5話 焔と咲の関係
5話 焔と咲の関係
学園に蛍火が来てから一週間がたった。蛍火は容姿も良かったため学園2大美女が学園3大美女に進化した。学園では施設案内をして以降は対して接触もなく平穏な日々が続いていた。
休日・・・・・・
「ほ~むらく~ん、あ~そ~ぼ~」
「ハイハイ今行くから少し待っとけ」
「あれ、今日は隠れないんだね? しかも出掛ける気まんまんだね。何か理由があるの?」
「理由は2つある。 第一に、俺も蛍火の家に行くつもりだったということ。」
「俺も・・・? どういうこと?」
「お前も蛍火の家に行くつもりだったんだろ? だったら一緒に行こうと思って待ってた。」
「凄い・・・どうして私も行くって分かったの?」
「俺も少し気になっていたからな」
ピキッピキピキピキッ・・・急に辺りの温度が下がり空間が氷出した。
やばッ!これはいけないやつだ。
「ねぇ焔君、蛍火さんの事が気になるってどういうことなのかな・・・? もしかしてもしかしなくても浮気ですか? 私という婚約者がいながら浮気ですか?・・・ねぇ?どうなんですか?」
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閑話休題・・・
俺と咲は生まれた時から親同士が仲が良くいつも一緒にいた。 だからいつ咲のことを好きになったかと聞かれても自分でもよく分からない。
ただ家は家のルールが多くありその内の1つに婚約者を決めることがあったので俺は咲を選んだ訳であり、咲はもともとただの一般人であった。今では俺と修行をしている。
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閑話休題・・・
「ち・・・ち違う! そういう意味じゃなくて、あいつはまだ俺達に何か隠してる気がする。」
「・・・何かって何?」
「さぁ? そこまでは俺も分からん。 それに、あいつが蛍火家の長女ならちゃんと挨拶に行かないといけないからな。」
「確かにね。 それで第2の理由は?」
「それは・・・・・・」
「それは・・・?」
「CM2の後で。」
ズコッ・・・
「ガッ○リマンデーじゃあないんだよ!」
「冗談だ・・・多分」
「早く言って。」
「ハイハイ・・・それはな・・・・・・
そろそろ家の中に隠れる場所がなくなって来たから。」
「オオー」
パチパチパチ
「拍手すんな」
「でも今度からいつでも遊んでくれるってことだよね嬉しいな、ありがとう!」
そう言いながら咲は俺に抱きついて来た。
「ほら、そろそろ行くぞ。」
「うん!」
そう言って俺達は蛍火の家に行った。
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その頃蛍火家
「クシュン・・・」
「お嬢様何かありましたか?」
「いや、少し寒気がしただけ気にしないで。」
「はい・・・・・・。」