウ:ほいじゃあ警戒しつつ遺跡に向かいます。
テンクール:パチャを抱えます。
リャーチャ:抱えられます。
シュウ:テン、これからは接敵の危険性がある。すぐに動けるようにウサギは置いとき。
GM:はい、では遺跡に到着しますと……遺跡の外観から説明しましょうか。石造りのしっかりした平屋タイプの建物ですが、結構どころじゃなく大きいです。プレイヤー的な知識で言うと、そこそこ大きい図書館くらいのサイズかな?
シュウ:かなり大きいな……
ちなみに、イメージとしたのは地元の図書館でした。
リャーチャ:ランタンつけて下さい。
テンクール:点けます。
GM:入口は建物の右側。既に開いている状態ですね。
リャーチャ:開いてんのかー。
GM:開いてます、ばこーん! って感じで開いてます。
テンクール:開いてるな~。
シュウ:周囲のトラップを確認します
リャーチャ:それを見守ります。
テンクール:拳を構えて辺りを警戒します。
GM:入り口付近の探索でよかったですか? どうぞ。
シュウ:入り口付近やね、まぁ出入りがあるようだからそんなに仕掛けることはないやろうけど。(ダイスころころ)
GM:……達成値が13なら分かりますが、罠とかはない感じですね。
シュウ:ほい、じゃあ行こか
リャーチャ:罠ないなら行きましょう。
シュウ:待ち伏せされてないとええんやけどな。
GM:入り口から入ると、石張りの広間……いわゆるエントランスになっています。
リャーチャ:中の足跡とかは分かりますか? そういう技能ないけど。
シュウ:まぁ、それは俺の仕事やね。
リャーチャ:あとね、並んで歩ける感じ?
GM:広さはかなりあるので、5人くらいが戦闘しても問題ないレベル。
リャーチャ:ランタンつけてもらったけど、中ってわりと暗い?
GM:エントランス部分はガラス張りになっている部分が多いので、今のところはランタンがなくても大丈夫です。
シュウ:ガラス? 随分豪勢やね
テンクール:透明なのだな、これは高い!
GM:入り口から右側には扉、左奥は通路になっていて暗くて先は分からないです。
シュウ:「両手が使えんと困るから、リャーチャ頼むわ」
リャーチャ:じゃあフェアリーウィッシュしときます。(ころころ……)
判定の補助をしてくれる妖精を呼び出す妖精魔法であるフェアリーウィッシュですが、ルールブックEXやウィザーズトゥームを採用している今セッションでは、呼び出す妖精の属性によって追加効果が発生します。
リャーチャは光の妖精を召喚したので、周囲10mが明るくなります。
リャーチャ:「出ておいでさない。私の友だち。光の妖精さん!」とりあえずこれで1時間は明るいです。
GM:では……小さい妖精さんがふわりと表れて、リャーチャの周りをふよふよ飛んで、リャーチャの頭をぺちぺちする。
シュウ:……友達、なんだよな? ぺちぺちしとるけど。
リャーチャ:鼻ピスピスして妖精さんに応えます。
GM:どちらかというと、遊んで遊んで? って感じですね。
リャーチャ:「うふふ。今日も妖精さんはご機嫌ですわ。」
GM:嬉しそうに戯れてますね。
シュウ:光源は複数用意しといた方がええな。万が一の事を考えて。テンも戦闘の時は両手が使えんと困るやろ、片手でしか殴れんで?
テンクール:「誰かに持ってもらうか?」
アシュリー:「私がランタン持っていましょうか?」
テンクール:ランタンを渡すなら俺は投げ捨ててもいいたいまつ持つか?
シュウ:テン、両手は開けとけ。
テンクール:ふむ、わかった。
GM:では、テンクールのランタンは一時的にアシュリーが預かります。
テンクール:ランタンをアシュリーに渡します。
慣れている人には当然の行動なのですが、ダンジョン探索の際には複数の光源を作っておくのは基本の行動と言えます。
今回は初心者さんが混じっているのでやっていませんが、可燃ガスが湧き出しているからたいまつを持っていると爆発するとか、魔法を打ち消す結界があるから魔法の光が消えるとか……意地悪な罠を設置することがありますので、光源の種類を変えて準備することが多いですね。
シュウ:エントランスの床の足跡を確認。
GM:はい、探索どうぞ。
シュウ:そしたらスカウトで足跡判定するか(ダイスを振ると6の目が2つ)。
リャーチャ:六ゾロ!!
シュウ:おお、クリった! 私は何でも知っている!
テンクール:6ゾロすごい。
GM:ここ、変転してわざと1ゾロにしませんか? 経験値になるよっ!
シュウ:いらぬ(きっぱり)。
GM:ちっ……では分かりますが、右に向かう足跡。ボガードの足跡が残っています。
リャーチャ:きっとマスターは今、「あーこれショートカットされるかもしれん……」とか思ってるよ。
シュウ:リャーチャ、中の人がはみ出てるで
GM:左の方(通路)も足跡はありますが、ほぼ同じ数の足跡が出て行っているように見えます。足跡自体は右の方が新しいです。
シュウ:ふむ……右のほうが足跡が新しいな。敵が待ち受けてるかもしれん。
GM:十中八九はそうでしょーな(棒読み)。
シュウ:行くのは左として……そしたら右に罠でもしかけるか?
テンクール:その方が良さそうだな。
リャーチャ:罠は大事ですわ。よく同胞がかかってましたのよ。
シュウ:さすがウサギ、言うことの重みが違うな
リャーチャ:ボガートさん知能:低いだから引っかかるかもしれないですし、背後から来ても罠があれば時間稼ぎできますものね。
テンクール:罠仕掛けて誘き出して引っかけて殺すか?
GM:罠かけていいですが、どういう罠にするかはしっかり決めてくださいね?
シュウ:確実に潰すために、いなさそうな所からのクリアリングは必須や。鳴子か、単純に足引っ掛けるようなトラップかな、転倒狙いで
GM:鳴子ならいいですが、転倒は許可できないですね。設置するなら、ロープ10mと音が鳴るようなものを用意して、罠設置判定をどうぞ。スカウトかレンジャー+器用度です。
いきなり罠を準備するプレイヤー陣。ルールブックには罠を設置する判定がありますが、どういう罠があるかは書いてありません。
罠のデータはシナリオ集「挑戦! 魔剣が呼ぶ迷宮」に記載されているので、気になる方は買って読んでみましょう。
今回はプレイヤーが希望する罠を設置できるか判断し、許可を出しています。ここでシュウは判定目標値9の鳴子を設置し、さらに左側の通路に聞き耳判定を行いますが……
GM:では、シュウ。なんかいびきが聞こえる。
リャーチャ:寝込みを襲うチャンス!(ピスピス)
シュウ:では、周りに「シーッ」とジェスチャーしてから、「どうやら、この先でお休みしてるらしいで」
シュウ:「なるべく静かに行けば、不意打ちできるかもかも知れん」(以上ひそひそ声で)
テンクール:ワクワク。
シュウ:とはいえ金属鎧も着てへんし、あまり大声で話さなければ何とかなるかもしれん、まぁ注意して進もうや。
テンクール:忍んでいこうか。
リャーチャ:見つけた瞬間やっちゃいます?
GM:あ、ごめん。間違えてた。いびきは右の扉だ!
GM、痛恨のミス……左右を間違えて対応してしまいました。
シュウ:耳いいなぁ(笑)。
テンクール:後ろから寝息が!?
GM:恐らく、右の扉の先にいる奴らは完全に寝ちゃってて、油断してたのでしょう!(と言い切る)
シュウ:そしたら、右は寝てるみたいやし、さっき仕掛けた鳴子は左の通路に仕掛けたって事で、右に行ってもええか?
リャーチャ:(言っちゃったしなぁ、とGMは考えているに違いない)
心の声を読まないでほしいな!
GM:鳴子の設置ですけど、どんな感じで設置したかは決めてなかったですよね?
シュウ:まぁ、右って言ったような気がするけど気のせいだね、誤字多いからね、仕方ないね(目を逸らし)。
リャーチャ:わたくしは聞いてませんでしたわ!(目逸らし)
テンクール:そうだな罠は左に設置されてるしな!(目逸らし)
GM:そうだね、気のせいだね、じゃあ、進めましょうか(無駄にいい笑顔)。
修正をかけていますが、誤字や文字抜けがあるかもしれません。ご了承ください。
2017,09,07 副題の変更、一部キャラクターネームの修正