俺的桃太郎
昔あるところにおばあさんとおじいさんが住んでいました。
おばあさんが川へ洗濯に行くと川から超巨大な桃が流れてきました。
おばあさんはおじいさんとそれを二人がかりで家へと運びました。
おじいさんが必死に桃を二つになんとか割ると中から金髪の不真面目そうな男が出てきました。
「なんだここは? 線香くせえじじいとばばあだな」
男は桃太郎と名乗り毎日町へ行き女遊びに明け暮れ、おばあさんとおじいさんは心底頭を痛めました。
そんなある日おばあさんが心労で倒れおじいさんは何とか追い出せないかと鬼ヶ島に行かせることを思いつきました。
「お~い、桃太郎どうやら鬼ヶ島には鬼の美少女がいて宝も一杯あるようだぞ? だからこのきび団子をやるから行ってみてはどうか? 頼む!」
おじいさんはそう言い頭を下げ桃太郎にきび団子を差し出しました。
「へ~鬼の美少女かおもしろそうだな、行ってやるぜ。それとこんなきび団子じゃ役にたたねぇだろ!」
桃太郎はそう言いきび団子を奪い媚薬をつめこみました。
こうして桃太郎はきび団子(媚薬入り)を持ち町へと趣きました。
そして町娘をだましきび団子(媚薬入り)を食べさせました。
「はぁはぁ……私はあなたの犬です」
「私はあなたのサルです」
「私はあなたのキジです」
こうして犬、サル、キジ(町娘ABC)を仲間にしました。
「おら、がんばらねえと海に沈めるぞ!!」
「ひぃぃ~!!」
そして桃太郎は船頭を脅し船に乗り鬼ヶ島へと向かいました。
「む? だれだ?!」
「す、すみません! 私この島に迷い込んでしまって、これをあげるのでどうか見逃してください!」
そう言い犬(町娘A)は鬼に頭を下げきび団子を差し出しました。
「む、なんだこれは?」
こうして桃太郎の思惑通り鬼の女の子たちはきび団子(媚薬入り)を口にしました。
それから桃太郎は鬼たちをハーレムに加えその島にある宝で豪遊し暮らしましたとさ。
めでたしめでたし――――。