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失われた宝石  作者: 田貫うどん
第七章
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Mortal その2

誰にも言えない秘密はある。

それが他愛もない事ならば笑って過ごせるが、そうでなければ知った人はどのような顔をするのだろう。

アイツなら笑ってくれるかな、君はもしかしたら泣くかも知れない。

今言う事ではない、その時が来たら自分から告げよう。

大丈夫、たぶん受け入れてくれるはずだ。


たった数秒目を閉じただけだが、頭の中では長い時間考えていたようだった。

声をかけられハッとした。大丈夫だ、まだ大丈夫。

らしくない?きっとそう見えているだけだろう。



エ「どこ行っても教会は目につく場所にあるね」


レ「そりゃ当たり前ですよ。隠れた場所にあったら分かりませんから」


ニ「税金の無駄使い。もっと働けよって思う」


レ「ニアスそれは酷い誤解ですよ。私だって一生懸命やっているんですからね」


ヒュ「それはこの旅の同行が仕事だと思ってんすか?そうなんすか?」


レ「そうではありませんが」


ヒュ「今も給料貰ってるんだろ?俺はそんなもの無い」


レ「確かに貰ってますよ。でも旅の資金は殆ど私が出しているじゃないですか」


エ「そうだっけ?レンシーごちそう様」


ニ「ごちです」


エ「なんだかレンシーがパトロンに見えてきた」


レ「エモ、どこでそのような言葉覚えたんですか?まさかヒュドラから?」



今エモ達がいる島はブラウン島といわれるリゾート地。

周りは海で囲まれ近くに小さな島などはない孤島である。

この島の南側にある町は発展していて旅行者が多い。

一方北側の港ではない場所は崖になっていて容易に入ることはできない。

更に中央より北東へ行ったところには立ち入り禁止の洞窟が存在する。

洞窟の存在を知っている島民は殆どいなかったが、知っている者もあえて行くことはしなかった。

貯蔵庫のような使われ方をしてたらしいのだがそれは今の南側で生活するようになってからは放置されている。

どこの町でも昔は住居が点在していた。

どうしてこのような山奥に集落があるのって思う事があるが、生活の質が向上し山奥だと利便性が無いということでより人の多い場所へ移ることになったのだ。

因みにこの洞窟は現在教会が管理しているが、数十年も放置されている。

今回はこの洞窟が舞台となると思いきや物語に何の意味も持たないので終わりに。



教会についたので駐在している司祭に何か無いか聞いてみた。


ブラウン島の司祭「ここ最近人が襲われる事件が多発しているんですよ。皆重症ですが、命だけは助かっています」


どこかで聞いたような話だ。

確かあれは・・・「第三章 気づかないのは罪 その2」と似ている。

しかし今回は死人は出ていないが重症だ。


レ「これも宝石の影響ですかね?」


エモ達に問いかけるがこれだけの情報で答えが出るはずがない。

今までの旅で宝石の欠片を手にしていた者は何かしらの影響を受けている。

効果は様々なのでこじつける事などできないが、予め影響を受けていると思い込んでしまわなければ宝石を見つける事も事件を解決することもできない。

犯人がもし手にしていたのなら早急に対処しなければ被害は拡大する一方だ。


レ「被害者に話を聞いてみましょう」


エ「じっちゃんのな、」


レ「エモそれ以上は言わせませんからね」


ニ「名探偵はここにいるぞ!おー」


レ「ヒュドラどうにかしてください」


ヒュ「無理です」



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