1-11 古き学び舎~地下1Fでの決戦~
遅くなり申し訳ございません。
ついにボス戦に突入です!
2017.10.04 次の部分が短かったので、統合して1つの話にしました。
~1ラウンド表 プレイヤーターン~
リャーチャ:このドレイクは真語なので回復してこない、魔法職殺しは魔法使わないから回復してこない、
よってその2体からつぶしちゃうしかないと思う。距離足りてるからパラミスを入れればそいつらには当たりやすくなるはず。必要ならアシュリーさんにファナテシズムしてもらうこともできるけど、回避下がるから、ね。
シュウ:後は、聖印がどこかでキーになるはずやから、その辺頭の片隅にいれとこ。
リャーチャ:ヴォーパルウェポンAをテンクールに物理+2点。してストーンガードをテンにいれる!
シュウ:テンさんから動いてもらって、打ちもらしか、倒せそうなやつの止めを刺すお仕事やな。
リャーチャ:じゃあムリアン飛ぶことにする。違う、呼ぶ。
シュウ:ムリアンって飛ぶん?
リャーチャ:飛ばないと思う! (ころころ)
シュウ:必中ってええなぁ(ムリアン先生の攻撃を見ながら)。
リャーチャ:ムリアン先生にそのままハイゴブ2体につっこんでもらおう。(ころころ)
GM:12点と13点のダメージだから、8点と9点もらいますね。
リャーチャ:ごめんね私のともだち、ムリアン先生……
テンクール:ドラゴンテイル・ビートルスキン発動。敵3人に尻尾攻撃!!
GM:どうぞー。
シュウ:「テン、俺の分も残しといてくれよ(にこにこ)」
シュウの怒りが天元突破。怖いよ……
テンクールの攻撃はハイゴブリン1体とドレイクナイト・フクスに直撃し……
テンクール:ダメージは19!
GM『はぁ……?』
リャーチャ:GMの良い声がしましたわ(爆笑)。
テンクール:すごい(笑)
シュウ:えげつないダメージ出すなぁ。ええでもっとやれ。
GM:素で「はぁ?」って言ってもうた(汗)。
リャーチャ:弱点分併せて21点かー。
GM:21点から4点減って、17点で、合計34点もらってるのか……
テンクール:フクスには24点のダメージ!
GM:20点もらいますね(遠い目)。
シュウ:(大爆笑)
リャーチャ:殺意の高さ。
テンクール:殺意は確かに高い(笑)
シュウ:フクスに対しての殺意なら負けへん。
リャーチャ:ドレイクよりもムリアン先生のほうが防護点高いとかどういうことなのデザイナーさん
GM:田中っちにツッコミやね。
続くテンクールの追加攻撃は同値回避も含めてすべて回避される結果に。
続くシュウの攻撃はGMの荒ぶる出目が影響してあっさり回避される結果となりました。
アシュリーは念のためにシュウにプロテクションをかけていました。
~1ラウンド裏 エネミーターン~
エネミーターン、初手はハイゴブリン2体がテンクールへの攻撃から始まります。
テンクール:「かかってこいやァァァー!!」
GM:(ころころ)出目が5と6だから、20と言って命中。
テンクール:(ころころ)
シュウ:クリッた!!
リャーチャ:テンクール愛されてるね、女神に。
GM:……ぉぅ、女神がほほ笑んだ。
シュウ:やばい、テンクール主人公や。
リャーチャ:主人公でしょう。当り前じゃない。そのためのキャラメイクしたもの。
テンクール:「この程度ォォ!」
GM:ハイゴブリン2もテンクールへ。(ころころ)こっちは達成値14か、回避どうぞ。
テンクール:(ころころ……)
リャーチャ:ひらりんひらりん。
テンクール:「は!そんなものかァァ!!」
シュウ:おお、今度は同値回避!熱いな
GM:同値回避……女神が演出に加担されておる。
GM:さーて……フクスは補助動作で“ヴィントシュティレ”で精神抵抗力+1する。主動作で“ヴィントシュートス”、ライトニングを2発発動。対象はリャーチャへ。
リャーチャ:「魔力撃なしとかかっこわるー」(ぽそ)ドレイク語で言ってやる!
シュウ:「リャーチャ、余計なこと言うなや! そっち言ったで!!」
GM:で……リャーチャ以外は6面ダイスを1個振ってくださいな。
ドレイクナイト・フクスは今回のボスとして、流派の秘伝を取得した魔物としてドレイクを改造しています。
基本コンセプトはドレイクと同じ魔法剣士ですが、習得魔法を真語魔法に変更、魔力撃を両手利きとマルチアクションに差し替え、そこに秘伝を追加しています。
回復ができなくなった代わりに、広範囲に魔法をばら撒く高火力型になっているので、事故の可能性が高くなってたり。
ライトニングは広範囲を巻き込みますが、ダイス次第で外れる可能性もあるランダム性の高い魔法です。
1発目はハイゴブリン2体とアシュリー、ムリアン先生。2発目も同じメンバーに直撃します。
リャーチャ:「手下巻き込んで撃つとかさすがドレイク(笑)ですわー」(ドレイク語)
フクス:「ふっ、褒められてもライトニングしか寄こしてやるものはないぞ?」(ドレイク語)
リャーチャ:「それ嬉しくないからいりませんわ!」(ドレイク語)
フクス:「ははは、なかなか面白いタビットのお嬢さんだな」
リャーチャ:「褒めても何もなくってよ!」(ドレイク語)
シュウ:うちのウサギは鼻ピスピスしてもふもふされて足ダンするのがお仕事なんやで
もっともハイゴブリンは精神抵抗判定に成功すれば魔法を無効化しますので、直撃しようがしまいが全く関係ないのです(にやり)。
結果的には、ダメージを受けたのはPC側だけでした。
~2ラウンド表 プレイヤーターン~
フクス:「そちらのパーティのマスコットか何かかね?」>シュウへ
シュウ:「うちの頼れる後衛やで。まぁ、ちびっこに大人気なのは否定せん」
フクス:「いわゆる……萌えという奴なのかね? 私にはよく分からないが」
リャーチャ:「ますこっとではありませんわ!賢者ですわよ!!」(ドレイク語) シュウさんにヴォーパルBをぺいって投げて自分にプライマリ。
シュウ:「リャーチャありがとな」
そんな茶番を演じつつ、ムリアン先生はハイゴブリンに必中攻撃を行ない、じわじわとダメージを蓄積していきます。
テンクールは主人公補正(?)で出目が爆発、ダメージロールも走って……
シュウ:生きてる? 生きてる?
リャーチャ:死んだでいいですね。
GM:ハイゴブリン2は尻尾でつぶされた。ぐちゃりと。
テンクール:「一匹排除ォォー!!」
シュウ:「テン、まだあいつが残っとる!」
リャーチャ:「ドレイクにはあまり入れすぎると竜化(笑)しますわ!注意してください」(ドレイク語)
シュウ:「リャーチャ、何言うとるか分からん」
フクス:「いやー、キミら楽しいねぇ」
じりじりと攻められるエネミー側。戦術に長けたプレイヤーが入るとGMは大変です……
~2ラウンド裏 エネミーターン~
フクス:「ふむ……この状況だと、先ほどと同じなら面白くないな」
リャーチャ:「そうですわ面白くありませんわ!竜になるとかかっこわるいですけど」(ドレイク語)
GM:補助動作で“ヴィントシュティレ”、主動作で“ヴィントホーゼ”。対象はシュウに、2回攻撃と、魔法行使でブラストを発動。
リャーチャ:「シュウさんに行くとかなにひよってんですかー」(ドレイク語)
フクス:「彼の血縁者がいろいろとやってくれたのでね? 意趣返しというものさ(にやり)」
リャーチャ:「だっさ、ですわー」(ドレイク語)
シュウ:「ほう、あのボケは俺も会ったら一発殴りたいんやけどな」
見直していると、2回の物理攻撃に1回の魔法行使とか、鬼のような性能だと思います。
もっとも、物理攻撃はあっさりと回避され、ブラストのダメージも……
GM:(ころころ……)ふぁんぶった。
フクス:「ふむ……? これは……」
シュウ:「クソオヤジが、余計なことしおって……(ギリッ)」
リャーチャ:「決まらないドレイクですわね!」(ドレイク語)
テンクール:「ぷっ!」
~3ラウンド表 プレイヤーターン~
シュウ:(中の人発言)今3ターン目で、次ターンテンクールの補助が切れるんで、このターンでアシュリーさんに戦乙女の祝福をお願いしておこう。で、このターンか、次のターンのダメージによってはフクスが竜化する可能性があるので、竜化前に倒しきれるように、ガンガン攻撃行こか。
GM:はいはーい、行動どうぞ?
シュウ:そしたら、アシュリーさんに補助で戦乙女の祝福で、対象はテンクール。主動作はリープスラッシュをフクスにお願いするで。出目を考えると、ハイゴブもワンチャン行けそうやけど……どないする?
リャーチャ:でも逆に抵抗されたら消滅ですから、MPの無駄撃ちになりますが?
シュウ:ならばフクスやね。ほしたらお願いするわ!
アシュリー:「はい、分かりました!」
GM:補助動作は戦乙女の祝福を……って、前に出ろってか!
シュウ:うん、やめよ!
テンクール:やめとこうか。
リャーチャ:GMが絶対なんかやらかす。前に出たらいけない気配を感じた。
GM:あたりまえやーん? (NPCいじめに定評があるGM)
シュウ:素直にリプスラだけでお願いしよか。多分、このターンか次のターンには竜化しそうやし、竜化してから回復してもろた方がええ。あっと、パラミス入れるならリャーチャ先の方がええか。
リャーチャ:じゃあいつも通りパラミスでムリアン先生に突撃してもらって、最後にそのままフレイムアローをドレイク(笑)に入れますわ。
シュウ:そしたら、リャーチャ、アシュリーさんの順番でお願いするわ。たぶん追加HPは40くらいや、このターンで落としきるで!
フクスの残りHPを推測するリャーチャとシュウ(の中の人)。追加したHPの数値をドンピシャで当てられた時、GMの背中を冷や汗が流れたのは内緒です。
リャーチャ、ムリアン先生、アシュリーが攻勢に転じ、じわじわとHPを削られます。そして、テンクールの攻撃で……
シュウ:恐らく予想だとHPは85点くらいかと。なので、全力であと25点削りきる勢いでお願いするで!
テンクール:了解だ! キャッツアイ命中+1に、風の翼で命中・回避+1!
シュウ:殺る気やな。ええぞ!
リャーチャ:「うちのテンクールを怒らせたことを後悔すればいいですわー」(ドレイク語)
テンクール:(ころころ)18!
GM:(ころころ)ぐ、パラミス分で当たった……ダメージを。
テンクール:(ころころ……)ダメージは18点。
リャーチャ:固定値16って……
テンクール:固定値は正義!
リャーチャ:怖い……
シュウ:固定値って大切やね(しみじみ)。
テンクール:(ころころ)追加攻撃も18で。
GM:(避けれないよねー……)ダメージどうぞ。
テンクール:筋力の指輪を砕きます。筋力+13で37になり、筋力ボーナス+2になります。(ころころ)ダメージは21!
GM:ふむぅ……
では、ドレイクナイト・フクスが持っている剣(生まれつき)に、ピシッとヒビが入る。
全員:おっ?
GM:(ころころ)うーん、とりあえず生死判定は成功か。
リャーチャ:生死判定きたー!
シュウ:生死判定! よっしゃ、さすがテン!!
リャーチャ:高揚していて状況を把握できていない感。
GM:では、戦闘はここで終了です!