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蒼き神話  作者: 焔 天章
初等部
9/20

8話 そして修行(遊び?)

いろいろ立て込んで遅くなりましたスミマセン

   8話    そして修行(遊び?)






 「そしてこっちが俺の婚約者藤白 咲(ふじしろ さき)だ。」

 「改めまして宜しくね。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ・・・・・・裏山


 「じゃあ修行を始めるぞ。」

 「って・・・ちょっと待って!」

 「どうしたんだ蛍火?」

 「どうしこうしたもないわ。

  イマイチさっきの話が理解出来ないのだけれども、少し整理させて。」

 「おう」

 「つまり貴方の本名は(青噛達哉)ではなく蒼獅焔ってこと?」

 「ああいうことだ。因みに能力は創造と破壊。 魔眼もないぞ。」

 「どういうこと?」

 「どういうこととは?」

 「何故あなたは魔法のことを能力と言うの?」

 「そもそも、獣人(ビースター)魔人(マジックスター)てのはこの世界に来た難民達の一種の先祖返りなんだ。龍神は生物のトップだったこともあり獣人(ビースター)は龍神族の末裔

  逆に魔人(マジックスター)は自然の法則を捻じ曲げる力すなはち魔法を使うから神族の末裔だ。

  両方使えるのは先祖が龍神族と神族のハーフだ。因みに蛍火の祖先を含めた最初の難民達の迫害された理由はハーフだってことだぞ。

  だから蒼獅族であるおれには魔眼がなければ魔法も使えないその代わりに能力がある。これは、魔法と魔眼と合わせたようなものだと思ってくれればいい。」

 「私の祖先はハーフだったから両方使えるよ。得意魔法は回復。 魔眼の色は白だよ~。 

  焔君が今生活をしている家の隣に住んでいたからもともと仲が良かったんだけど私の方から告白して今は婚約者として過ごしているよ。」

 「じゃあ何で貴方は力を隠してたの?」

 「今この世界では蒼獅族は存在を表舞台から消しているから名乗れないというのと、ただ単に力の差が他とありすぎるから抑えているだけだ。」

 「はぁ~分かったわ。それで貴方はこのことを私に話してどうするつもり?もしかして私にあなたの下につけなんていうつもり?」 

 「それはどっちでもいい。出来れば俺が作った組織に入ってほしいが無理維持はしない。後で詳しく話すからそれを聞いてきめろ。」

 「そう。・・・分かったわ。話を止めてゴメンなさい。続きをお願い。」

 

 「じゃあ修行の説明をするぞ。内容は鬼ごっこ。

 ルールは簡単鬼はお前ら二人逃げるのは俺一人俺を捕まえたらお前らの勝ち捕まえきれなかったら俺の勝ち。

 お前らは魔法など何でも使ってよし。俺は体術のみ。

 範囲はこの裏山全体制限時間は1時間な。スタートは5秒後じゃあスタートで。」

 「えっ・・・そんな直ぐに追いかけていいの?」

 「うん、焔君だから大丈夫だよ。

 よ~し今日こそは捕まえるぞ‼ 伽凛ちゃん頑張ろうね!」

 「そんなに難しいの?」

 「うん。やってみれば分かるよ。

 もう始まる、伽凛ちゃん気をしっかり持って力をフルに出して。」

 「えっ何で?」

 「いいから早くして。」


 そう言って咲は詠唱を始めた。


 『~我は羅業の祖となりし者そして全てを護りし者となり全てを照らす光りとなる目覚めよ白銀白虎(はくぎんびゃっこ)~』


 そう言って咲は全力を開放した。咲の体を覆う服は白銀に輝く着物に変わってお尻から尻尾が生えていた。咲の体からとてつもない魔力を放出し、相当な威圧感を出している。


 「さぁ早く伽凛ちゃんも全力を出して。」

 「えっでもそうしたら貴方の魔力とぶつかってここら辺の建物が消えてしまうかもしれないわよ。」

 「咲でいいよ。大丈夫焔君の結界があるから。」

 「わ・・・分かったわ」


 そう言って伽凛も全力を開放した。


 『~我は求む全てを蹂躙せし圧倒的な力をその全てを焼き尽くす烈獄の翼と共に我に捧げよ炎熱の朱雀(えんねつのすざく)~』

 

 そう言って伽凛もまた本気を出したその時だった。始まりは唐突にやって来た。


「来た!」


 全力を出した二人が立ち上がる所か膝立ちすら出来ない程の重圧が二人に襲って来た。

べ・・・別に何も先のことを考えてないことはないですよ。

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