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GAME0~summer side~  作者: さいたチーズ屋
3/6

~SAVE3~

スパンが結構短いんですが四話目投稿します

よろしくお願いします


~SAVE3~


薄暗い中、僕たちの足音だけが響く

なんでショッピングモールなのに薄暗いのかはわからない

如月:「ん?なんか光ってる?」

数メートル先で黒いがピカピカと数少ないライトに反射する物体を見つける

木村:「まさか…あれは!」

木村が真っ先に駆け寄る

木村:「しめた!銃だ!」

その言葉を聞き、僕たちもそこへ駆け寄る

確かにそこには全員分の銃と弾薬があった

日暮:「ま、まさかショッピングモール内に銃があるとはね…あはは…」

まあそれはそうだろう、服屋のど真ん中に銃が散らばってるなんてどう考えても異様だ

木村:「如月、扱い方は知ってるか?」

如月「まあ、こんくらいなら」

木村:「じゃあ説明よろ」

如月:「えぇっと、これはMP5A4と言ってまぁサブマシンガンだね、使い方はマガジンをセットして、チャージハンドルを下ろして安全装置解除でトリガーを引くっとそんな感じだね」

酒蒔:「意外と簡単ね」

目覚:「それなら私たちにも扱えそうですね」

木村:「よし、じゃあ全員これ持って、家具のところまで行くぞ、あそこはベッドとか色々あるしな」

移動を始める、しかし何がおかしい

さっきより足音が増えている

その途端、誰が倒れる音が聞こえた

木村:「敵だ!」

木村がその言葉を発した瞬間に自分の足にもナイフが通る感覚が走った

僕は無我夢中でそこに乱射した

幸い敵は単独行動でここに迷い込んだらしい

死体が2つ

胸にナイフを刺された酒蒔と僕が殺した敵の死体だ

どこかに移動させるか話してた時に二人の死体は光となって消えた

そして頭の中には

『酒蒔千紗、死亡』

と響いた

どうやら同じクラスの人だけわかるらしい

木村:「くそっ、数少ないのに…」

日暮:「千紗ちゃん…死んじゃった…」

明らかに日暮は動揺している

木村「落ち着け!日暮!これはゲームだ!本当は死んでない!」

日暮:「き、きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」

木村:「まて!日暮!」

追いかけようとするが足が思ったように動かせない

それはそのはずだ

今僕の足は血で赤というより黒くなっている

数秒後木村が追いかけるがなぜかうろたえながら戻ってきた

そして暗闇の奥からヤンキーっぽいやつが日暮の首にナイフを当て出てくる

ヤンキー:「お前ら…いいもん持ってんじゃねぇか…それよこしてもらおうか…あぁ!わかってるよなぁ!?逆らったりしたら…こいつの喉掻っ切るぞ!!」

なんともセコい…ジャ○アンでも人質はとらないぞ!?

皆んなが銃を渡そうとした瞬間ある考えを思いついた

如月:「木村、考えがあるんだけど………ってどう?」

木村:「おまっ!?正気か!?」

如月:「どうせこの足じゃ役に立たない」

木村:「わかった、じゃあ頼む…」

ヤンキー:「おい!!何コソコソ喋ってんだ!早く渡せよ!!!」

如月:「わかったわかった、僕がそっちに渡しに行くから」

銃を持ってヤンキーに近づく

ヤンキー:「よぅし…お前が渡したら…こいつを放っ…!?なに!?」

言葉を遮るようにヤンキーに抱きつく

その際日暮を横に突き飛ばし距離をとらせる

その理由は…これだ

ヤンキー:「し、手榴弾!?」

そう、さっき銃と一緒に拾った手榴弾だ

如月:「後は任せたぞ!木村!」

もうピンは抜いてある

その言葉を発した瞬間、僕とヤンキーの間で大きく爆発する

最後に覚えているものは飛び散る自分の血と、目覚の悲鳴だけだった

彼女には伝えてなかったからなぁ…

そして僕の1日はここで終わった



SAVE4に続く…

初戦闘書きました

初めはそんなに長く書こうと思ってなかったので

このくらいかなと妥協しました

では次話もお楽しみにm(_ _)m

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