1-10 古き学び舎~地下1F・過去と邂逅~
GM:多分、ちょうど降りきったところでここに来るかなー? 30秒ほどで降りきります。
シュウ:これは……上に上がるか、下で待つかの2択やね。
リャーチャ:仮想敵は下に来る方法があるのかどうか、なんていうのもわからんし、なかったとして向こうが飛び道具持ってればこっちは的になりますわ。
GM:奥に引っ込むと、攻撃はできない距離まで下がれるよ。。
シュウ:飛び道具で言うと、アシュリーとリャーチャしか攻撃手段があらんな。
リャーチャ:30mの距離で魔法の打ち合いなんてしたくありませんわ、GMGM。
GM:ほいさっさ。
リャーチャ:鳴子の位置からこの上の階に辿り着くまでの時間は1分30秒以上はかかりますか
GM:かかりませんね。迷いなく駆けてきているので、多分40秒くらい。
シュウ:まずは、俺らの行動指針。1、一旦奥に引っ込んで、ひとまずやりすごす。2、上に上がって、相手が待ち構える中、特攻。それぞれのメリットデメリットとしては、奥に引っ込む場合、根本的な解決にならない。ただ、敵が矢玉を消費してくれるかもしれん。上に上がるんは論外やな。敵の数も戦力も未知数な中、特攻はありえん。
リャーチャ:まあ敵も何らかの手段で降りてくるかもしれないですけど。羽根とかもってたりね。
シュウ:GM、足音で人数分かるか?
リャーチャ:警戒心がすごい。
GM:足音から3人くらいかな。軽い足音が2つと、結構重めな足音が1つ。な感じ。
シュウ:レベル5で生き残ってるんやから、警戒心があって当然や。
GM:じゃあ、この辺でちょっと進めていいかな?
リャーチャ:ええよ。
シュウ:一回、降りきるまで待とう
GM:では、降りきまして……足音が“止まる気配なく”穴に向かってきます。そのまま飛び込んできそう。
リャーチャ:ほうほう。
シュウ:飛んでくるかな? 落下ダメージ食らってくれるんやったらありがたいけどな。
リャーチャ:え、飛び込んでくんの? (口調乱れた)
シュウ:飛び込んで来そうやったら、即座にフィールドプロテクションかけてええ?
GM:シュウとテンクールは、奴らは飛び込んでくると感じるね。相手が着地しそうな場所も大体わかる。
リャーチャ:そこから離れたい。とっても離れたい。
テンクール:「さて行くか」
シュウ:落下地点をリャーチャとアシュリーに教えて、俺はテンと前出ておくわ
GM:準備する時間は30秒ほどありますので、それに収まる範囲で対応してよいですよ。
箇条書きではありますが、事前準備は以下の通りです。
1ラウンド:テンクール・ドラゴンテイル、シュウ・フィールドプロテクション、リャーチャ・バーチャルタフネスをテンクールに(片方はファンブル)、アシュリー・ファイアウェポンをテンクールに。
2ラウンド:テンクール・ドラゴンテイル(2回目)、リャーチャ・バーチャルタフネスをシュウに、アシュリー・プロテクションをテンクールに。
GM:では、おっけーかな?
リャーチャ:OKです。
GM:では……上の穴から何かが飛び込んでくる影が。
シュウ:おし、先制抜くで!
リャーチャ:なんだろう。魔物知識!
GM:合計3つ、それぞれ前衛2人の場所に。ただ、1つの影は落下速度をコントロールしているように感じる。落下速度を殺せず、飛び降りる2体は病的に蒼白く、巨大な赤い瞳を持つ、全身に不思議な紋様を持つゴブリンみたいな蛮族。もう1体は角を持ち、背に羽を持つ蛮族。
シュウ:厄介やな。最悪テンに飛んでもらうか。
GM:魔物知識判定どうぞ(すごく良い笑顔)。
リャーチャ:あー……(中の人は知ってます)。
飛び降りてきたのは、魔法に強い耐性を持つハイゴブリンと、蛮族の代名詞ともいえるドレイク。
どちらもリャーチャとアシュリーが弱点まで突破しました。
リャーチャ:ドレイクは竜形態になるのがめんどい。下手に削りすぎると竜なられてしまうから……
シュウ:落下ダメージの8点がGMの思いやりだとすら思えない。
GM:さて……シュウとテンクールなんだが、フクスの氏族に見覚えがある、または見覚えのある物を持っている。まずはシュウなんだが、こいつが持っている剣の片方が父親が持っていた剣と同じ種類の物だと分かる。
シュウ:「……!(ちょっと驚くが変わらないニコニコ顔)」
テンクール:「お前! まさか!!」
GM:で、テンクールなんだが……
テンクール:(言っといてあれだけどどれだろう?)
GM:幼馴染をさらったのがこの氏族だ!
テンクール:「お前かっ、お前の氏族か!言葉はいらん、死ねっ!!」
ドレイクナイト・フクス:「ふむ……私はキミたちに恨まれることをしたかな? 私の氏族はいろいろとしているが」
リャーチャ:『お知合いですかー』(ドレイク語)
ドレイクナイト・フクス:『知らんな』(ドレイク語)
リャーチャ:あれだっよ、使える外国語の国の人いると話したいやん!
リャーチャ:『そうですかー』(ドレイク語)
テンクール:「他のドレイクに幼馴染を攫われてなァ!」
ドレイクナイト・フクス:「そう言われてもな……どの娘が該当するか見当がつかん」
テンクール:「ナイトメアの女性をリルドラケンの里から攫ったはずだ!!」(幼馴染はリアクール・ランセリアっていいます)
ドレイクナイト・フクス:「……ふむ? 該当する者が多くて困るな」
GM:あ、ちなみにシュウの(……)もこいつらな。なお、同じ氏族なだけで、こいつそのものがさらったわけじゃない。
シュウ:「(殺気をこめた凄絶な笑顔で)そっちのアレ(剣)はどうでもええけど……こんな所で会えるとは思わなかったで。」
ドレイクナイト・フクス:「あぁ……あの巫の血縁者か。なるほどなるほど」 シュウを見て。
シュウ:「坊主憎ければ袈裟まで憎いっちゅうやつや。お前さんは知らんだろうが……」
リャーチャ:『だそうですー』(ドレイク語)
シュウ:「(スッと真顔になり)会ったら必ず滅ぼす、そう決めとる」
GM:では、シュウのそのセリフに対して
ドレイクナイト・フクス:「カカカッ! やはり貴様はあの男の血縁者だな、あやつのせいで我々の氏族も何人かやられている。こちらも敵の代わりとして相手してやろう」
リャーチャ:もりあがってるなー、って思ってピスピスしとく。これって何語なんだろう。
GM:あ、交易共通語です。
リャーチャ:ひ弱な陣族のために交易共通語を話してくれるとか、ドレイクって基本的に優しいよね。
GM:そうだよね。これ、ゲームデザイナーの恩情だよね。
シュウ:「あのボケはどうでもええ。あいつはあいつ、俺は俺や。まぁご挨拶はここら辺にして……ニコニコの目をカッと開いて)じゃあ、死合おうか」
ドレイクナイト・フクス:「来るか? ならば貴様の血縁者の剣術を持ってお前を駆逐してやろう」
リャーチャ:誰かにこのシーン絵にしてほしいよね。
GM:ということで、ドレイクナイト・フクスは流派持ちです。
リャーチャ:もういっそ誰かに動画にしてほしいくらいだよ。
テンクール:「は! 分からんならそれでいい!こちらはお前を殺すだけだァ!!」
GM:どんな技かは。特殊能力にのせておりますのでよろしく。
リャーチャ:(熱いなー。前の人たち。私は普通にエネミーデータ見て戦略考えてた)
リャーチャ:とりあえず、先制、先制をね……
GM:はい、先制どうぞ。
テンクール:よーしやるぞ~。
シュウ:よーし、先制ぬくぞー。(ころころ……出目4、4の達成値16)
GM:えー、この場合は同値なんだが、どうなるんだっけ(笑)
シュウ:これだけカッコよくして、期待値以上……(しゃがんでのの字書き出す中の人)
GM:プレイヤー優先ですね。そちらが先行でどうぞ。
シュウ:ありがとうございます。(土下座)。
リャーチャ:かっこいいシーンだったのに……(苦笑)