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失われた宝石  作者: 田貫うどん
第一章
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工場見学 その1

登場人物おさらい


エモ:主人公で槍遣い

ヒュドラ:魔法使い

レンシー:司祭



モスグリーン町で工場見学することになった。

次の日の朝、もう一度工場まで行く。

今日は晴れている。

気分も晴れやか、足取りは軽い。

あの門番が言ってた通り工場を見学させてもらうことになった。


案内人「ようこそ、見学ですね、こちらへどうぞ」


営業スマイルで微笑む女の人、その笑顔とは違い工場内は薄暗く、なんとなく牢屋にでもいる気がした。

後についていくと扉の前で止まり、この中で着替えてくださいと言った。

食品工場は衛生管理がしっかりされていなければならない、外部から入るにはそれなりの準備が必要になるらしい。

さっさと着替え、変な恰好と笑うエモ。

さらに先へ進む通路、そして階段をおりていく。

降りた先は大きな空間になっていて空気が循環し風が吹き出ている、そして同時に奇妙なにおいが気になった。

一つの扉は作業部屋、もう一つの扉は休憩室、その他に四か五の扉がある。

こちらへと言われ更についていく。


ヒュドラ(以下:ヒュ)「工場内って思っていた以上に殺風景だな」


レンシー(以下:レ)「綺麗とはお世辞にも言えませんが、こんなもんでしょう」


案内人「ここで色々な物が作られています。この隣の部屋で箱詰めされています」


作業部屋の中の一つの区画。

分担された作業、人もそれぞれの位置についている、所謂ライン工ってやつだ。

死んだような目をしている。仕事は大変なのだろう。

部屋の奥には下に続く階段があったがその前までくると、この先には行けませんと案内人。

こういう所になにか秘密があるんだよとヒュドラはエモに囁いた。

案内人が一通り説明した後に戻る時、ヒュドラは階段が気になってこっそり見に行った。

明かりが消えている階段、長いのか短いのか不思議な感覚を覚える。


ヒュ「これは、魔法だな」


先には行けないよう魔法を仕掛けている。階段をいくら降りて行っても下の階にはたどり着けないというものだ。

何故こんなところに?

まぁいいかとヒュドラは戻っていった。

次は食堂にやってきた。


案内人「これが新商品です、試供品なのでどうぞお試しください。これで見学は終わりになります。作業着は入口にいる係員にお返しください。それではごゆっくりどうぞ」


出してきた物を手に取り見る、どれも美味しそうなものばかりだ。


エモ(以下:エ)「沢山あるね、どれにしようかな」


レ「少し気になります」


ヒュ「俺もだ」


エ「わ、私も気になる、カロリーが」


レ「そうじゃないんです、怪しくないですか?」


エ「何が?」


ヒュ「彼女が入れ乳かどうかだろ?」


レ「違います、何か明らかに隠している物があると思います。」


ヒュ「人は誰にでも隠し事はあるものさ」


レ「そうですが・・・」


その時食堂のドアを開け作業員が二人が獣人を引き連れ厨房の方へ向かって行った。



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